2016年05月26日
第二種電気工事士技能 これは・・・欠陥になるのか???
追記更新
平成29年度より軽欠陥はなくなり、下記状態は欠陥となり不合格となります。
平成29年度より軽欠陥はなくなり、下記状態は欠陥となり不合格となります。
うーん?? これは欠陥になるのか?
おそらく皆さんも一度は経験があるかも知れない写真のようなレセプタクルの取付。
これは欠陥になりますか?
まずこのままで試験が終了したとしたら
(レセプタクルの極性が逆なので重大欠陥で一発アウトの接続ですが今回は接続の際の長さに注目します。)
さらに軽欠陥が1つ採られることになります。 なぜ?
試験センターの合格判断基準の中に軽欠陥の項があり
「カバーが適切に閉まらないもの」
が挙げられています。
写真を見ると明らかにカバーを締めていくと電線を押さえた状態になり最後まで閉まらないことになってしまいます。
では
被覆を下まで下げたら?・・・
被覆を下まで下げると今度はレセプタクルの台座から絶縁被覆が見えてしまうことになり
これまた軽欠陥となります。
引掛けシーリングの軽欠陥の例と同じです。
重大欠陥と軽欠陥の例を把握しておきましょう。
自分では気が付かない欠陥を講習会でカバーしましょう!
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