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2021年09月07日
褒めること、認めること
From ヨッシー
「やってみセ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」
この言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
叱ることより褒めることの方が人を動かすということを実践した山本五十六海軍大将の残した言葉です。
実はこの言葉には続きがあります。
そこには人を大きく成長させるための大きなヒントがありました。
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
人は誰しも自分以外の誰かから認めてもらいたいという欲求を持っています。
誰かに自分を認めてもらえることで嬉しくなったり、自信がついていったり、勇気をもらえたりするのです。
「愛」の対義語は「無関心」だとも言われます。
「最近、なんだか綺麗になったね」
「あれ、ちょっと髪型を変えた」
「お、前と比べると、とても上達してるね」
なんて言葉をかけてもらえるだけで、自分に関心を持ってもらえていることがわかって、とても嬉しくなってきます。
「毎日、すごく努力しているのがわかるよ」
自分が誰にも言ってない努力の跡をわかってもらえたりすると、やる気もグングン上がっていきます。
「褒める」ことで「人は動く」ようになるのですが、あまりうまく褒めることができなかったり、褒めることが白々しく感じたりする人は、ぜひ、その人のことを「認める」言葉をかけるようにしてみてください。
「認める」ことで、自信を持って行動を起こせるようになって「人は育つ」のです。
相手の存在や行動をしっかり観察して、気づいたことを口に出して伝えてあげるだけです。
「君の笑顔は素晴らしいね。その笑顔がたくさんの人に元気を与えるよ」
こんなことを上司に言われたら、どう思うでしょうか?
きっともっといい笑顔をふりまいて元気な挨拶をするようになるかもしれません。
大きく自信を伸ばすことで、仕事や勉強がより捗るようになるかもしれません。
ちょっとした声かけだけでも、人の心は大きく変わり育っていくことができるのです。
相手の心に愛の栄養を届けられるような言葉かけを習慣にしたいものです。
そいて自分自身のことを褒めたり認めたりすることも忘れないでください。
自分を動かしたり自分を育てたりするのは、自分に対する言葉かけだったりします。
小さな努力、小さなステップアップに気づいて、自分自信を大きく育てていきたいものです。