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2019年01月20日

No.29 DIYの加工精度とボール盤

こんにちちわ。

普段は図面を書いたら、公差範囲内に部品が出来上がってきます。
それに甘えてしまっていたことを痛感します。
作成方法を考えながら検討する。
当たり前のようで当たり前でないですね。

以前、木材でソファを作りましたが、本来であれば木組みで作りたかったんです。
ただ加工精度が出ずに金物に頼る結果になりました。
No.6

構造物を作るうえでは、穴あけ精度、特に穴の垂直度が必要と考えてボール盤を購入しました。
購入したボール盤はRYOBIのTB1131Kです。
13mmまでの穴が垂直に開けれるようになります。

届いた時には2段積みです。
DSC02536.JPG
1段目。

DSC02537.JPG
2段目。

DSC02540.JPG
全品。

DSC02551.JPG
組み完。

お値段2万円くらいです。

リョービ(RYOBI) 卓上ボール盤 TB-1131K 木工24mm 鉄工13mm 4091131

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ただ、ひとつ惜しいのはこれ、中が防錆処理されていません。
音的にはだいぶ静かです。掃除機とか、洗濯機なんて全然比較にならないです。下手したら電子レンジと同じレベルです。
賃貸暮らしにはもってこいです。

ただ、パイプの中が防錆処理されてないのが残念です。
実際問題、中からの浸食が先か、それとも外からの擦れやら、やれが先かは微妙なところですね。

あとは、板材等の加工はできません。
なので結局手持ちドリルもきちんと使えるようにならないとですね。

まだ作り途中ですが、次は工具箱をお伝えできたらと思います。
2019-01-20 23.30.55.png

ほんとはここまで終わらせて作ろうと思ってたんです。
以上。
加工精度を高めたいという話でした。
posted by だっち at 21:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | DIY

2019年01月06日

No.28 Fusion360で木材の強度シミュレーション【DIY】

こんばんわ。
今現在使っているCADソフトは、Fusion360をスタートアップライセンスで使っています。
今のところ、収入が一年間で52円という驚異の金額なので、スタートアップを名乗るのもおこがましいですがね!
無料で3DCADが使えることにまず感謝なのですが、それを踏まえての不満点が、リンク機構の検討が難しいということと、今回の記事で深堀する弾性材料、特に木材の強度計算ができないことですね。

リンクについては2次元CADか、手書きで考えるのもありなのでいいのですが、強度計算ができないのは3次元CADを使う意味がないくらいクリティカルなことだと思います。
そのため、今回は仮想的に材料特性を作って強度計算をしてみたお話です。

木材の強度計算ができない理由としては、木材の異方性が挙げられます。
厳密にいえば金属でも異方性があり、しぼり加工等を行う際には議論の対象になるのですが、木材はそれがだいぶ大きいです。

結論から行きましょう。
対策としては、異方性を考えない方向で行きます!
何せ趣味のものですしね。その代わりに安全率を取るのがエンジニアリングです。

さて、Fusion360では物理マテリアルというものを使って材料の固有値を指定するので、それを作ります。
今回解析するのは設計途中のベッドのフレームです。
物理マテリアル作成(1).png

マテリアル→物理材料を管理から、新規に作成します。
圧縮強度を入力して完了です。
今回は、SimulationWoodMaterialという名前で作成しています。
熱特性は引き継いだものなのでなんでもいいんですが、機械と強度欄はきちんと入力しています。
物理マテリアル作成(2).png

作成したら、シミュレーション上で材料を指定します。
物理マテリアル選択.png

その後は拘束条件と荷重条件を指定します。
負荷条件は頭が30 [kg], 腰に60 [kg], 足部に 60 [kg]という、成人男性2人分を一人に換算した大柄の人を想定しています。
計算結果が以下です。
それぞれ、安全率、応力、変位の図です。
安全率.png
応力.png
変位.png

安全率が出てくるのは大変ありがたいですね。
安全率が最小で2なので、大丈夫です!
荷重条件がそもそも安全側にとってあるので。

あと、こういう構造体で問題になる変位なのですが、これも一番変位するところで1 [mm]ですので、問題ありません。
そもそも一番真ん中で1 [mm]の精度を出せるかすごく微妙な話です。
今回は木組みで作るのでちょっと手間取りそうですね…。

壁面に収納できるベッドを設計中ですので、次はベッドを出したときに足が動くようにリンクを設計したいと思います。
ほんとはそこまで終わってまとめたかったんですが、なかなか難しいです。
他のを見てみると別にリンクを使わずにピンだけでやってそうなんですが…。
あきらめた場合そうなりますが、ひとまず頑張ってみようと思います。
posted by だっち at 19:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | DIY

2018年12月30日

No.27 LenovoのIdeapad720sのキートップ取り外し【備忘録】

こんにちわ。

いよいよ今年も終わりそうです。
今年は暖冬でなかなか雪が降らなかったのですが、一気に来ましたね。
やっぱり雪が降ると冬って感じがしてテンション上がります。

このブログを見返してみると、やっぱり定期的に更新しているときの方が文章的にもやる気が見えますね。
来年はきちんと週一で更新しようと思います。

さて、新年を迎える前に、きちんと大掃除をしようと思いまして、自分のノートPCのキートップを外して掃除した話です。

DSC02376.JPG


元をたどれば半年ほど前に、我が家の愛猫の花丸に、コーラをこぼされたのが発端です。
ぱっとふけるところはすぐに拭いたんですが、キーボードの中にも入っていたようです。
最初のうちはどうってこともなかったんですがいつの間にやら徐々にボタンが戻ってこないようになってきていました。
だんだん重くなっていったので気づきにくかったんですが、F2キーが押しっぱなしの状態になってしまったので、この度きちんと清掃しました。
キートップの上部分が外れるようになっていて、折れるなら下半分の部分なのでもし参考頂くなら、上から攻めてください。
まぁ、実際Fキーの4点中1点を折ってしまったんですが、問題なく使えているので、1個くらいは犠牲にするつもりでも問題ないかもです。お気軽にどうぞ!

手順としては、キートップを外して、無水エタノールで清掃して、修道部をグリースアップです。
キートップを外すための精密ドライバーがあると楽です。100均一で売ってます。
グリースはタミヤのギヤを買ったらついてくるやつです。
プラスチック部品には使いやすいです。
あっても、溜まっていく一方なので積極的に使っていきましょう。

ideapad720Sのキートップは、パンタグラフとキートップを締結している場所は4箇所、上2か所が外れるようになっていて、下2か所が引っ掛けるようになっています。
なので、折れるとしたら下2か所です。
外したのは、Tabキーと、QWEA、F1~5の計10個です。
TABキーは、針金が入っているのでちょっと特殊でしたが、すべてにおいて、折れるとしたら下2か所です。
上から外していけば基本は折れません!

DSC02385.JPG


イラスト書いてみました。

img8.jpg


@~Cがキートップとパンタグラフの締結、(1)~(4)がパンタグラフとPC本体です。
外す順番としては、@,A→B,C→(1),(2)→(3),(4)という手順でないとどこかしら折れると思います。
年内は本日しかないですけど、ぜひぜひ新しい気持ちで新年を迎えてください!
posted by だっち at 16:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録

2018年12月23日

No.26 フレスコ画もどきをやってみたかった話【DIY】

こんばんわ。
最近Kindle Unlimitedに再入会して、元を取ろうと必死になっています。
最近眺めていて楽しいのは、宗教関係の書籍です。

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ビジュアル図解 聖書と名画 [世界史徹底マスター]




西洋的な宗教は、聖書の解釈の範疇でオリジナリティを出しますし、東洋的な宗教はなんでもありって感じです。
なんだか東洋人像と西洋人像と逆な感じがして面白いですね。
ないものねだりっていうのは人類共通なのかもしれません。

さて、今回の本題は木材の強度検討についてです。
普段仕事で扱っている鉄鋼類と違って自然物の木材は、強度検討が一筋縄ではいかないです。
鉄鋼の場合、材料が均質なので最低保証強度がはっきりでます。
それに大体は、見た目よりも強度が大きいことが多いです。見た目に不安を感じなければ大体OKです。ざっくりとは!

で、木材になると結構持ちません。
最近初めて知った、フレスコ画の真似事をベッド底面にやってみようと思って、底面は床材で敷き詰めたかったんですが、意外にもたないようなので、備忘録として残しておきます。

梁の長さを$l = 500 [mm]$、荷重$P = 588.6 [N]$、梁の断面は長方形断面で、横方向を$b [mm]$、高さ$h [mm]$、安全率$S [-]$とします。
木材の許容応力は繊維方向、モードによって違います。
許容応力度及び材料強度
ここから、長期に生ずる力に対する許容応力度(単位$N/mm^2$)は、圧縮が$(1.1 F_c)/3$、引張りが$(1.1 F_t)/3$、曲げが$(1.1 F_b)/3$、せん断が$(1.1 F_s)/3$です。
$F_c, F_t, F_b, F_s$は、それぞれ圧縮、引張り、曲げ、およびせん断に対する基準強度です。
日本ツーバイフォーランバーJAS協議会の表中、SPFを用います。
今回は曲げを考えるので、$F_s = 28.2 [MPa]$として、$\sigma_s = (1.1 F_b)/3 \approx 10.32$より、許容曲げ応力度は$10.32 [MPa]$とします。

maximaで梁の断面の幅b,高さhを変数とした時の応力の等高線を、示したものが以下です。
l_500(b,h).png
梁の長さ$l = 500$の場合

l_250(b,h).png
梁の長さ$l = 250$の場合

そうなんですよね…。これだいぶ厳しいです。
2×4くらいじゃないと無理そうですので、今回はフレスコ画もどきはあきらめようと思ったお話でした。
posted by だっち at 22:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | DIY

2018年12月16日

No.25 複雑系入門の読了【備忘録】

こんにちわ。
タイトル通り、複雑系入門を読了しました。
最後に畳みかけるように、複雑系入門の概念を叩き込まれてきた感じの構成になっていました。
複雑系は、一言で定義されるものでないことはわかりました。
エントロピーが複雑さ。みたいな、なんというか府に落ちてない部分が多いので、精進します。

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一番刺さった言葉は、金子邦彦さんの読者へのインタビューから、『手軽な入門書を何冊も読むより本格的なものをじっくりと読むこと。流行にまどわされないこと。研究を死にものぐるいでで楽しむこと。まわりの情報にまどわされずに自分の世界を作るようにし、しかし、その結果はオープンにし批判を仰ぎ、ひとりよがりにならないようにすること―――などと難しそうなことはとてもいえたものではないが―――。』です。

そうですよね。周りを見ながら、それでも自分を主張することは大切ですよね。
やれること、やりたいことは積極的に発信していって、もっともっとブラッシュアップしていきたいですね。

ニューラルネットワークの活性化関数にカオスを生み出す非線形関数を用いることで、解が一つに収束しないようにするというのはとても面白いと思います。
例に上がっていたパターン認識では、やはりある一定の解を得たほうが良いと思うのですが、例えば車のフロントパネルや、橋の構造など、意匠が必要なようなものこそ有効な気がします。

実際にウサギが匂いを嗅ぐときに、ニューロンの集合体の反応がカオス的な反応をしていることが指摘されているらしいのですが、人間もそうだと思います。同じ思いでを想起しても、その時のコンディションによってはいい思い出だったり悪い思い出になったりはよくありますもんね。

読んでる途中に次の本を選定したので、次はリチャードドキンス著「利己的な遺伝子」を読みたいと思います。
posted by だっち at 21:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録

2018年12月09日

No.24 「複雑系入門」。複雑系に入門しました。【人工生命】

こんにちわ。
最近本を読み始めて、大分いい感じに知識が増えていっているので、週一くらいでは残していこうと思います。

現在読んでいるのは、井庭崇 福原義久(1998) 『複雑系入門』です。

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複雑系はとてもおもしろいです。
数学であり、哲学であり、工学です。
というか、数学よりも抽象的な概念な気がします。
セルオートマトンを見始めて、その底知れなさを感じます。

僕が生まれる前に初版が出ているのですが、今まで出会わなかったのがとても後悔される一冊です。

さて、本書は複雑系の具体例がどんなところに繋がっていくか、そこにつなげるために次にどのような本を読んでいけばよいかが示されていてとても楽しいです。

中でも今までのところで残っているのはセルオートマトンの$\lambda$パラメーターと、複雑適応系、あとは、DNA等の生体に関することです。

複雑系が有名になったのはおそらく経済学に用いたサンタフェ研究所からなのですが、どうやらあまり経済には興味が持てないようです。
他の分野から繋がっていくことを期待してどんどん深くを目指していこうと思います。

$\lambda$パラメーターは1次元セルオートマトンに用いられ、セルが取りうる状態を$K$,近傍の数を$N$,遷移規則の内で静状態になる数を$n_q$としたときに、
$\lambda = (K^N - N_q)/ K^N$
と定義されます。

すべての遷移規則($N^K$通り)の内、静状態に陥らない確率と言えます。
さて、これを用いた具体的なところまでは、本書内では書かれていないのですが、次のステップが記されています。
それが、なかなかボリューミーです。
$\lambda$パラメーターとカオスの縁に関してだけでも、以下の文献があります。
・Christopher G.Langton, "Life at the Edge of Chaos", Artificial Life II , SFI Studies in the Sciences of Complexity, Vol.X., Addison-Wesley, 1991
・Chris G.Langton, "COMPUTATION AT THE EDGE OF CHAOS:PHASE TRANSITIONS AND EMERGENT COMPUTATION", Physica D 42, 12-37, Elsevier Science 1990
・Wentian LI, Norman H.PACKARD, and Chris G. LANGTON, "TRANSITION PHENOMENA IN CELLULAR AUTOMATA RULE SPACE", Phisica D 45, 77-94, Elsevier Science, 1990
・伊東敬祐, 『カオスってなんだろう』, ダイヤモンド社, 1993
・高橋智, 「セルオートマトンにおけるカオスとフラクタル」, 『カオス』, 合原一幸 編, サイエンス社, 1990

複雑適応系は主要人物2人の定義が違うってのがなんでや!って感じです。
マレー・ゲルマンの定義では『スキーマをもとに行動するシステム』。ここで、スキーマとは『環境から得た情報から具体性を省いた一般的なルールを圧縮して保存するもの』です。
ジョン・ホランドの定義では、『多数の適応的エージェントから構成されるシステム』で、この適応的エージェントがゲルマンの定義する複雑系です。
さて、この複雑系ですが、遺伝的アルゴリズムに繋がっていきます。

また、遺伝的アルゴリズムを考えていくと、話は生体に及んでいきます。
高専に在学中に一応生物もやっていたのですが、こんなに興味はわきませんでした。
やはり、興味があるときに学ぶと楽しいですよね。あのときの先生には少し誤りたくなりました。
ちゃんとやっとけばよかったなぁ…。と
覚えておきたいのは、細胞$\ni$染色体$\ni$DNA$\ni$A, T, G, Cってところです。
生体情報は、4種類しかないんですね。それでも電子デバイスに比べれば多いんですけど。
さて、人間のDNAは約300億文字から構成されていて、その中で、身体の設計に関する部分を遺伝子と予備、1つの遺伝子は平均DNA2000〜3000文字と言われています。
さてさて、これに関するの次の書籍はリチャード・ドーキンスのDNAの川、利己的な遺伝子を読んでみたいと思います。
利己的な遺伝子とは、ダーウィンの進化論を遺伝子レベルで語るもので、自然淘汰の単位を個体や群れではなく遺伝子のレベルに注目して、展開する説である。
ドグラ・マグラの脳髄論を思い出しました。

まぁ、つらつらと書いていますし、インプットもしていますが、工学者的な観点からすぐに使える案が出てこないということで、もっともっと深くまで知らないとだめですね。
posted by だっち at 15:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 人口生命

2018年10月24日

No.23 NationalGeographicの購読とセルオートマトンを用いた専用ラックの設計【人工生命】

お久しぶりです。
何年遅れか分かりませんが、セルオートマトンにはまっています。
Pythonのライブラリが充実しているので、画像を作るのがめちゃくちゃ簡単です。
まぁ、車輪の再開発ですが、2次元セルオートマトンを実装して画像を楽しんでるくらいなのですが、それがかなり奇麗なので最近購読を始めたNationalGeographicのラックを作ろうと思います。

ラックのポンチ絵はこんな感じです。
LackAss'y,RestRoom_CreatedByDAO.png
詳しくは作り終わって図面とともに載せますので、ご期待あれ!

NationalGeographicは、写真が美しい月刊誌です。
売り上げの一部は世界の探検家等々のスポンサードに充てられているみたいで、なんだかとってもワクワクします。
写真も奇麗です。まぁここら辺は偏見込みなのでご参考までに。
さてさて、きちんと読む本には、落書きを加えながら読みたいタイプなので、紙雑誌で買っているのですが、これを管理するラックにセルオートマトンを使ってみようかなって感じです。

1次元セルオートマトンの概要と実装は人工知能に関する断創録が一番かなと思います。
さて、上のサイトで実装されてはいるのですが、Python初心者の僕がすべてをおんぶにだっこではいつまでもPythonが使えるようになれないので、自分で実装してみます。

Cの配列と違って、Pythonのリストは型が関係なくなんでもかんでも入ります。
型を考えなくていいのですが、画像として扱おうと思うと明示的でない分微妙な感じです。
また、動作もどうやら遅いらしいです。
ので、NumpyライブラリとPILライブラリを使って実装していきます。
あとはセルオートマトンの境界条件は0パディングです。
最上位と最下位ビットはそれぞれ0を入れて次の世代を計算します。

アルゴリズムの大まかな指針としては、
ルールを2進数に変換(array_ruleとする)。
計算するiビット目は、前の世代のi-1,i,i+1ビットを10進数に変換し、array_ruleの該当する要素番号を取り出す。
これを指定の世代まで繰り返します。
最後にこれを画像化して終了です。

1次元セルオートマトン、は3ビットのパターン、Rule0~255までありますが、代表的なものについての言及はありますが初期値に関してまとめられているものがないようです。

工学的に興味深いのは、Rule184の渋滞解析。
それっぽいのを見失ってしまったので、Wikipediaですが…。
前のビットが経っていたら止まって、立っていなかったら進みます。
渋滞解析や、群衆雪崩の解析に用いられているようです。
車については、2次元でも使えることがあるかもしれませんが、3次元への拡張と、斜め方向への移動も考えなければならないため、これがそのままってわけではないですが…。
群衆雪崩という言葉も知らなかったですが、明石の事後から使われている言葉みたいです。

生物学的にはRule90の模様。
Canvas(2)一次元セルオートマトン
これ貝の模様にイモガイの模様みたいらしいです。
これをみてぱっとそれを思った人はいったい誰なんですかね。
最初に気が付いた人のテンションがちょっときになりますが、確かにって感じです。
イモガイは猛毒らしいです。なんだか素晴らしい無駄知識を手に入れていっています。

で、計算機科学的にはRule110のチューリング完全。
これきちんとまとめられているサイトが見つからないんですよね。
完全チューリングマシンを再現できることなんですが、要は有限メモリで計算ができるということみたいです。そして原著論文がUniversality in Elementary Cellular Automataです。
これきちんと読もうと思いつつ…。
まぁ、今作ってるものが終わったら読んでいく予定です。

そうなんですよね。Ruleについては結構まとめられていますけども、初期値での分類はあんまりないのでこつこつやっていきます。
というか、組み合わせ的にも初期値で研究するほうが圧倒的に時間がかかりますもんね。
スペクトル解析で1/fゆらぎの研究とかもあるみたいで、ほんとに研究しようとしたら一生かけれそうですよね。
適度なところで打ち切ろうかなと思いますけど、なかなか刺激的でした。

ひとまずは、初期値199まででやってみて個人的に好きな模様をピックアップです。
Rule30は初期値58。
initial_value58.png


Rule90は初期値47。
rule90_47.png


Rule110は初期値115。
initial_value115.png



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手作り・DIYランキング
posted by だっち at 16:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 人口生命

2018年08月16日

No.22 Debian9で、Bluetoothスピーカーの使用【備忘録】

こんにちわ。
先日Debianを使い始めたのですが、コマンドラインの使い心地が良すぎてがんがんハマっていきます。
マウスを使わずにほとんどの作業が完結するのはいいことですね。
…ググらなくてもやりたいことがやれるようになれば!

まぁ、ちょっと見栄を張ってますが、コマンドラインを云々を差し引いても軽快な動作が可能なのと、どこまでも設定ファイルをいじれてしまえて楽しいので、Debianばかり使っています。

普段使っているBluetoothスピーカーを使うに当たってハマったポイントを残しときます。

現象としては、ノイズが乗りまくって、なんならpc付属のスピーカーの方がストレスがないくらいでした。
最初に聞いてたのがlofiだったので、割と長い時間気づかなかったのですが、Debian初心者にはちょうどいいかなと思って対策してみることにしました。

今回の記事は時間があるとき(会社の通勤中等)にでもきちんと理解してまとめようと思ってます。
というか、英語がわかる方がいらっしゃたらぜひとも、まとめていただきたいところではあります。
下にきちんと読もうと思っているサイトのリンクを張っておきますので、お願いします。

さて、やることは、UbuntuにBluetoothで接続したヘッドセットがA2DPプロファイルを適用するための設定と全く同様です。
Debianをインストールした際にプリインストールされている、Bluezでなく、GDMがpulseaudioにBluetooth接続していることが問題のようです。

GUIからは、GDMのBluetooth接続のプロファイルのようなので、全く意味がありません。
罠ですね。
ので、default.paを作成して、GDMのBluetooth接続を無効にして、BluetoothのプロファイルをA2DPに変更できるようにする。とのことです。

ちらっと見た感じでは、Debian wikiのまんまな気はするので、きちんと追っていけばわかる気がします。
ということで、きちんと読もうと思ってるのは、以下のページです。
BluetoothUser a2dp
archlinux
Bluetooth Speaker not doing A2DP Ubuntu Gnome 17.04

これ関係は多分、はまる人が少ないんでしょうね。日本語の情報が少なかったです。
というか、そもそもBluetoothのスピーカーをpcで使ってる人がすくない気もしますしね。

蛇足ですが、Bluetoothで遊べるようになりたいので、隙間を見て読み進めようと思っているサイトが以下になります。
無線通信規格の基礎
Bluetoothのはなし(4)

ということで、とにかく手を動かした。という話でした。
posted by だっち at 17:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録

2018年08月13日

No.21 Ruby のための Debian9 + win10デュアルブート【備忘録】

今回の記事は、win10とDebianのデュアルブートと、DebianにRubyの開発環境を導入するまでです。
Linuxをいじるのがほぼ初めての体験ですので、結構道のりは長かったのですが、なんとかこぎつけました。
サブタイトルをつけるなら「ビープ音の向こう側」です。

1.Rubyとwindows
そもそも、LinuxでRubyの開発環境を構築しようと思ったのは、windowsだと謎のエラーが出るとの噂を聞いたからです。
上げだしたらキリがないくらい検索したらヒットします。
でも、僕は以前そんな状況になってはいません。
強いて言えばサーバー立ち上げるときの勉強になればなぁというくらい。
8割型響きの問題ですね。
かっこええやん。
サーバーで使うんだったら保守的と噂のDebianが、勉強するにはいいかなぁと。
創設期からあるらしいDebianだったら、これから先も長く使えるかなと思ってDebianを選択。
そうです。ふわっとした感じでやり始めました。

2.Debianのインストール手順
基本的な流れは、USBにイメージディスクを書き込んで、そこからインストールって流れです。
これについては結構情報があるので、とりあえず参考にしたサイトを以下に示します。
Debian GNU/Linuxインストールガイド
Narrow Escape
ただ、何も理解せずにインストールしたら、USBにブートローダーをインストールしてしまい、詰まってしまいました。

3.ブートローダについて
 見切り発車で何事も勧めていく僕が最初に詰まったのは、ブートローダーをUSBにインストールしてしまったことでした。
けたたましいビープ音と戦いながらたどり着いたのがUbuntu日本語フォーラムの掲示板です。わかる人なら一行でわかる説明があります。
「HDDのMBRへgrub2を再インストールして下さい。」
もちろんわからない人だったので、更に検索をします。
ブートローダについて分かりやすかったのが、Fedora Users Forumです。
理解できれば上の一行がすべてですね。エレガントな一行です。

次に詰まったのは、Ubuntu日本語フォーラムにも書かれているWinのエントリーポイントがないというものです。
さて、単語さえ抽出できればgoogle先生の力が使えるので早いですね。
grubにチェーンロードできるように設定をします。
実際の設定方法は、GRUBでブートできない。のまんまです。

あ、あと、なんだかエラーさえも文字化けしていたので、Linux OS - Debianのいろいろ(文字化け修正編)を参考にきちんと見えるようにしました。

3.NICの設定と有線ポートについて
今回の一番のイライラポイントがこれです。
NICのインストーラーがデフォルトではなかったため、NICなしでインストールしたのですが、使っているpcに有線ポートがないことに気が付きました。
これ、途方にくれます。
NICのドライバーをDLしようとするためにインターネット接続が必要で、インターネット接続するためにはNICのドライバーが必要です。
完全に詰んだと思いながら見るターミナルはとても切ない気持ちにさせてくれます。
そんな中見つけたのが、DebianでWifiのドライバをインストールする。です。だいぶ励まされました。
結局クリーンインストールしてしまったんですが、ビープ音を聞きすぎてゲロ吐きそうなときに励まされました。

4.GUI環境
 はい。Debianインストール終わり。あとはRubyをインストールして…。っというところで、ブラックスクリーンから動きません。はいはい再起動。と繰り返すこと3回。
もはや三回目には、スーファミを起動するときに似た、祈りの気持ちとともに再起動したのですが、ブラックスクリーンは変わりません。
いろいろやってるうちに起動できるようになったのですが、未だ持って謎です。
startxでブラックスクリーン、xinitだと入力不可のコンソールは立ち上がるのですが、文字化けしたlogしか残らなかったです。
よくわからないですが、GNOMEをアップデートして2回くらい再起動したときに何故か起動しました。
これ、わかる方がいたら教えて下さい。
startxで起動しようとしたときには、[Xorg](EE)systemd-logind:faild to get sessionのlogと同じエラーで止まってました。
英語を読んで行けばわかるんですかね?僕は途中で心が折れました。お願いします…。そしてごめんなさい。

5.Rubyのインストール
 概要としては、バージョン管理ツールのgitをインストールして、Rubyの管理ツールrbenを使います。
ただ、Cコンパイラがなくて、makeコマンドが使えないという、全く同じ状況の方のブログを参考にしました。[Rails][Linux]Railsをインストールする

6.Vimのインストール
今ここです。
あとはVimをRuby仕様にカスタマイズしたら終わりですが、区切りのいいところまでやって書くとそのまま放置しそうなので、今からカスタマイズはやっていこうと思います。

全部で2日かかりましたが、ひとまずこんなところです。
色々な方の知恵と文章に、技術的にメンタル的に助けられたので、この記事が誰かの助けになれば大変うれしいです。
やりきると達成感半端ないので、とりあえずやってみるのが良いと思います。
以上、「ビープ音を超えたら大変な達成感がある。」という記事でした。

お盆休みの間に今読んでる本はやっつけたいなぁ。



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手作り・DIYランキング
posted by だっち at 19:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録

2018年08月01日

No.20 Sony Cybershot RX100M6の購入【アルバム】

こんにちわ。
最近はインプット期に入ってしまい、更新が滞っていました。
やはり、区切りをつけてちょこちょこ出していかないとですね。

あとは、残業が多くなってきてるのもありますが、結局は時間の使い方が下手なんでしょう。

さて、現在インプットしているのは、人工知能と人工生命の基礎の中で一番理解できていない部分である、スケールフリーネットワークを理解しようと、参考文献内にあった、The Origins of Orderを読み進めながら、プロを目指す人のためのRuby入門をやりながら、エンジニアのための理論でわかるデザイン入門を眺めているところです。

どっぷりつかればつかるほど、わからないことは増えていくのがたまらなく楽しくて、はまってます。
機会があれば、ひとまとめにしてしまおうと思います。

さて、今回の記事はそんな中で、アウトプット強化用に買ったコンデジです。
連写速度に惹かれて買ったのですが、まだ連写を使うには至ってません。

ただ、気軽に持ち運べるサイズっていうのがだいぶうれしいですね。
カメラを持ってるだけで意識してなかったものをちゃんと見てる気がします。

20180728_00027.JPG
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20180731_00002.JPG

今までnikonを使ってたので、Capture NX-Dを使ってました。
UIは圧倒的にNX-Dの方が良くて、動作も軽いのですが、sonyのImaginEdgeは元画像と比較しながら別窓で現像できるのがいいですね。
動作重いんですが、なんだかグラデーションに強い気がします。

もうすぐImageDataConverterという現像ソフトのサポートが終了するみたいで、一応使ってみたんですが、恐らくImaginEdgeの方しか使わないですね。

…という、カメラ自慢でした!笑



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