ここでは電撃文庫のライトノベル、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」、1巻のネタバレをしていきます!
ここで紹介しているのは概要だけです。
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン、1巻の詳細はこちら。
次:ねじ巻き精霊戦記、1巻のネタバレ!(天鏡のアルデラミン)
ネタバレを控えたただの「感想」記事も書いています。
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン1巻レビュー!
それでは、1巻のネタバレをしていきます!
<ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン、ネタバレ!(1巻)>
イクタ・ソロークとヤトリシノ・イグセム(ヤトリ)は高等士官学校に入学するため、試験に向かいます。
試験会場へ行く船へ乗り込み、同じ試験を受ける仲間5人が顔を合わせます。
イクタ・ソローク:いつも気だるげ。でも頭脳はキレる主人公。男。
ヤトリシノ・イグセム:帝国屈指の2刀流使い。頭脳もかなりのもの。女。
トルウェイ・レミオン:凄腕の風銃使い。イケメン。成績優秀。
マシュー・テトジリチ:頑張り屋。小太り。他の登場人物たちが凄すぎて陰になりがちだけど、マシューも人並み以上の実力は持っている。めげない。とても頑張り屋。男。
ハローマ・ベッケル:他の4人は17歳だけど、このハロは19歳。優しいお姉さん。イクタにしばしば口説かれる。その度にヤトリやシャミーユが止めに入る。衛生兵を志望。女。
この5人です。
しかし、試験会場へ向かう船が夜中に大時化に遭い、難破してしまいます!
船の中には小さな女の子も相乗りしていました。
緊急事態なので脱出ボートで避難しようとしますが、この小さな女の子が足を滑らせてしまい、海へ堕ちてしまいました。
これをイクタ・ソロークが助け出し、小さな小舟は夜の、それも大時化の海を漂流することになります ――。
<上陸!>
難破した船が陸地に不時着。6人は全員生き延びることができました。
女の子の名前は「シャミーユ・キトラ・カトヴァンマニニク」。なんと帝国の第三皇女でした!
寝床と食料を確保。
そして自分たちが敵国、「キオカ共和国」に流れ着いてしまった事を知ります。
・(主人公たちの国、「カトヴァーナ帝国」と隣国、「キオカ共和国」は現在戦争中です)
シャミーユは自分を助けてくれたのはイクタだと知りました。
イクタがハンモックを作っていると、シャミーユが来て手伝います。完成したハンモックに寝転がると空にはキオカ軍の空中部隊の「気球」が見え、慌てて2人は隠れました。
<敵に見つかる!>
夜。シャミーユが起きて外に出ると敵兵に見つかってしまいました。イクタが帝国からの亡命者を装い、キオカ兵を油断させ、その隙にトルウェイとヤトリが敵を始末しました。
<キオカからの脱出!>
キオカから気球を奪い、イクタ達はそれを空へ浮かべます。
イクタがキオカ兵に変装し、別のキオカ兵の上官と接触。他の5人もひきつれて、「気球が乗っ取られた。気球を乗っ取った犯人はこの5人を帝国へ返すことを要求している」と嘘をつきます。
(実際は気球に誰も乗っていません)
そのままキオカ兵のフリをしたイクタは上官をうまく丸め込んで、6人揃って堂々と国境を渡って帰国しました。
<帰国後>
帝国へ帰ると、リカン中将という軍人が死地へ赴く場面に出くわしました。イクタはリカン中将を止めようとしますが、結局叶わず。
リカン中将はそのまま戦死してしまいました。
その後、イクタ、ヤトリ、ハロ、マシュー、トルウェイの5人は皇帝から「帝国騎士」に叙勲されます!
軍人志望のヤトリ達には願っても無い名誉でした。しかし、イクタは軍人にだけはなりたくありませんでした。帝国騎士に叙勲されたということは軍人になる義務が生じてしまいます!
ここからイクタの人生は大きく狂うことになるのでした。
シャミーユがイクタの身元を調べ、彼がかつての英雄、「バダ・サンクレイ」の息子であることを看破します。
しかし、シャミーユがイクタの母親へ話題を移すと、我慢の限界が来たイクタはシャミーユに手を上げ、またしてもヤトリに取り押さえられるのでした……。
<軍での生活>
軍に入ってもイクタの怠け癖と口八丁は治らず、ヤトリとトルウェイはそれぞれ頭角を現してきました。
そして三カ月の基礎訓練期間が過ぎ、5人は本格的に士官としての訓練を受けることになります。
5人はそれぞれ40人からなる小隊を預けられました。
イクタが受け持った「光照兵第三訓練小隊」の曹長、スーヤ・ミットカリフ。彼女はかつてイクタと関係を持った女性の、娘でした。(イクタは熟女好き)
かつて顔を合わせたこともあり、その時にスーヤから「絶対にあんたを許さない。二度と母の前に顔を出すな」と言われていました。
やがてペイント液を使った模擬戦訓練をすることになりました。小隊3対3の戦いで、マシュー、トルウェイ、イクタの3人とヤトリ、サリハスラグ大尉、スシュラフ中尉の3人が戦うことになります。
サリハスラグとスシュラフは2人ともトルウェイの兄です!
<模擬戦開始!>
完全にイクタたちをいじめるつもりの模擬戦でしたが、
余分な荷物を途中で捨てる、ダメだと思ったらすぐに戻って道を選び直すなど、奇抜且つ冷静な判断をイクタは下していきます。
一方、その指揮を見ているスーヤにはイクタの行動の良し悪しすらよく分かりません。
そしてイクタ達はヤトリ達の部隊より先に陣地を構えます。
イクタ達は氾濫し、流れの荒い川の向こう側に陣地を作り、模擬戦が始まりました。
イクタ達は何故か氾濫している川の「上」を渡って攻撃をしかけ、不意を突き、相手を退けます!
実は、イクタ達は予め川の水面下に木で橋を作っていました。
更に、スーヤは敵を追撃しようと提案しますが「え?君たち追撃できるの?」と冷静に答えます。自軍の隊形がすっかり乱れていて、追撃は厳しい状態だということに、スーヤは言われて気づくのでした。
初めのうちはツンツンしていたスーヤの言動も、イクタの有能さを見せつけられ、だんだん和らいできました。
<シャミーユのピンチ!>
シャミーユが連れ去られ、模擬戦が中断。ヤトリとイクタがシャミーユを助け出します。
シャミーユを襲ったのは戦死したハザーフ・リカンの教え子たちでした。
<イクタに託された役割>
シャミーユがイクタを呼び出し、カトヴァーナ帝国の今後の事について話し合います。
帝国はもう最盛期を過ぎ、未来を望めるような状態ではありません。
そこでシャミーユはキオカとの戦争に敗北し、敗戦の内圧によって国を再興しようという妙案を企てていることを告白します。
「上手に負けるのだ、ソローク。帝国内の浄化のために適度な外圧が加わるよう、負けた後もキオカからの干渉を制限できるよう、絶妙な力を残して敗戦を迎えるのだ。 この役目はそなたにしかできない」
こうしてイクタの約束された敗北への道が始まりました ――。
<1巻終了>
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン、1巻の詳細はこちら。
アニメの感想記事:
ねじ巻き精霊戦記、3話の感想!(ムカデの頭には毒があるから、きちんと取ってから食べましょう)
ねじ巻き精霊戦記、2話の感想&ネタバレ!(いよいよ血生臭い本性が……)
ねじ巻き精霊戦記 1話感想!(ナンパと難破を同時にこなすイクタさんェ…)[天鏡のアルデラミン]
ねじ巻き精霊戦記、4話のネタバレ&感想![天鏡のアルデラミン]
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image