八幡浜Diving

　先進７カ国（ G 7）デジタル・技術相会合で注目を集めるのが、対話型人工知能（ A I ）「チャット GPT 」への対応だ。
利用者の急増に呼応し、個人情報保護など規制の議論が各国で活発化する。
一方、過度な規制は技術の進化を阻む恐れがある。
チャット GPT はインターネットのデータを A I が学習し、文章や画像を作成する「生成 A I 」の一種だ。
人間の様に受け答えをして質問からもデータを収集し、利用者の知りたい事を察知する事で的確な回答をしている。
高い利便性を備えているが、ネット上や質問から大量の個人情報を収集しており、プライバシー侵害に当たるとの批判が強い。
欧州連合（ EU ）の「一般データ保護規則（ GDPR ）」違反と指摘されており、イタリアが一時的な利用禁止を決め、ドイツも規制に向けた動きが伝えられた。
只過度な規制は A I の研究開発や、A I が齎す効率化を邪魔し兼ねない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愛媛新聞　解説から
問題点と有用性を早急に炙り出し、バランスの取れた規制の在り方の共通認識を作れるか如何からしい。