1日に取るカロリーの3、4割を占め、特に若い人や喫煙者は多く食べている事が、東京大の研究で分かった。
超加工食品は、複数の食材や調味料などを配合し工業的に製造した、加工度合いが非常に高い食品。
脂質や食塩を多く含み、蛋白質や食物繊維、ビタミン、ミネラルは少ない傾向がある。
研究グループの村上健太郎・東京大助教(栄養疫学)は「食べ過ぎると、食事全体の質が低下する恐れがあります。肥満や死亡のリスクとの関連も報告されています」と注意を呼び掛ける。
そして夫々の加工度を「未加工・最小限の加工」から「超加工食品」まで4段階に分類した。
超加工食品を多く食べる人は、喫煙や運動不足など健康に悪影響を与える習慣を他にも持っている可能性がある。
他の生活習慣の影響を統計上除いた場合でも、肥満などのリスクが高い事は海外で報告されてきた。
国による食生活の違いや、何を超加工食品と見做すかと言った分類の難しさはあるものの、世界では超加工食品が健康に与える影響に関する研究が進んでいる。
愛媛新聞 暮らしから
超加工食品は食べ過ぎると健康に悪影響を与えるリスクがあるらしい。
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