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登場人物 / 可楽


記事
【鬼滅 if 現代編】第10話「盃」 [2023/02/08 21:49]
殺しに行った相手に、逆に窘められて帰るという顛末は、燈子の短い生涯の中でも特に忘れ得ぬ記憶として刻まれる事となった。いつの間にか降り始めた小雨は次第に強くなり、敗北感に打ちひしがれた燈子の頭を、追い討ちをかけるように小突き回す。 「あーあ、何やってんだろ、私」 濡れた制服に体温を奪われ、何度もブルリと震えながら、足は自然と可楽の居る道場へと向かっていた。 「で、可楽に会ってどんな顔を向けるんですか??ありのままに全て話しますか?それとも、何も無かった事にして..
【鬼滅 if 現代編】第8話「噺」(はなし) [2023/01/12 22:21]
『この尾形清十郎、齢はとっても、腕に年はとらせんつもりと、長押(なげし)の槍を小脇に抱え、ツカ…ツカ…ツカ〜ツカ〜ツカ〜ツカっ!!』 『おいおい、待っておくれよ、先生!!この長屋ぁ、そんなに広くないでしょうよ??ここからソコまで、精々が三間ぐらいだ。ツカ、ツカ、ツ〜で止めときなよ!!』 「うはははは!!楽しいのぅ!!」 今、私の隣の席で、可楽が普段の言動からは想像もつかないほどの大声で笑っている。 私自身、すっかり忘れていたが、可楽は弱体化したとはいえ..
【鬼滅 if 現代編】第4話「鈴割り」 [2022/06/06 19:20]
「…で、可楽の事は『護身術の先生だ』って言っといたわ」 「そうか、弟に足取りを追われていたか…」 「もちろん、親には絶対に言わないように、キツく念押ししといたけど…」 「まぁ、家族と同居している時点で、露見するのは時間の問題であったからな」 昨日、弟の善照に放課後の行動を追跡されていた次第を、燈子は焦り半分、怒り半分の面持ちで可楽に報告した。脅しが効いたのか、一夜明けてから下校の時刻に至るまで、善照は特に何も言ってはこなかった。 「今後は家での振舞いに細..
【鬼滅 if 現代編】第2話「岩の柱」 [2022/05/12 23:50]
「た・お・れ・ろぉぉぉぉっ!!」 「こらっ、やめなさい!!なんなんだ、君は!?」 太腿へのミドルキック、脹脛(ふくらはぎ)へのローキック、鳩尾(みぞおち)と金的への前蹴り、爪先への踏みつけ、そして側頭部への跳び回し蹴り…その全てを防がれて、燈子の焦りは頂点に達していた。 路上格闘の王者となる為に、そのデビュー戦として彼女が選んだ対戦相手は、身長が2メートルはあろうかという巨漢だった。 (体躯の差など、特には問題にならんだろうと思っていたが…これは迂闊だった..
【鬼滅 if 現代編】第1話「蹴り鬼」 [2021/12/23 00:57]
地面に蹲って呻き声を上げていた三人のチンピラが、やっとの思いでヨロヨロと立ち上がった。何かしら捨て台詞でも吐くかと思ったが、私の方を振り返りもせずに身体を引き摺りながら去って行った。 それを見届けるようにして、事の一部始終を木の影から覗いていた視線の主が、私の前に姿を現した。 年齢こそ六十歳を過ぎた感じではあるが、切れ長の鋭い目つきと豊かな白髪が、時代劇に登場する剣豪を連想させる。 男は作務衣の襟元を正しながら、確かな威圧感を纏ってゆっくりと私の前に進み出た..

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