2010年10月11日
お赤飯蒸し
今朝はさわやかな青空になったよ。
と裏腹に左ひざと右ひじの打撲と裂傷がまだまだうずく。
怪我をして、改めて体は色々なところに接触していると気づかされるもんだねぇ。
10月10日は、岐阜にある実家近辺ののお祭りだ。
親戚を呼んでお祝いをする。
そのお祝いの席にお赤飯を頂くのだが、その注文が実家のお店にくる。
毎年の恒例なので、帰省して手伝う。
朝の2時頃から蒸しはじめないと、お昼までに間に合わない。
せいろに約2升のもち米と、前日に茹でた小豆を混ぜて蒸す。
蒸すのに使うのは、おくどさんだ。
かれこれ、40年以上は使っている年代物だ。
燃料はプロパンだ。
大鍋には約30L以上の水を張り、おくどさんでお湯を沸かして蒸気を作る。
お赤飯を蒸すのは前半25分蒸し、途中、塩水を混ぜさらに25分蒸す。
もち米や小豆の状態で微調整する。
前半母がやっていたが、後半は私に任された。
せいろもなかなかの重さだ。
腹にぐっと力を入れ、手や腰に負担をかけないようにする。
おくどさんから噴き出る蒸気も強くて、油断しているとやけどをしてしまう。
3つのせいろを重ねながら順々に蒸していく。
小豆の出来具合で、もち米に移るうすピンク色の様子も異なってくる。
出来上がったお赤飯は本当においしい。
6時を回ったころから、注文をした人たちが大きなおひつを持っていらっしゃった。
「おたくのはおいしいからねぇ」
「娘さん、遠くからお手伝い、ご苦労様ね。お母さんを助けてやってね」
と、来店される方はほとんど、昔からの顔なじみだ。
お昼前には、注文の赤飯は蒸し終えた。
終わった時にふと、おくどさんの前に父を感じた。
父は、この日のお祭りのときには徹夜で赤飯を蒸していたなぁって。
娘である私には、危ないからと寄せ付けなかった。
でも、こうして今度は私が父の代わりに蒸しているんだよと心の中でそっと父に語りかけた。
久しぶりに帰った故郷の美味しい空気と、父を感じたお赤飯に郷愁のキッス。
と裏腹に左ひざと右ひじの打撲と裂傷がまだまだうずく。
怪我をして、改めて体は色々なところに接触していると気づかされるもんだねぇ。
10月10日は、岐阜にある実家近辺ののお祭りだ。
親戚を呼んでお祝いをする。
そのお祝いの席にお赤飯を頂くのだが、その注文が実家のお店にくる。
毎年の恒例なので、帰省して手伝う。
朝の2時頃から蒸しはじめないと、お昼までに間に合わない。
せいろに約2升のもち米と、前日に茹でた小豆を混ぜて蒸す。
蒸すのに使うのは、おくどさんだ。
かれこれ、40年以上は使っている年代物だ。
燃料はプロパンだ。
大鍋には約30L以上の水を張り、おくどさんでお湯を沸かして蒸気を作る。
お赤飯を蒸すのは前半25分蒸し、途中、塩水を混ぜさらに25分蒸す。
もち米や小豆の状態で微調整する。
前半母がやっていたが、後半は私に任された。
せいろもなかなかの重さだ。
腹にぐっと力を入れ、手や腰に負担をかけないようにする。
おくどさんから噴き出る蒸気も強くて、油断しているとやけどをしてしまう。
3つのせいろを重ねながら順々に蒸していく。
小豆の出来具合で、もち米に移るうすピンク色の様子も異なってくる。
出来上がったお赤飯は本当においしい。
6時を回ったころから、注文をした人たちが大きなおひつを持っていらっしゃった。
「おたくのはおいしいからねぇ」
「娘さん、遠くからお手伝い、ご苦労様ね。お母さんを助けてやってね」
と、来店される方はほとんど、昔からの顔なじみだ。
お昼前には、注文の赤飯は蒸し終えた。
終わった時にふと、おくどさんの前に父を感じた。
父は、この日のお祭りのときには徹夜で赤飯を蒸していたなぁって。
娘である私には、危ないからと寄せ付けなかった。
でも、こうして今度は私が父の代わりに蒸しているんだよと心の中でそっと父に語りかけた。
久しぶりに帰った故郷の美味しい空気と、父を感じたお赤飯に郷愁のキッス。
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