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2016年07月20日

ディアボーイズの続きが見てみたい80話  〜連携ミスまでも〜




レギュラー陣とかなりの差が開いていた。

氷室(わかってはいたけど、ここまで開くとは・・・中学時代にブランクがあった柏木君の力が予想以上ね。四井君といい湯川君といい。超高校級プレイヤーだわ。トーヤ君もみんなを操れるようになってきた)


杏崎(控えメンバーと少しレベルの差が開いている。チーム力を上げる為には彼等にも頑張ってもらわないと・・・あとはこれだけのメンバーがいて、連携での得点がスタートのアリウープくらい。パスワークやスクリーンプレーももっと増やしていかないと)


高階から榎本へパスがまわされる。ハイポストの柏木へ


柏木「おお〜し、俺の天才的なプレーを」


湯川「おいコラよこせ。アホゥ」


石井が湯川への警戒を高める。


シュッ。


パスは四井に送られた


柏木「誰がお前に渡すか」


川野が四井のチェックへ。


まわされたパスをバレーのトスのように弾く四井


氷室(うまい)


杏崎(連携が取れ始めた??)


四井(あんたなら、そこから3P決めれるだろう)




しかし、ゴール下に切り込もうとしている湯川
湯川「??」(ちっ、そこで外はね〜だろう)


重心は既にカットインの体制に入っている湯川。


四井はボールを弾いてからそれに気付いた。


二人の動きを見ていたトーヤは、意思疎通が出来ていない事を見抜いた。


トーヤ(やっぱ、アニキと哀川さんレベルのコンビネーションは無理か)


氷室(!?!?)


次の瞬間、ドライブを仕掛けていた湯川は、右足を大きく一歩後ろへ引く(無理矢理)


杏崎(なんていう筋力なの)


石井(しまった。マークが外れた)


慌ててマークに戻る石井


氷室(平面で努は追いつけないわね)


右足を大きく一歩下げた湯川は、更に右手を大きく後ろに持っていく。


四井の弾いたパスボールを右の手のひらで掴むようにキャッチ。背面片手キャッチである。


氷室(パスボールを右手で掴んだ!?しかもボールを見ていない)


左足を軸にピボット。ボールを掴んだ右手で、片手のまま石井の顔付近へ。


石井「なめんじゃね〜」


カットに行く石井。


右手で持ったボールはすぐに湯川の左側にドリブルが始まり、左から石井を抜き去る。


杏崎(連携ミスまでも個人技で帳消しにした。しかも、その後のトリックのようなプレー。石井さんを一瞬で抜き去るなんて)



石井を抜き去り、一気にトップスピードに入ろうとした湯川。



その瞬間


ドンッ!



ピーーーー!


DEARBOYS NEXT




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