ディアボーイズの続きが見たい

秋吉「うわ〜〜これ、超かわいいぃ〜〜」


秋吉「ねえねえ、これ良くない？」


秋吉「これ、買っちゃおうかなぁ〜〜。ねえ、どう思う？藤原君」


藤原「あ、ああ、いいんじゃないか」


秋吉「何それ？感想聞いてるのに」
ツンツンするむつみ



藤原「だから、いいんじゃないかって言ってるだろ？」


秋吉「じゃなくてぇ〜〜、これがいい！とか、これかわいい！とか、これ似合う！とかあるじゃん」




汗を流す藤原
藤原「・・・あ、あ〜と。。。。これ、かわいい」


秋吉「うわっ、気持ちこもってなぁ〜〜い」

藤原「な、なんだよ」

秋吉「まっ、仕方ないか。藤原君に聞いても・・・」

藤原「う・・・」（だったらはじめから聞くなよな）

秋吉「でも、せっかくだから、これ買っちゃおっかな！」



藤原「あっ」

秋吉「ん？どうしたの？」


偶然店内で見つけたバッシュをモジッたような柄のＴシャツに反応する藤原

秋吉「ん？あ、ああ。これバッシュっぽいね。やっぱこういうのには反応するんだぁ」




藤原「い、いやそれじゃなくて・・・」


秋吉「ん？？」







藤原「ａｊｉｄｅｓ」


秋吉「え・・・？？」


秋吉「あ〜〜〜、アジデスか」


藤原「綴り間違ってるじゃね〜かよ。不良品だ不良品。店員に教えてやらね〜と」



秋吉「えっ？またマジで言ってるの？も〜う。これこういうＴシャツなんだよ」


藤原「え？？アディダスじゃね〜のか？」


秋吉「ほら、魚のマークになってるでしょ？これ、アジだよ。こうやっておもしろおかしくやってるんだよ。他にもジュースで「やっちゃん」とか「ボウズ」と色々あるんだよ。みんな知ってるって」


藤原（知らなかった・・・）


秋吉「そっか、藤原君アディダス大好きだもんね。これデート記念にプレゼントしてあげよっか？（笑）


藤原「別に、いいよぉ〜〜」（で、でも少し欲しいかも）


秋吉「本当に知らなかったんだあ〜〜、いが〜〜い」


藤原「そんな有名なのか？」


秋吉「みんな、知ってるよ。今じゃ常識じゃない？？」


藤原「そ、そうなのか」
（これ、関西でウケるんじゃないか。あの、なんでやねん。って突っ込んでもらえるんじゃ・・）


秋吉「こんなのどこでも売ってるよ。田舎のお土産屋とかでも」


藤原「そ、そうなのか」（あとでこっそり買おうかな）


秋吉（バスケ以外の事だと、顔に出てるのもわかりやすいなぁ〜〜。そんなにこれが欲しいんだ。こそっと
買ってやるか）


スポーツ店以外買い物に行かない藤原。スポーツ店にも似たようなＴシャツは販売されているが、今まで気付いていなかったようだ。
そんなバスケ馬鹿な男を、かわいいな、と思うムツミ。
憎まれ口を叩きながらも相手の事を想っていた。




藤原「お、おい、ムツミ・・・お、俺ちょっとトイレ行ってくるわ」

秋吉「えっ、あっ。うん」（いまのうちに買っておいてやるか）

藤原(今のうちにレジにいこ。これで関西に戻っても大丈夫だ)


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