2017年09月02日
ディアボーイズの続きが見てみたい211話 〜プレッシャーに強い男〜
秋吉が1投目にストライクを取ったため、1投目が藤原となったままゲームは進んでいた。
ゲームは7投目で、お互いのチームの2番手が確実にスペアを取る、という、ちょっとした遊びのわりには、むちゃくちゃ高いレベルになっていた。
1投目を、藤原が投げているため、森高との力の差で少しリードを奪っていた藤原秋吉ペア。
森高「あいちゃ〜〜ん。私がしっかり倒さないから、いつまでも点数があがらないよぉ〜〜。ごめんね」
哀川「大丈夫だよ麻衣ちゃん!俺が2投目をノーミスでいけば、ずっとスペアでいけるから。ストライクを連チャンされない限り離されないってば」
ボールを構えている藤原
藤原(く〜〜、そろそろストライクとっとかね〜と、やべ〜ぞ)
藤原に聞こえるように話す哀川
「それに、向こうもなかなかストライク出てないから大丈夫じゃない?麻衣ちゃん頑張ってくらいついてるって!」
藤原(く、哀川の奴。俺に聞こえるように言ってやがる。プレッシャーかけてきたな)
藤原「ふ〜〜〜」 深呼吸する藤原
秋吉「藤原君。頑張って」
ここまで一回もストライクを出していない藤原。
カコーン!!
7投目に本日1発目のストライクを達成!
哀川「さすが、拓。プレッシャーある時の方が決めてくるね」
森高「すっごぉ〜い。私なんかプレッシャーあると全然ダメなのに・・・」
秋吉「ナイス!!藤原君」
藤原「へへ」
パチン ハイタッチする二人
秋吉「これで、差がひらくんじゃない??」
チラっと森高を見る秋吉
森高「ヴ・・・」
哀川「大丈夫だって!麻衣ちゃん。真ん中に向かって投げてたら、倒れるから。それに真ん中にいって、数本でも確実に倒していけば、追いつけるって!!」
森高「う、うん・・・」
ところが・・・プレッシャーに負けて
森高「あ・・・」
コン
2本しか倒せず・・・
森高「ど、どうしよ〜〜」
哀川「よ〜し麻衣ちゃん!!よくやったよ」
森高「え??」
哀川「だってさ、2.3回に一回はガターになってたんでしょ?一番初めにガターしてから、ここまで一回もやってね〜じゃん。このプレッシャーのかかった状況で、そうならないって事は、フォームが安定してきた証拠だよぉ〜〜。今日は無理でもうまくなる才能あるよ!!」
森高「え・・・でも、今日勝たないと・・・」
哀川「何言ってるの?麻衣ちゃん。まだ逆転できるから。俺が全部倒してくるよ」
森高「哀ちゃん・・・・」
哀川「よぉ〜〜し。任せとけって!!」
藤原「哀川のやつ、ここまでミスね〜よな」
秋吉「うん。本当にうまいね。哀川君」
藤原「フリースローを確実に決めてくる哀川らしいよ」
秋吉「でも、これだけ何本も決められないよ」
藤原「ああ、そろそろミスってくれてもい〜んだけど・・・」
秋吉「藤原君がストライクを取ったこの回でスペアを取れなかったら」
藤原「ああ、こっちが勝てるよ」
哀川(別にこの遊び、負けてもいいんだけど、麻衣ちゃんはこういうのでも気にするからなぁ〜〜。ここはしっかりと・・・)
3歩助走の哀川、自らにプレッシャーをわざとかけて、奮い立たせる。いや、プレッシャーを楽しむ。
哀川「よっと」
カコーン
秋吉「・・・」
藤原「・・・」
森高「哀ちゃん・・・」
哀川「・・・」
グラグラと揺れながら立っている一本のピン
グラグラグラグラ・・・・・パタン 倒れる
藤原「まじかよ」
秋吉「嘘でしょ」
森高「哀ちゃ〜〜ん」
哀川「ふぅ〜〜〜。びっくりしたぁ〜〜」
プレッシャーがかかればかかるほど、集中力が高くなる哀川と藤原だった。
スペア達成。
ボウリング得意カップルと、一方が苦手なカップルの対決だが、漫画バリの展開で進んでいく。
そしてポイントとなる9投目がやってきた。
DEARBOYS NEXT
ゲームは7投目で、お互いのチームの2番手が確実にスペアを取る、という、ちょっとした遊びのわりには、むちゃくちゃ高いレベルになっていた。
1投目を、藤原が投げているため、森高との力の差で少しリードを奪っていた藤原秋吉ペア。
森高「あいちゃ〜〜ん。私がしっかり倒さないから、いつまでも点数があがらないよぉ〜〜。ごめんね」
哀川「大丈夫だよ麻衣ちゃん!俺が2投目をノーミスでいけば、ずっとスペアでいけるから。ストライクを連チャンされない限り離されないってば」
ボールを構えている藤原
藤原(く〜〜、そろそろストライクとっとかね〜と、やべ〜ぞ)
藤原に聞こえるように話す哀川
「それに、向こうもなかなかストライク出てないから大丈夫じゃない?麻衣ちゃん頑張ってくらいついてるって!」
藤原(く、哀川の奴。俺に聞こえるように言ってやがる。プレッシャーかけてきたな)
藤原「ふ〜〜〜」 深呼吸する藤原
秋吉「藤原君。頑張って」
ここまで一回もストライクを出していない藤原。
カコーン!!
7投目に本日1発目のストライクを達成!
哀川「さすが、拓。プレッシャーある時の方が決めてくるね」
森高「すっごぉ〜い。私なんかプレッシャーあると全然ダメなのに・・・」
秋吉「ナイス!!藤原君」
藤原「へへ」
パチン ハイタッチする二人
秋吉「これで、差がひらくんじゃない??」
チラっと森高を見る秋吉
森高「ヴ・・・」
哀川「大丈夫だって!麻衣ちゃん。真ん中に向かって投げてたら、倒れるから。それに真ん中にいって、数本でも確実に倒していけば、追いつけるって!!」
森高「う、うん・・・」
ところが・・・プレッシャーに負けて
森高「あ・・・」
コン
2本しか倒せず・・・
森高「ど、どうしよ〜〜」
哀川「よ〜し麻衣ちゃん!!よくやったよ」
森高「え??」
哀川「だってさ、2.3回に一回はガターになってたんでしょ?一番初めにガターしてから、ここまで一回もやってね〜じゃん。このプレッシャーのかかった状況で、そうならないって事は、フォームが安定してきた証拠だよぉ〜〜。今日は無理でもうまくなる才能あるよ!!」
森高「え・・・でも、今日勝たないと・・・」
哀川「何言ってるの?麻衣ちゃん。まだ逆転できるから。俺が全部倒してくるよ」
森高「哀ちゃん・・・・」
哀川「よぉ〜〜し。任せとけって!!」
藤原「哀川のやつ、ここまでミスね〜よな」
秋吉「うん。本当にうまいね。哀川君」
藤原「フリースローを確実に決めてくる哀川らしいよ」
秋吉「でも、これだけ何本も決められないよ」
藤原「ああ、そろそろミスってくれてもい〜んだけど・・・」
秋吉「藤原君がストライクを取ったこの回でスペアを取れなかったら」
藤原「ああ、こっちが勝てるよ」
哀川(別にこの遊び、負けてもいいんだけど、麻衣ちゃんはこういうのでも気にするからなぁ〜〜。ここはしっかりと・・・)
3歩助走の哀川、自らにプレッシャーをわざとかけて、奮い立たせる。いや、プレッシャーを楽しむ。
哀川「よっと」
カコーン
秋吉「・・・」
藤原「・・・」
森高「哀ちゃん・・・」
哀川「・・・」
グラグラと揺れながら立っている一本のピン
グラグラグラグラ・・・・・パタン 倒れる
藤原「まじかよ」
秋吉「嘘でしょ」
森高「哀ちゃ〜〜ん」
哀川「ふぅ〜〜〜。びっくりしたぁ〜〜」
プレッシャーがかかればかかるほど、集中力が高くなる哀川と藤原だった。
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そしてポイントとなる9投目がやってきた。
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