2017年05月23日
ディアボーイズの続きが見てみたい192話 〜若いチームには〜
次のクオーターでは
PG 佐藤
G 児嶋
SF 森山
PF 石井
C 土橋
哀川、藤原、三浦がベンチで話をしながら見ていた。三浦のチームメイト中沢もこれを聞いて勉強をしている
対する瑞穂は
PG 水前寺
SG 榎本
SF 高階
PF 近藤
C 紅林
湯川は自らベンチを選択した。
1クオーターは速攻主体
2クオーターはハーフコートバスケだった。
次は、今までの中では連携が少ないと予想できるメンバー。
高階はある程度止められると、予測しオフェンス主体で攻めようとしていた。
しかし・・・
佐藤「こっちだ」
児嶋「へっ、いいとこにいるじゃね〜か」
パシ!
水前寺「この人はどっからでも打ってくるんだ!」
水前寺が慌ててチェックを入れるも、佐藤はすぐに中にボールを入れていた。
チームメイトである森山の動きを把握している。
あっさりと点を取る森山
トーヤ「くっそぉ〜〜」
沢登「あんな、ガードがいたのか?神奈川には」
哀川「うん。横学の佐藤ちゃんだよ」
沢登「へ〜、全国クラスだな」
藤原「すぐにわかるんだな」
沢登「あの森山の動きについていくのではなくて、動かしている。それだけでもすごいよ」
哀川「森山ちゃんも、すんげ〜選手だからね」
沢登「ああ、成田中央が決勝に来ても負ける気はしなかったが、龍之介でも森山を完全に抑え込むのは無理だったろうな」
藤原「でかいのに、早い。そして強い。下條バスケの伝承者みたいな奴だしな」
哀川「沢、佐藤ちゃんのスリーポイントはびっくりするよ。NBAラインが当たり前なんだ。三浦ちゃんも横学に見習って距離を伸ばしていったからね」
沢登「・・・」
高階の予想とは裏腹に、ガンガン攻めてくる上級生
石井「オラオラ、どうした?お前等。そんなもんかぁ〜〜」
榎本「く・・・」
水前寺「トーヤさぁん、決めて下さい!」
シャ
哀川・藤原「おっ」 沢登「あっ」
氷室・杏崎「うまい」
水前寺から高階に絶妙なパスが出された。
パシ!
トーヤ「ナイスパァ〜ス」
シュートに行く高階。
石井「なめるんじゃね〜〜。うぉぉぉぉ〜」
トーヤ「さすが、石井さんっすぅぅぅ。でも。」
「でるぞ。トーヤさん、得意のダブルクラッチリバース!!」
トーヤ「いよっと」 にょろ〜〜〜
氷室・杏崎(・・・・)
バシ!!!!
トーヤ「あやややや」
藤原「あいつ・・・」
哀川「練習したんだ」
三浦「みんな、武器を増やしていってるんだ」
児嶋「ナイスだ、土橋。まっ、それくらい止めてくれなきゃ、困るんだぞっと」
石井のブロックをかいくぐりダブルクラッチにいったトーヤのシュートをとめたのは、土橋のブロックショットだった。
石井「ナイスだ!親父!!」
土橋「おう」
(まだまだ、実戦では決まらないけど、トーヤのシュートはタイミングがわかっていたから何とか間に合った)
土橋も大学に入り、石井に教えてもらいブロックショットの練習をしていた。
昨年はインターハイを目標とし、それぞれが各自の課題にあった技を覚えるのが、チームにとっての武器となった。しかし、大学ではチームのレベルという前に、個人のレベルを上げなければベンチにも入れない。
土橋は、石井の技を一つでも吸収しようとしていた。
トーヤ「く〜〜、さすが親父さん」
上級生チームの速攻が入るが、瑞穂高校も戻りが早く、これを阻止。
だが・・・
児嶋「こういう、若いチームには・・・うりゃ」
佐藤からのボール回しと思いきや、児嶋がオフェンスチャージギリギリになるようなドライブで突っ込んでくる。
榎本「うぉっ」
瑞穂チーム、一気に児嶋に陣形を乱される。
榎本が交わされたため、それぞれがフォローへ向かうが・・・
児嶋「ほれ、久しぶりのパスだぜ」
無理矢理突っ込んだ児嶋はゴール手前にパスを出す。
ラフなプレイのイメージが強い児嶋であるが、そのパスは優しかった。
パシ ドガンッ!!
元チームメイトの森山とのアリウープを炸裂させる
石井「おお、やるじゃね〜か」
児嶋「ふん、あれくらい当たり前だっつうの。なぁ敦」
ニコっと笑う森山
児嶋「こういう若いチームは、ラフに攻められるのに弱え〜んだよ」
石井「お前、相手が若くなくてもいつもラフプレイじゃね〜か」
児嶋「な、なんだとぉ〜〜」
森山「あはははは」
佐藤(なるほど、ああいうタイミングで入って森山君に展開する事もできるんだ)
石井(でもこいつのプレイも一理あるな。いつも無理矢理突っ込むのも、インサイドへのパス一本で状況を変えられるって思っているからか。俺が森山のプレイをすれば、あいつのドライブがもっと活きるって事だな)
コンビプレイを見て、現パートナーにとっても勉強となる
沢登「一見むちゃに見えるドライブでも森山の攻撃力を信じてのものか」
哀川「うん。あの場所に投げてもパスは通るからね」
藤原「ふふ、お前ならそんな事をしなくてもパスが通せるって感じだな」
沢登「ああ、通せるよ。でも・・・」
藤原「ああやって、インサイドに軸があれば、ガンガン攻められるよな!」
沢登「ふふ、そうだな。武蔵がいた天童寺の頃なら、俺もさっきのプレーは選択肢にあったよ」
藤原「お互い、今の悩みは一緒だな」
沢登「まっ、うちは解決するつもりだけどな。なっ、竜二」
中沢「えっ、えっ?俺??」
三浦(ふふふ。でも今のうちはインサイドを中心に攻める事は出来ない。プレイの幅を広める為にも・・・)
石井「おら、瑞穂。お前等の力はこんなもんかぁ」
トーヤ「ちっくしょ〜〜」
DEARBOYS NEXT
PG 佐藤
G 児嶋
SF 森山
PF 石井
C 土橋
哀川、藤原、三浦がベンチで話をしながら見ていた。三浦のチームメイト中沢もこれを聞いて勉強をしている
対する瑞穂は
PG 水前寺
SG 榎本
SF 高階
PF 近藤
C 紅林
湯川は自らベンチを選択した。
1クオーターは速攻主体
2クオーターはハーフコートバスケだった。
次は、今までの中では連携が少ないと予想できるメンバー。
高階はある程度止められると、予測しオフェンス主体で攻めようとしていた。
しかし・・・
佐藤「こっちだ」
児嶋「へっ、いいとこにいるじゃね〜か」
パシ!
水前寺「この人はどっからでも打ってくるんだ!」
水前寺が慌ててチェックを入れるも、佐藤はすぐに中にボールを入れていた。
チームメイトである森山の動きを把握している。
あっさりと点を取る森山
トーヤ「くっそぉ〜〜」
沢登「あんな、ガードがいたのか?神奈川には」
哀川「うん。横学の佐藤ちゃんだよ」
沢登「へ〜、全国クラスだな」
藤原「すぐにわかるんだな」
沢登「あの森山の動きについていくのではなくて、動かしている。それだけでもすごいよ」
哀川「森山ちゃんも、すんげ〜選手だからね」
沢登「ああ、成田中央が決勝に来ても負ける気はしなかったが、龍之介でも森山を完全に抑え込むのは無理だったろうな」
藤原「でかいのに、早い。そして強い。下條バスケの伝承者みたいな奴だしな」
哀川「沢、佐藤ちゃんのスリーポイントはびっくりするよ。NBAラインが当たり前なんだ。三浦ちゃんも横学に見習って距離を伸ばしていったからね」
沢登「・・・」
高階の予想とは裏腹に、ガンガン攻めてくる上級生
石井「オラオラ、どうした?お前等。そんなもんかぁ〜〜」
榎本「く・・・」
水前寺「トーヤさぁん、決めて下さい!」
シャ
哀川・藤原「おっ」 沢登「あっ」
氷室・杏崎「うまい」
水前寺から高階に絶妙なパスが出された。
パシ!
トーヤ「ナイスパァ〜ス」
シュートに行く高階。
石井「なめるんじゃね〜〜。うぉぉぉぉ〜」
トーヤ「さすが、石井さんっすぅぅぅ。でも。」
「でるぞ。トーヤさん、得意のダブルクラッチリバース!!」
トーヤ「いよっと」 にょろ〜〜〜
氷室・杏崎(・・・・)
バシ!!!!
トーヤ「あやややや」
藤原「あいつ・・・」
哀川「練習したんだ」
三浦「みんな、武器を増やしていってるんだ」
児嶋「ナイスだ、土橋。まっ、それくらい止めてくれなきゃ、困るんだぞっと」
石井のブロックをかいくぐりダブルクラッチにいったトーヤのシュートをとめたのは、土橋のブロックショットだった。
石井「ナイスだ!親父!!」
土橋「おう」
(まだまだ、実戦では決まらないけど、トーヤのシュートはタイミングがわかっていたから何とか間に合った)
土橋も大学に入り、石井に教えてもらいブロックショットの練習をしていた。
昨年はインターハイを目標とし、それぞれが各自の課題にあった技を覚えるのが、チームにとっての武器となった。しかし、大学ではチームのレベルという前に、個人のレベルを上げなければベンチにも入れない。
土橋は、石井の技を一つでも吸収しようとしていた。
トーヤ「く〜〜、さすが親父さん」
上級生チームの速攻が入るが、瑞穂高校も戻りが早く、これを阻止。
だが・・・
児嶋「こういう、若いチームには・・・うりゃ」
佐藤からのボール回しと思いきや、児嶋がオフェンスチャージギリギリになるようなドライブで突っ込んでくる。
榎本「うぉっ」
瑞穂チーム、一気に児嶋に陣形を乱される。
榎本が交わされたため、それぞれがフォローへ向かうが・・・
児嶋「ほれ、久しぶりのパスだぜ」
無理矢理突っ込んだ児嶋はゴール手前にパスを出す。
ラフなプレイのイメージが強い児嶋であるが、そのパスは優しかった。
パシ ドガンッ!!
元チームメイトの森山とのアリウープを炸裂させる
石井「おお、やるじゃね〜か」
児嶋「ふん、あれくらい当たり前だっつうの。なぁ敦」
ニコっと笑う森山
児嶋「こういう若いチームは、ラフに攻められるのに弱え〜んだよ」
石井「お前、相手が若くなくてもいつもラフプレイじゃね〜か」
児嶋「な、なんだとぉ〜〜」
森山「あはははは」
佐藤(なるほど、ああいうタイミングで入って森山君に展開する事もできるんだ)
石井(でもこいつのプレイも一理あるな。いつも無理矢理突っ込むのも、インサイドへのパス一本で状況を変えられるって思っているからか。俺が森山のプレイをすれば、あいつのドライブがもっと活きるって事だな)
コンビプレイを見て、現パートナーにとっても勉強となる
沢登「一見むちゃに見えるドライブでも森山の攻撃力を信じてのものか」
哀川「うん。あの場所に投げてもパスは通るからね」
藤原「ふふ、お前ならそんな事をしなくてもパスが通せるって感じだな」
沢登「ああ、通せるよ。でも・・・」
藤原「ああやって、インサイドに軸があれば、ガンガン攻められるよな!」
沢登「ふふ、そうだな。武蔵がいた天童寺の頃なら、俺もさっきのプレーは選択肢にあったよ」
藤原「お互い、今の悩みは一緒だな」
沢登「まっ、うちは解決するつもりだけどな。なっ、竜二」
中沢「えっ、えっ?俺??」
三浦(ふふふ。でも今のうちはインサイドを中心に攻める事は出来ない。プレイの幅を広める為にも・・・)
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トーヤ「ちっくしょ〜〜」
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