2016年09月08日
ディアボーイズの続きが見てみたい98話 〜湘南大相模には勝てない〜
奥村「瑞穂の女監督は、どういった指示を出したんですかね」
榊原「さぁ、わかりませんが、選手達にもっと自由に動け。的な事を言ったんじゃないでしょうか」
奥村「ん?というと」
榊原「はい、瑞穂のメンバーの実力なら、青南高校に劣っているとは思えません。これだけの差は緊張やインターハイ優勝高校という重圧によって、足が動かないのが一番の原因。選手を気持ちよく送り出す。これが今の氷室監督のやるべき作戦だと思います」
奥村「ふ〜、湯川楓はベンチにもいないし・・・監督は選手に任せきり・・・これは本当に一回戦で姿を消してしまうかもしれませんなぁ〜。やっぱり哀川和彦がいなければ一回戦も勝てない弱小チームという事ですか」
榊原「瑞穂はそんなに弱いチームではありませんよ。湯川楓がいない事は確かに気になりますが、瑞穂で行っていた、あの引退試合を見る限り、他の1年生メンバーの動きもよくなっていました。ベンチで試合を見ている1年生も経験を積めばまだまだ伸びるメンバーだと思います」
近藤の方を見ている榊原
ビー タイムアウト終了 メンバーがコートに出てくる
奥村「おっ、あの7番をまだ代えないようですな。ファウル4つでチームに嫌な雰囲気を醸し出しているのに交代がないとは・・・どうやら月バスさんの言う通り、あの女監督さんは、精神論的な事をいう為にしか時間をとっていないようですな。こりゃ、退場が見れるかもしれませんな。あははははは」
榊原(いくら、選手を信頼して、実力では勝てる。という自信があっても、ここは一旦交代じゃないでしょうか、氷室先生。彼はまだ1年生。青南高校は全員2年生で経験に関しては上ですよ)
審判「フリースローワンショット」
杏崎「あの、先生」
氷室「何?」
杏崎「榎本君、まだ23分も残ってます。ここは一度交代した方がよかったんじゃ・・・」
氷室「そうね」
杏崎「えっ・・・」
氷室「確かに交代した方が良かったかもしれない。実力では勝てると思っていても榎本は1年生。向こうは全員2年生で榎本より経験は上よ」
杏崎「じゃあ何で?」
氷室「でもね。榎本にはインターハイを勝ち抜いた経験がある。1年の経験は大きい。特に高校生は一気に成長するわ。それでも榎本が経験した6日間のインターハイでの試合。あんなすごい経験なんて誰にもできるものじゃないわ。あれだけの時間でも何日分の練習になると思うの」
杏崎「確かに」
氷室「私はね、そんなすごい経験したあの子なら、このぎりぎりの状態も経験になると思ったの。それに、この状況くらいひっくり返せないようじゃ、今の湘南大相模には勝てない」
杏崎「湘南大相模・・・」
氷室「あちらさんもわざわざ一回戦から観に来てるみたいだし、うちのスタメンの紹介もしとかなきゃね!」
ウインクする氷室
杏崎「えっ、観に来てる?・・・あ。本当だ」
コート上ではフリースローが決まり、20点差となり瑞穂の攻撃が始まろうとしてた。
ガチャ とドアが開く
石井「おい、あれ」
藤原「あ」
三浦「ふふふ」
土橋「おおお」
哀川「遅かったね」
秋吉「来た」
森高「来たんだ」
湯川「・・・まだやってるじゃん」
DEARBOYS NEXT
榊原「さぁ、わかりませんが、選手達にもっと自由に動け。的な事を言ったんじゃないでしょうか」
奥村「ん?というと」
榊原「はい、瑞穂のメンバーの実力なら、青南高校に劣っているとは思えません。これだけの差は緊張やインターハイ優勝高校という重圧によって、足が動かないのが一番の原因。選手を気持ちよく送り出す。これが今の氷室監督のやるべき作戦だと思います」
奥村「ふ〜、湯川楓はベンチにもいないし・・・監督は選手に任せきり・・・これは本当に一回戦で姿を消してしまうかもしれませんなぁ〜。やっぱり哀川和彦がいなければ一回戦も勝てない弱小チームという事ですか」
榊原「瑞穂はそんなに弱いチームではありませんよ。湯川楓がいない事は確かに気になりますが、瑞穂で行っていた、あの引退試合を見る限り、他の1年生メンバーの動きもよくなっていました。ベンチで試合を見ている1年生も経験を積めばまだまだ伸びるメンバーだと思います」
近藤の方を見ている榊原
ビー タイムアウト終了 メンバーがコートに出てくる
奥村「おっ、あの7番をまだ代えないようですな。ファウル4つでチームに嫌な雰囲気を醸し出しているのに交代がないとは・・・どうやら月バスさんの言う通り、あの女監督さんは、精神論的な事をいう為にしか時間をとっていないようですな。こりゃ、退場が見れるかもしれませんな。あははははは」
榊原(いくら、選手を信頼して、実力では勝てる。という自信があっても、ここは一旦交代じゃないでしょうか、氷室先生。彼はまだ1年生。青南高校は全員2年生で経験に関しては上ですよ)
審判「フリースローワンショット」
杏崎「あの、先生」
氷室「何?」
杏崎「榎本君、まだ23分も残ってます。ここは一度交代した方がよかったんじゃ・・・」
氷室「そうね」
杏崎「えっ・・・」
氷室「確かに交代した方が良かったかもしれない。実力では勝てると思っていても榎本は1年生。向こうは全員2年生で榎本より経験は上よ」
杏崎「じゃあ何で?」
氷室「でもね。榎本にはインターハイを勝ち抜いた経験がある。1年の経験は大きい。特に高校生は一気に成長するわ。それでも榎本が経験した6日間のインターハイでの試合。あんなすごい経験なんて誰にもできるものじゃないわ。あれだけの時間でも何日分の練習になると思うの」
杏崎「確かに」
氷室「私はね、そんなすごい経験したあの子なら、このぎりぎりの状態も経験になると思ったの。それに、この状況くらいひっくり返せないようじゃ、今の湘南大相模には勝てない」
杏崎「湘南大相模・・・」
氷室「あちらさんもわざわざ一回戦から観に来てるみたいだし、うちのスタメンの紹介もしとかなきゃね!」
ウインクする氷室
杏崎「えっ、観に来てる?・・・あ。本当だ」
コート上ではフリースローが決まり、20点差となり瑞穂の攻撃が始まろうとしてた。
ガチャ とドアが開く
石井「おい、あれ」
藤原「あ」
三浦「ふふふ」
土橋「おおお」
哀川「遅かったね」
秋吉「来た」
森高「来たんだ」
湯川「・・・まだやってるじゃん」
DEARBOYS NEXT
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5404722
この記事へのトラックバック