ディアボーイズの続きが見たい

氷室「スタメンを変更します」


一同（ゴク）


氷室「水前寺君と桑田君でダブルガード。榎本もヘルプしながら3人で上手く運ぶのよ。高階君がフォワード。少し中よりに守って。そして、ジョー、あなたが今日の瑞穂の大黒柱よ。一人で中を守るくらいのつもりで試合にのぞみなさい」


紅林「・・・」


トーヤ「おいおいおい。みんななんでそんな表情してるんだ？お前達は哀川さんや、藤原さんと練習してきてるんだぞ。それよりすごいメンバーが相手チームにいると思うか？」


南山「たしかに・・・」


近藤「そうだよ、みんな。俺達の練習よりすごい練習してる学校なんてねーよ」


水前寺「そ、そうだよな。お〜し、みんないくぞ。初戦は１００点ゲームで、今年の瑞穂もすげ〜ってこと、みんなに見せつけるぞ」


トーヤ「お〜し、気合のってきたな」


杏崎「みんな、新チームの初戦です。頑張って下さい。みんなの練習がどれだけ練習してきたのかを私は毎日見てました。それをこの試合にぶつけて下さい」


氷室（サトミが褒めるなんて・・・トーヤ君に合わせたかな・・・）


トーヤ「う〜し、それじゃ、お前ら１００点と言わずに２００点とるぞ」


水前寺「トーヤさん、それはいいすぎっしょ」


トーヤ「バカ、気合いれる時はいいんだよ」


一同「みずほぉ〜ファイ〜オー」



観客席では
石井「おっ、あいつら出てきたぜ」


土橋「思ったより落ち着いた感じじゃないか」


三浦「あれ？湯川君がいませんね」


藤原「・・・」



自販機前
森高「哀ちゃん、ポカリ売切だよ。他の自販機探しにいく？」


哀川「あ、いいよ。アクエリならあるし、そろそろ入場してくる頃だし、戻らないと」


森高「うん、そうだね。トーヤ君達。勝つといいね」


哀川「うん。トーヤ達なら大丈夫だよ。そうだ、麻衣ちゃん。試合終わったら遊びに行こうよ」


森高「えっ、うん。いいよぉ〜哀ちゃん」
（みんなでご飯でも行こうって事かな・・・まっ、哀ちゃんといれるならどこでもいいや）


観客席
藤原「あっ、哀川戻ったか。湯川がいね〜んだ」


哀川「え、楓ちゃんが？まさかアメリカから？日にち間違えたの？」


藤原「詳しくはわからないが、ベンチにいね〜んだ」


石井「俺、ちょっと聞いてくる」


三浦「石井君。聞くのやめた方がいいよ。ベンチが動揺するかもしれないし、相手も何か感じ取るかもしれない」


土橋「ああ、確かにそうだな。仮に湯川がいなくてもあいつらが実力を出せば、簡単に負ける相手じゃね〜し」


藤原「ああ、そうだな。実力をしっかりと出せれば負けね〜よ」


秋吉・森高（・・・）


そんなやり取りをしている哀川達に声をかけてくる男5人組がきた
男「久しぶりです。哀川さん」


哀川「？？」
振り返る哀川達


びっくりする瑞穂のメンバー


哀川「えっ、何でこんな所に？今日試合でもあるの？」


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