2016年03月22日
「神託売買」の考え方4 〜とりあえず最終〜
『「神託売買」の考え方1』
『「神託売買」の考え方2』
『「神託売買」の考え方3』
すっかり間が空いてしまった。
記事の題材には基本的に事欠かないのだが、それを文字にするかどうかはひとえに心理的な要因が大きい。うまくいっていれば時間の許すかぎり筆が進むが、うまくいってない時は頭が考え事に集中していてそれどころではない。
間が空いたということは、つまりうまくいってなかったということになる。(笑)
各ピースごとのアイデアはそんなに悪くはないと思うのだが、合成してできたものの動きがおかしい。想定したようにはならない。もちろん「100%そうなる」はずがないことは重々承知している。それにしても悪い。個々のピースの考え方に相互矛盾があるのかもしれない。
さて「神託売買」の考え方に戻ろう。
前回の最後に以下のように指摘した。
〜引用ここから〜
C全通貨上昇(下落)で上昇(下落)率が、豪ドル>NZドル>加ドルもしくは豪ドル>加ドル>NZドルの場合、または豪ドル<NZドル<加ドルもしくは豪ドル<加ドル<NZドルの場合
→「NZD/USD」「AUD/USD」「CAD/USD」(USD/CADの逆数)は同じ形になるが、「NZD/CAD」「NZD/AUD」(AUD/NZD」の逆数)「AUD/CAD」は・・・。
さてどうなるでしょうか?
一度考えてみて下さい。
それが「神託売買」が「なぜ使えないのか?」の答です。
〜引用ここまで〜
↑ は何を言っているかというと、値動きの要因がNZドル(NZD)主導や加ドル(CAD)主導なら問題ないが、豪ドル(AUD)主導の場合は動きがおかしくなるということだ。
※「おかしい」という表現自体本来おかしいんだけど、とりあえずこの考え方をした場合はおかしくなる、ということ。
NZドル主導で上がった(下がった)場合、豪ドルがそれにつれて動き、その豪ドルにつられて加ドルが動く。この場合、NZD/CAD本体とNZD/AUD(AUD/NZDの逆数)、AUD/CADは同じ動きになると考えられる。そこで出遅れが生じたNZD/AUDかAUD/CADのどちらかを仕掛けることになる。
NZドルと加ドルがまったく逆の方向でも基本的に問題はない。豪ドルが間に入っている限りは。
しかし、これが豪ドル主導の動きになってしまうと、AUD/CADとAUD/NZDが同じ形になってしまうため(=AUD/CADとNZD/AUDは反対の形)、NZD/CAD本体との三者揃い踏みは成立しない。
詰めが甘いことを自認している筆者だが、この「うまく機能しない時」というのは比較的早い段階で気づくことができた。なぜかというと、元々クロスカレンシーというものがほとんどドルストレート同士の掛け合わせ(or割り算)で算出される合成ペアということは知っていたからだ。それならば、クロスカレンシー自体のチャートよりも元になるドルストレートのチャートの方が重要度が高いということになる。
つまりNZD/CAD、AUD/CAD、AUD/NZDの各種チャートにしてもそれ自体のチャートのサポートやレジスタンスよりも、NZD/USD、AUD/USD、USD/CADのチャートの方が重要だということだ。
なのでAUD/CADやAUD/NZDをNZD/CADを基準にして仕掛けようとしても、AUD/USDがNZD/USDやUSD/CADと違った動きをしていた場合は採用できないということになる。実際そういうことは度々起きている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということで、「神託売買」の神秘のヴェールが剥がされたというか、化けの皮が剥がれたというか、とにかく考え方が明らかになった。このアイデアだけでも人によってはうまいこと利益に結びつけられると思うのだが、筆者にはちょっと物足りない。「利益を出していないのに贅沢言うな!」と自分でも思うのだが、自分の性格に合わないルールでトレードを続けることはできない。
ただ、このアイデアを元にした発展形を試行錯誤中なので、いずれ日の目を見ることができればいいなと思っている。
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すっかり間が空いてしまった。
記事の題材には基本的に事欠かないのだが、それを文字にするかどうかはひとえに心理的な要因が大きい。うまくいっていれば時間の許すかぎり筆が進むが、うまくいってない時は頭が考え事に集中していてそれどころではない。
間が空いたということは、つまりうまくいってなかったということになる。(笑)
各ピースごとのアイデアはそんなに悪くはないと思うのだが、合成してできたものの動きがおかしい。想定したようにはならない。もちろん「100%そうなる」はずがないことは重々承知している。それにしても悪い。個々のピースの考え方に相互矛盾があるのかもしれない。
さて「神託売買」の考え方に戻ろう。
前回の最後に以下のように指摘した。
〜引用ここから〜
C全通貨上昇(下落)で上昇(下落)率が、豪ドル>NZドル>加ドルもしくは豪ドル>加ドル>NZドルの場合、または豪ドル<NZドル<加ドルもしくは豪ドル<加ドル<NZドルの場合
→「NZD/USD」「AUD/USD」「CAD/USD」(USD/CADの逆数)は同じ形になるが、「NZD/CAD」「NZD/AUD」(AUD/NZD」の逆数)「AUD/CAD」は・・・。
さてどうなるでしょうか?
一度考えてみて下さい。
それが「神託売買」が「なぜ使えないのか?」の答です。
〜引用ここまで〜
↑ は何を言っているかというと、値動きの要因がNZドル(NZD)主導や加ドル(CAD)主導なら問題ないが、豪ドル(AUD)主導の場合は動きがおかしくなるということだ。
※「おかしい」という表現自体本来おかしいんだけど、とりあえずこの考え方をした場合はおかしくなる、ということ。
NZドル主導で上がった(下がった)場合、豪ドルがそれにつれて動き、その豪ドルにつられて加ドルが動く。この場合、NZD/CAD本体とNZD/AUD(AUD/NZDの逆数)、AUD/CADは同じ動きになると考えられる。そこで出遅れが生じたNZD/AUDかAUD/CADのどちらかを仕掛けることになる。
NZドルと加ドルがまったく逆の方向でも基本的に問題はない。豪ドルが間に入っている限りは。
しかし、これが豪ドル主導の動きになってしまうと、AUD/CADとAUD/NZDが同じ形になってしまうため(=AUD/CADとNZD/AUDは反対の形)、NZD/CAD本体との三者揃い踏みは成立しない。
詰めが甘いことを自認している筆者だが、この「うまく機能しない時」というのは比較的早い段階で気づくことができた。なぜかというと、元々クロスカレンシーというものがほとんどドルストレート同士の掛け合わせ(or割り算)で算出される合成ペアということは知っていたからだ。それならば、クロスカレンシー自体のチャートよりも元になるドルストレートのチャートの方が重要度が高いということになる。
つまりNZD/CAD、AUD/CAD、AUD/NZDの各種チャートにしてもそれ自体のチャートのサポートやレジスタンスよりも、NZD/USD、AUD/USD、USD/CADのチャートの方が重要だということだ。
なのでAUD/CADやAUD/NZDをNZD/CADを基準にして仕掛けようとしても、AUD/USDがNZD/USDやUSD/CADと違った動きをしていた場合は採用できないということになる。実際そういうことは度々起きている。
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ということで、「神託売買」の神秘のヴェールが剥がされたというか、化けの皮が剥がれたというか、とにかく考え方が明らかになった。このアイデアだけでも人によってはうまいこと利益に結びつけられると思うのだが、筆者にはちょっと物足りない。「利益を出していないのに贅沢言うな!」と自分でも思うのだが、自分の性格に合わないルールでトレードを続けることはできない。
ただ、このアイデアを元にした発展形を試行錯誤中なので、いずれ日の目を見ることができればいいなと思っている。
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