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2018年01月24日
大腸CTアカデミア 〜WEO2017からの最新知見!〜
★★第12回GAIA予定!!━━━━━━━━━━━━━━━
第12回GAIAを3月11日(日)に金沢で開催します。
大腸CT 検査の基礎的な講義に加え、導入までの過程や、
読影などの問題点、啓蒙活動の工夫などを
ディスカッションしますよ!
さらになんと、「AI(人工知能)を活用した内視鏡診断」、
「大腸カプセル内視鏡」、「大腸がん検診」、
「AR:拡張現実感」について、
各分野のオピニオンリーダーの先生方のご講演も聞けます!!
皆様のご参加をお待ちしております。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★
PubMedから、今日のつぶやき − 161 −
Colorectal Cancer Screening Committee Meeting 2017. Barcelona, Spain
本日も、スペインの学会参加で得た新知見をご紹介しますね。
興味深い講演の一つに
「大腸内視鏡検査実施後の大腸癌(PCCRC)症例の病因区分アルゴリズム」
の案が発表されていました。
Post-colonoscopy colorectal cancer
大腸内視鏡検査実施後の大腸癌(PCCRC)
は近年、研究が目立ってきました。
でも、PCCRCの原因についてはなかなか解析が難しいんです。
そこで、病因区分アルゴリズムの案が発表されたというわけです。
スライドを日本語版にした貴重なデータを
ラインコミュニティの皆様には2017年12月1日
にいち早くご紹介しましたよ!!
病因区分アルゴリズムの案はなかなか良くできていて分かりやすいと思います。
では、PCCRCの発生頻度はどのくらいだと思いますか?
スペイン出張からのご報告は今日までとさせていただき、
次回からPCCRCの最新論文をご紹介していきますね。
スペインの学会でもボスの活躍が目立ちました。
自分も目標に向けて頑張りたいと思います!
スペインは弾丸学会ツアーでしたが、
ごく短く観光もしました。
サクラダファミリアの門は日本人芸術家がつくったよ!
それでは、また。
学会ウェブページ
http://www.worldendo.org/events/colorectal-cancer-screening-committee-meeting-2017-europe/
ご注意)必ずしも学会の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は学会ウェブをご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
【おすすめ人気記事】
アメリカにおける大腸がん検診のモダリティ別の割合は?
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【67名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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第12回GAIAを3月11日(日)に金沢で開催します。
大腸CT 検査の基礎的な講義に加え、導入までの過程や、
読影などの問題点、啓蒙活動の工夫などを
ディスカッションしますよ!
さらになんと、「AI(人工知能)を活用した内視鏡診断」、
「大腸カプセル内視鏡」、「大腸がん検診」、
「AR:拡張現実感」について、
各分野のオピニオンリーダーの先生方のご講演も聞けます!!
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★
PubMedから、今日のつぶやき − 161 −
Colorectal Cancer Screening Committee Meeting 2017. Barcelona, Spain
本日も、スペインの学会参加で得た新知見をご紹介しますね。
興味深い講演の一つに
「大腸内視鏡検査実施後の大腸癌(PCCRC)症例の病因区分アルゴリズム」
の案が発表されていました。
Post-colonoscopy colorectal cancer
大腸内視鏡検査実施後の大腸癌(PCCRC)
は近年、研究が目立ってきました。
でも、PCCRCの原因についてはなかなか解析が難しいんです。
そこで、病因区分アルゴリズムの案が発表されたというわけです。
スライドを日本語版にした貴重なデータを
ラインコミュニティの皆様には2017年12月1日
にいち早くご紹介しましたよ!!
病因区分アルゴリズムの案はなかなか良くできていて分かりやすいと思います。
では、PCCRCの発生頻度はどのくらいだと思いますか?
スペイン出張からのご報告は今日までとさせていただき、
次回からPCCRCの最新論文をご紹介していきますね。
スペインの学会でもボスの活躍が目立ちました。
自分も目標に向けて頑張りたいと思います!
スペインは弾丸学会ツアーでしたが、
ごく短く観光もしました。
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それでは、また。
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アメリカにおける大腸がん検診のモダリティ別の割合は?
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2017年の春から予告しておりましたように、
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2018年01月23日
大腸CTアカデミア 〜WEO2017からの最新知見を紹介するよ〜 大腸がん検診の過剰診断はあるのか!?
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
大腸CTアカデミア目次ができました!!
大腸CTアカデミア【医療従事者用】目次
大腸CTアカデミア【一般の方用】目次
大腸CTアカデミア【腸長ダービー】目次
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
PubMedから、今日のつぶやき − 160 −
Colorectal Cancer Screening Committee Meeting 2017 ? Barcelona, Spain
本日も、スペインの学会参加で得た新知見をご紹介しますね。
興味深い講演の一つに「大腸がんの過剰診断」がありました。
大腸がん検診における過剰診断の定義は、
その個人が検診を受けていなくても
検診で診断された病変が臨床的な症状を引き起こすこともなく
あるいは死に至らしめることもない病変を診断してしまった場合をいいます。
近年の研究から過剰診断が比較的多く見られるのは、
「マンモグラフィによる乳がん検診」
「PSAを用いた前立腺がん検診」です。
マンモグラフィによる過剰診断は、5〜50%存在すると報告されています。
PSAによる過剰診断は、30〜70%存在すると報告されています。
過剰診断の問題点のひとつに、過剰診断される人の数が
がんによる死亡者数よりも多いという状況があります。
疑わしい人を拾い上げて、悪くなかったらそれはそれでよかったじゃん!?
という考えが日本では割と多い気がします(あくまで私見です)
ですが、過剰診断による過剰治療、それにともなう合併症や後遺症、
医療費の増大、過剰診断された個人の小さくない不安
などなど問題はとても大きいのです。
無症状の健常者を対象とする検診では過剰診断には
丁寧なエビデンスの積み重ねと改良が必要でしょう。
ただ、大腸がん検診では比較的過剰診断は問題になってきませんでした。便潜血検査は特異度が高いこと、
逐年でみれば感度は内視鏡検査並みに高くなること、
内視鏡で過形成、腺腫、がんの区別が可能なこと
腺腫からがんの進展に比較的長い期間がかかること
などが背景だと思います。
この大腸がん検診領域で過剰診断の研究に取り組むというのは
発表者も話していましたが、チャレンジングですね。
それは解析手法的になかなか難しいからです。
1. 早期発見(便潜血検査) vs 予防(内視鏡によるクリーンコロン)の見極め
2. 予防によるがん罹患の減少効果と過剰診断によるがん罹患の上昇の区別が困難
3. 異なる検査で検査間隔が異なること(解析が困難になります)
4. 検診を受けない集団の確保
会場からも質問が出ていましたね。
まあ、チャレンジングだと思います。
発表者は若い女性でしたが、その発想と勇気に
こころから敬意を評します。
時間はかかるとは思いますが、科学的に有意義な結果が出るといいですね。
それでは、また。
学会ウェブページ
http://www.worldendo.org/events/colorectal-cancer-screening-committee-meeting-2017-europe/
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★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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ご紹介中です!
台湾・スペイン出張でも大活躍でした。
ラインコミュニティ紹介時よりパワーアップ!!
古いBose QuietComfort 15 と比較してみました〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★
【おすすめ人気記事】
大腸CT(CT colonography)検査が保険収載されることで 大腸がん検診受診率は変化するのか!?
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大腸がん検診における過剰診断の定義は、
その個人が検診を受けていなくても
検診で診断された病変が臨床的な症状を引き起こすこともなく
あるいは死に至らしめることもない病変を診断してしまった場合をいいます。
近年の研究から過剰診断が比較的多く見られるのは、
「マンモグラフィによる乳がん検診」
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マンモグラフィによる過剰診断は、5〜50%存在すると報告されています。
PSAによる過剰診断は、30〜70%存在すると報告されています。
過剰診断の問題点のひとつに、過剰診断される人の数が
がんによる死亡者数よりも多いという状況があります。
疑わしい人を拾い上げて、悪くなかったらそれはそれでよかったじゃん!?
という考えが日本では割と多い気がします(あくまで私見です)
ですが、過剰診断による過剰治療、それにともなう合併症や後遺症、
医療費の増大、過剰診断された個人の小さくない不安
などなど問題はとても大きいのです。
無症状の健常者を対象とする検診では過剰診断には
丁寧なエビデンスの積み重ねと改良が必要でしょう。
ただ、大腸がん検診では比較的過剰診断は問題になってきませんでした。便潜血検査は特異度が高いこと、
逐年でみれば感度は内視鏡検査並みに高くなること、
内視鏡で過形成、腺腫、がんの区別が可能なこと
腺腫からがんの進展に比較的長い期間がかかること
などが背景だと思います。
この大腸がん検診領域で過剰診断の研究に取り組むというのは
発表者も話していましたが、チャレンジングですね。
それは解析手法的になかなか難しいからです。
1. 早期発見(便潜血検査) vs 予防(内視鏡によるクリーンコロン)の見極め
2. 予防によるがん罹患の減少効果と過剰診断によるがん罹患の上昇の区別が困難
3. 異なる検査で検査間隔が異なること(解析が困難になります)
4. 検診を受けない集団の確保
会場からも質問が出ていましたね。
まあ、チャレンジングだと思います。
発表者は若い女性でしたが、その発想と勇気に
こころから敬意を評します。
時間はかかるとは思いますが、科学的に有意義な結果が出るといいですね。
それでは、また。
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2018年01月22日
大腸CTアカデミア スペインの学会参加で得た新知見を紹介するよ! トイレのIoTセンサーがすごい!!
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大腸CTアカデミア目次ができました!!
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PubMedから、今日のつぶやき − 159 −
Colorectal Cancer Screening Committee Meeting 2017 ? Barcelona, Spain
本日から、スペインの学会参加で得た新知見をご紹介しますね。
UEGW前の2017年末に開催されました。
ラインコミュニティでお伝えしましたように、カタルーニャ独立問題で
プチデモン前州首相が独立宣言を出したその直後でした。
帰りの日は日本に台風が接近し、無事帰れるかという波乱!?
の出張でした。
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ラインコミュニティ紹介時よりパワーアップ!!
https://fanblogs.jp/ctcacademia/daily/201711/29
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★
Reutersの最新ニュース(ラインコミュニティ配信時、2017年11月9日)によると
カタルーニャ自治州では州議会選挙に12月21日に控えいていますが、
地元紙エル・パイスの世論調査によると、独立を望む同州の住民は24%にとどまった
ているようです。
うーん、前回の住民投票が低投票率だったせいなのか、
それともイギリスのブレグジッドのように離脱が鮮明になると我に返るのか、
どうなんでしょうね・・・。
さて、スペイン出張は弾丸ツアーでしたが、
それでも、有用で面白い知見がありましたので
ご紹介します。
最初は、イスラエルのベンチャー企業OutSense Diagnostics Ltd.
からの発表です。
トイレのIoTセンサーですね。
便器で排便の際の出血をとらえようということは
日本のメーカーでもあった様な気がします。
ですが、それらはトイレ全体を入れ替えるような
大掛かりなものだったと思います。
今回はどんなトイレでもつけられるセンサーなんです。
そのセンサーが便を感知し、波長を解析し、
スマホなどのデバイスに結果を送信するシステムなのです。
ラインコミュニティでは、写真や判定の様子も公開しました。
ラインコミュニティ限定の特典です。
ご参会希望の方はご連絡くださいね!
トイレのIoTセンサーは、
導入費用が安いこと、
解析する化学診断キットは年に1回交換で済むこと、
介助者にデータ送信が可能なこと、
年に1回の便潜血検診に比べて排便のたびに測定するため感度が向上すること
などの利点があります。
IoT家電って、なんかぴんとこないというか、そんなに有用性を
感じていなかったのだけれど、
この装置は秀逸ですね。
このベンチャー企業OutSense Diagnostics Ltdはまだ本当の
スタートアップ企業なのでしょう。
詳細な情報はオンライン上で公開されていません。
ですが、全く新しい発想はイスラエルかシリコンバレーかという
くらい、この2か所からの出てくることが多いですね。
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頑張りたいですね!
それでは、また。
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自分は格安スマホを使用しています。
Yモバイルですが。
同僚の先生が【UQモバイル】に切り替えたそうです。
UQモバイルやYモバイルはいわゆるほかの格安スマホと
違って、自社回線なので通信速度が速いのが特徴です。
同僚の先生はauからの切り替えでしたが、
ぜんぜん変わらないと感動していましたよ!
キャッシュバックキャンペーンも行っているみたいですね!
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プランを見るとYモバイルより条件いいかも・・
残念・・・。
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大腸CT検査のポイント集
毎日のつぶやきを経て増えていきますね。
<適応>
・閉塞性大腸がんに対して大腸CT検査は有用だが、手技に工夫が必要。
・完全閉塞症例には「PET/CT colonography」。
・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。
<検診>
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸CT検査による検診受診率は735%増加した。
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸内視鏡検査による検診受診率は38%増加した。
・腸管外病変診断による利益・不利益バランスには注意が必要。
<検査食は不要>
・低容量腸管前処置においても、ガストログラフィンを使えば食事制限は不要。
・腸管残渣の状態は食事制限の有無に左右されない。
・水溶性造影剤によるタギングの質は食事制限の有無に左右されない。
・食事制限の撤廃は患者の受容性向上に寄与する。
<腸管前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。
<腸管拡張>
・右側臥位は最適な腸管拡張を得るためのベストポジションである。
・炭酸ガス自動送気装置は良好な腸管拡張を得るのに有用である。
・ブスコパンは腸管拡張の改善に寄与しない。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。
<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。
・検診目的の大腸CT検査は有症状者に対する大腸CT検査よりも、病変をみつけづらく読影には注意が必要。
<診断>
・C-RADSにおけるC1の5-10年の検査間隔は妥当
・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)
・便潜血陽性後から内視鏡を受けるまでの期間が10ヶ月以上になると大腸がん全般・進行がんのリスクが高まる。
<受診者の受容性>
・患者さんの苦痛度は炭酸ガス自動送気装置の使用やブスコパンの使用は影響しない。
<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。
・術前検査目的の大腸CT検査の穿孔率は0.028%。
・検診目的の大腸CT検査の穿孔率は0.003%。
・精検目的の大腸CT検査の穿孔率は0.014%。
・穿孔率は術前検査目的に比べて検診目的で有意に低い。
・穿孔症例の81%では外科治療が不要。
・自動送気装置の使用は穿孔のリスクを低減する。
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最新の世界の知識を身につけることで、患者さんに還元するのはもちろんですが、
きっと新しい研究の芽も生まれると信じています。
皆でパワーアップしていきたいですね!!
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自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
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大腸CTアカデミア【医療従事者用】目次
大腸CTアカデミア【一般の方用】目次
大腸CTアカデミア【腸長ダービー】目次
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Colorectal Cancer Screening Committee Meeting 2017 ? Barcelona, Spain
本日から、スペインの学会参加で得た新知見をご紹介しますね。
UEGW前の2017年末に開催されました。
ラインコミュニティでお伝えしましたように、カタルーニャ独立問題で
プチデモン前州首相が独立宣言を出したその直後でした。
帰りの日は日本に台風が接近し、無事帰れるかという波乱!?
の出張でした。
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学会、出張や旅行で大活躍する快適グッズを
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台湾・スペイン出張でも大活躍でした。
ラインコミュニティ紹介時よりパワーアップ!!
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Reutersの最新ニュース(ラインコミュニティ配信時、2017年11月9日)によると
カタルーニャ自治州では州議会選挙に12月21日に控えいていますが、
地元紙エル・パイスの世論調査によると、独立を望む同州の住民は24%にとどまった
ているようです。
うーん、前回の住民投票が低投票率だったせいなのか、
それともイギリスのブレグジッドのように離脱が鮮明になると我に返るのか、
どうなんでしょうね・・・。
さて、スペイン出張は弾丸ツアーでしたが、
それでも、有用で面白い知見がありましたので
ご紹介します。
最初は、イスラエルのベンチャー企業OutSense Diagnostics Ltd.
からの発表です。
トイレのIoTセンサーですね。
便器で排便の際の出血をとらえようということは
日本のメーカーでもあった様な気がします。
ですが、それらはトイレ全体を入れ替えるような
大掛かりなものだったと思います。
今回はどんなトイレでもつけられるセンサーなんです。
そのセンサーが便を感知し、波長を解析し、
スマホなどのデバイスに結果を送信するシステムなのです。
ラインコミュニティでは、写真や判定の様子も公開しました。
ラインコミュニティ限定の特典です。
ご参会希望の方はご連絡くださいね!
トイレのIoTセンサーは、
導入費用が安いこと、
解析する化学診断キットは年に1回交換で済むこと、
介助者にデータ送信が可能なこと、
年に1回の便潜血検診に比べて排便のたびに測定するため感度が向上すること
などの利点があります。
IoT家電って、なんかぴんとこないというか、そんなに有用性を
感じていなかったのだけれど、
この装置は秀逸ですね。
このベンチャー企業OutSense Diagnostics Ltdはまだ本当の
スタートアップ企業なのでしょう。
詳細な情報はオンライン上で公開されていません。
ですが、全く新しい発想はイスラエルかシリコンバレーかという
くらい、この2か所からの出てくることが多いですね。
「CTC Academy」も
大腸CT検査の情報プラットフォームになれるよう
頑張りたいですね!
それでは、また。
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自分は格安スマホを使用しています。
Yモバイルですが。
同僚の先生が【UQモバイル】に切り替えたそうです。
UQモバイルやYモバイルはいわゆるほかの格安スマホと
違って、自社回線なので通信速度が速いのが特徴です。
同僚の先生はauからの切り替えでしたが、
ぜんぜん変わらないと感動していましたよ!
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プランを見るとYモバイルより条件いいかも・・
残念・・・。
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大腸CT検査のポイント集
毎日のつぶやきを経て増えていきますね。
<適応>
・閉塞性大腸がんに対して大腸CT検査は有用だが、手技に工夫が必要。
・完全閉塞症例には「PET/CT colonography」。
・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。
<検診>
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸CT検査による検診受診率は735%増加した。
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸内視鏡検査による検診受診率は38%増加した。
・腸管外病変診断による利益・不利益バランスには注意が必要。
<検査食は不要>
・低容量腸管前処置においても、ガストログラフィンを使えば食事制限は不要。
・腸管残渣の状態は食事制限の有無に左右されない。
・水溶性造影剤によるタギングの質は食事制限の有無に左右されない。
・食事制限の撤廃は患者の受容性向上に寄与する。
<腸管前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。
<腸管拡張>
・右側臥位は最適な腸管拡張を得るためのベストポジションである。
・炭酸ガス自動送気装置は良好な腸管拡張を得るのに有用である。
・ブスコパンは腸管拡張の改善に寄与しない。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。
<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。
・検診目的の大腸CT検査は有症状者に対する大腸CT検査よりも、病変をみつけづらく読影には注意が必要。
<診断>
・C-RADSにおけるC1の5-10年の検査間隔は妥当
・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)
・便潜血陽性後から内視鏡を受けるまでの期間が10ヶ月以上になると大腸がん全般・進行がんのリスクが高まる。
<受診者の受容性>
・患者さんの苦痛度は炭酸ガス自動送気装置の使用やブスコパンの使用は影響しない。
<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。
・術前検査目的の大腸CT検査の穿孔率は0.028%。
・検診目的の大腸CT検査の穿孔率は0.003%。
・精検目的の大腸CT検査の穿孔率は0.014%。
・穿孔率は術前検査目的に比べて検診目的で有意に低い。
・穿孔症例の81%では外科治療が不要。
・自動送気装置の使用は穿孔のリスクを低減する。
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■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
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タグ:トイレのIoTセンサー