2019年08月03日
【寄稿】 大腸CT(CT colonography)検査体験記
ラインコミュニティ「CTC Academy」参加いただいている
看護師Tさんが大腸CT(CT colonography)検査を受診したそうです。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」とは◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【106名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
そこで、
なんと看護師のTさんが大腸CT(CT colonography)検査体験記を
寄稿してくれました!!
どうもありがとう〜
臨場感のある体験記を
是非、お読みくださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【寄稿】 大腸CT(CT colonography)検査体験記
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
《 大腸CT検査を受けてみました! 》
ある日のこと、なかよしの看護師Kちゃんがやってきて
「職員ドックの予約していないの、私たち2人だけですよ〜〜。」
私「えっ!そうなの?」
看護師Kちゃん「いっしょに大腸CTコース受けましょうよ〜〜。カテーテルはお互いに
入れるっていいと思いません?いっしょにやりませんか?」
誘ってくれたので
私「それ、いいね〜!」
ということで、大腸CT検査を二人で初体験!
その時の体験レポートです!!
ドック当日いろいろな検査の後、
10時15分からいよいよ専用の腸管洗浄剤「3% PEG-C」 2リットルを飲み始めました。注1)
となりの席で看護師Kちゃんが
「これ、いつものニフレックよりちょっと苦いね。
でもにがめのグレープフルーツみたいな味。」
お腹がすいていた私は
「あんまりいつものニフレックと変わらないよ〜〜。」
と思ってしまいました。
時計を見ながら15分で250mlペースで内服。
看護師Kちゃんが
「飴を食べながらなら飲めるね〜〜。」(クリニック提供の飴玉)
とふたりでいっしょに内服しました。
800mlくらい内服したら
お腹がゴロゴロ
とうとう キタ━(゚∀゚)━!
トイレに駆け込み
そこからは
もう
飲んではトイレ
飲んではトイレに
駆け込む感じ
5分ごと (>_<)
私のあまりの激しい動きと
寒がっているのをみて
看護師Kちゃんが笑顔で
肩をさすってくれた
ありがたい〜〜優しいなぁ〜〜
でもまた キタ━(゚∀゚)━! と
ドタバタドタバタ
トイレに駆け込む繰り返し
誰かが肛門括約筋では
とても押さえられない!!って
言っていたけど
ほんとにそう
もしかしていま
ちょっとだけ・・と
毎回ヒヤヒヤ
飲み終わり12時20分
計15回くらいトイレにいきました。
お腹が落ち着いたのは内服終了から
1時間以上かかりました。
14時15分から検査の予定です。
看護師Kちゃんと2人で検査用の紙パンツに着替えて
もうすぐ検査とドキドキ♡♡
☆☆☆
待ち合いで待っていると
技師Sさんが
「2人で大腸CT検査をうけるんですか。いいですね!」
と出迎えてくれました。
いざCT室に移動です。
技師Sさんが
「看護師Kさんから検査ですよ〜〜。」
おお、順番が決まっていたのね!
CTの準備です。
左側臥位の看護師Kちゃんに
私がドック着姿でカテーテルを挿入しました。
技師Sさん「カテーテル入れる人がドック着をきているのは、初めて見るかも!」
と笑顔です。
炭酸ガスCO2送気開始
姿勢を変えながら送気を続けると
「おなかがポコポコいってる。おなかがちょっと張ってきた。」
「撮影しましょう。」と技師Sさん
操作室に移動です。
背臥位とマットを入れた腹臥位で撮影しました。
あっという間におしまい。
そして、いよいよ私の順番がきました。
私の撮影担当は、おなじみ技師Fさんでした。
看護師Kちゃんがカテーテルを肛門に挿入してくれました。
バルーンを膨らませたら
「あれ?こんな感じ?
おしりに何かある!これ抜けない?抜けてないか心配〜。」と独り言。
私も炭酸ガスの送気を開始です。
流量をじっと見ていたら700 mLくらいで
ちょっとポコポコ入ってきた感じ。
炭酸ガスが抜けたら大変って
目をつぶって体に力を入れてしまいました。
技師Fさん「もうちょっと力を抜きましょう〜〜。」
力を入れていたのが
バレちゃった(´Д`ι) アセアセ
せっかく入った炭酸ガスが抜けたら
モッタイナイと思ってしまったのです。
姿勢を変えて大腸を膨らませていきます。
お腹がポコポコいっているけど
あんまり大変な感じはないな〜〜
と思っていると
技師Fさん「撮影しましょう!」
私「え!もう?」
背臥位と腹臥位で撮影しました。
撮影時の息とめは64列のCT装置なので8秒くらいでした。
「おつかれさまでした〜〜。」
と技師Fさん。
撮影後の技師さんによる画像構築を見学していると
技師Fさんからお声掛け
「トイレ行かなくて大丈夫?」
私「全然だいじょうぶです!」
技師Fさん「つよいね〜。」
いろいろなお話聞きながら自分自身の大腸の画像を見てきました!
<ご本人の承諾のもと、個人情報を消去した上でご本人の大腸CT画像を掲載いただきました!>
私の大腸はなんと
S状結腸の走行がちょっと複雑とのこと。
大腸内視鏡検査より、大腸CT検査の方が楽だな〜と
思いました。
ドックが終わって
看護師Kちゃんといっしょに
外にでると、ビルの中庭には
朝にはなかった
レトロな色とりどりの提灯がいっぱい…
「あっ、今週はビア・ガーデンだね!」
「いいね〜〜!!」
☆☆☆ おわり ☆☆☆
解説
注1) 大腸内視鏡検査の腸管洗浄剤(下剤)の量は標準で約2リットルです。
大腸CT(CT colonography)検査では、子のご施設のように
約2リットルで行う場合もありますが半分以下の800mL程度で行う施設も少なくありません。
減量しても大腸CT検査では精度が担保されることが大規模前向き試験で確認されています。
#大腸CT検査 #体験記 #CTC体験記
看護師Tさんが大腸CT(CT colonography)検査を受診したそうです。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」とは◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【106名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
そこで、
なんと看護師のTさんが大腸CT(CT colonography)検査体験記を
寄稿してくれました!!
どうもありがとう〜
臨場感のある体験記を
是非、お読みくださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【寄稿】 大腸CT(CT colonography)検査体験記
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
《 大腸CT検査を受けてみました! 》
ある日のこと、なかよしの看護師Kちゃんがやってきて
「職員ドックの予約していないの、私たち2人だけですよ〜〜。」
私「えっ!そうなの?」
看護師Kちゃん「いっしょに大腸CTコース受けましょうよ〜〜。カテーテルはお互いに
入れるっていいと思いません?いっしょにやりませんか?」
誘ってくれたので
私「それ、いいね〜!」
ということで、大腸CT検査を二人で初体験!
その時の体験レポートです!!
ドック当日いろいろな検査の後、
10時15分からいよいよ専用の腸管洗浄剤「3% PEG-C」 2リットルを飲み始めました。注1)
となりの席で看護師Kちゃんが
「これ、いつものニフレックよりちょっと苦いね。
でもにがめのグレープフルーツみたいな味。」
お腹がすいていた私は
「あんまりいつものニフレックと変わらないよ〜〜。」
と思ってしまいました。
時計を見ながら15分で250mlペースで内服。
看護師Kちゃんが
「飴を食べながらなら飲めるね〜〜。」(クリニック提供の飴玉)
とふたりでいっしょに内服しました。
800mlくらい内服したら
お腹がゴロゴロ
とうとう キタ━(゚∀゚)━!
トイレに駆け込み
そこからは
もう
飲んではトイレ
飲んではトイレに
駆け込む感じ
5分ごと (>_<)
私のあまりの激しい動きと
寒がっているのをみて
看護師Kちゃんが笑顔で
肩をさすってくれた
ありがたい〜〜優しいなぁ〜〜
でもまた キタ━(゚∀゚)━! と
ドタバタドタバタ
トイレに駆け込む繰り返し
誰かが肛門括約筋では
とても押さえられない!!って
言っていたけど
ほんとにそう
もしかしていま
ちょっとだけ・・と
毎回ヒヤヒヤ
飲み終わり12時20分
計15回くらいトイレにいきました。
お腹が落ち着いたのは内服終了から
1時間以上かかりました。
14時15分から検査の予定です。
看護師Kちゃんと2人で検査用の紙パンツに着替えて
もうすぐ検査とドキドキ♡♡
☆☆☆
待ち合いで待っていると
技師Sさんが
「2人で大腸CT検査をうけるんですか。いいですね!」
と出迎えてくれました。
いざCT室に移動です。
技師Sさんが
「看護師Kさんから検査ですよ〜〜。」
おお、順番が決まっていたのね!
CTの準備です。
左側臥位の看護師Kちゃんに
私がドック着姿でカテーテルを挿入しました。
技師Sさん「カテーテル入れる人がドック着をきているのは、初めて見るかも!」
と笑顔です。
炭酸ガスCO2送気開始
姿勢を変えながら送気を続けると
「おなかがポコポコいってる。おなかがちょっと張ってきた。」
「撮影しましょう。」と技師Sさん
操作室に移動です。
背臥位とマットを入れた腹臥位で撮影しました。
あっという間におしまい。
そして、いよいよ私の順番がきました。
私の撮影担当は、おなじみ技師Fさんでした。
看護師Kちゃんがカテーテルを肛門に挿入してくれました。
バルーンを膨らませたら
「あれ?こんな感じ?
おしりに何かある!これ抜けない?抜けてないか心配〜。」と独り言。
私も炭酸ガスの送気を開始です。
流量をじっと見ていたら700 mLくらいで
ちょっとポコポコ入ってきた感じ。
炭酸ガスが抜けたら大変って
目をつぶって体に力を入れてしまいました。
技師Fさん「もうちょっと力を抜きましょう〜〜。」
力を入れていたのが
バレちゃった(´Д`ι) アセアセ
せっかく入った炭酸ガスが抜けたら
モッタイナイと思ってしまったのです。
姿勢を変えて大腸を膨らませていきます。
お腹がポコポコいっているけど
あんまり大変な感じはないな〜〜
と思っていると
技師Fさん「撮影しましょう!」
私「え!もう?」
背臥位と腹臥位で撮影しました。
撮影時の息とめは64列のCT装置なので8秒くらいでした。
「おつかれさまでした〜〜。」
と技師Fさん。
撮影後の技師さんによる画像構築を見学していると
技師Fさんからお声掛け
「トイレ行かなくて大丈夫?」
私「全然だいじょうぶです!」
技師Fさん「つよいね〜。」
いろいろなお話聞きながら自分自身の大腸の画像を見てきました!
<ご本人の承諾のもと、個人情報を消去した上でご本人の大腸CT画像を掲載いただきました!>
私の大腸はなんと
S状結腸の走行がちょっと複雑とのこと。
大腸内視鏡検査より、大腸CT検査の方が楽だな〜と
思いました。
ドックが終わって
看護師Kちゃんといっしょに
外にでると、ビルの中庭には
朝にはなかった
レトロな色とりどりの提灯がいっぱい…
「あっ、今週はビア・ガーデンだね!」
「いいね〜〜!!」
☆☆☆ おわり ☆☆☆
解説
注1) 大腸内視鏡検査の腸管洗浄剤(下剤)の量は標準で約2リットルです。
大腸CT(CT colonography)検査では、子のご施設のように
約2リットルで行う場合もありますが半分以下の800mL程度で行う施設も少なくありません。
減量しても大腸CT検査では精度が担保されることが大規模前向き試験で確認されています。
#大腸CT検査 #体験記 #CTC体験記
タグ:検査体験記
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