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2017年10月29日

大腸がんにならないように! 大腸がん検診は本当に役立つの?

おはようございます!
2018年3月11(日)に金沢で「第12回消化管先進画像診断研究会 (GAIA)
が開催されます。





☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆

Q35.
大腸がん検診は本当に役立つのですか?



A35.
はい、大腸がんによる死亡を防ぐためにもっとも
有効な手段です。
運動や食事に気をつけるといった予防よりも、
検診をきちんと受けることが最も効率的です。

米国では1975年から2000年にかけて、
大腸がんによる死亡が26%も増えました。

ちなみに日本では同じ期間に大腸がんによる
死亡率・罹患率(かかる率)は増大しています。

今では、年齢調整罹患率、死亡率ともに
米国より日本の方が高いという非常に残念な状況です。

では、米国での大腸がん死亡の減少に寄与したのは何なのでしょうか?

その検討をしたのが下記の論文です。

Cancer. 2010;116(3):544-73.

この論文の中の図4に死亡率減少に寄与した原因が示されています


死亡率減少に寄与した原因の実に53%、
半分以上が検診のおかげ
なんですよ!!


是非、皆さんも大腸がん検診(主に便潜血検査)を受けてくださいね!





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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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