2018年12月06日
DVDを借りました
10月には身辺で不幸があり、しばらく多忙だったため唯一の趣味であるDVD鑑賞ができないでしました。
そろそろ落ち着いてきたので先日、ツタヤDiscusでDVDをオーダーし、それが今日届きました。
借りた作品は、
・ほんとにあった!呪いのビデオ 79
・ジョニーは戦場へ行った
この二枚です。
“ジョニーは戦場へ行った”は1971年の映画です。
昔からタイトルとおおざっぱな内容だけは知っていて、いつか機会があれば見たいと思っていました。
この映画はアメリカの小説家、ダルトン・トランボさんが1939年に発表した反戦小説が原作です。
ベトナム戦争中の1971年、トランボさんが脚本を書き監督として制作されたとあります。
ただ、内容が戦争の残虐さを強烈に描いたものであり、また原作のタイトルである、
“Johnny Got His Gun(ジョニーは銃をとった)”
は、第一次世界大戦時の志願兵募集の宣伝文句だったそうです。
さらに軍歌「オヴァー・ゼア(Over There)」でも有名になった「ジョニーよ、銃をとれ(Johnny Get Your Gun)」という呼び掛けへの痛烈な皮肉となっており、“反政府文学”とされ時代によっては絶版。
原作の発表された1939年は第二次世界大戦勃発の年。戦争が激化した1945年に絶版。戦後に復刊されても朝鮮戦争時にまた絶版。休戦後にまた復刊と、繰り返したようです。
物語は第一次世界大戦中、主人公の“ジョー”が徴兵され、恋人と別れ出征します。
異国で目(視覚)、鼻(嗅覚)、口(言葉)、耳(聴覚)を失い、
さらに収容された病院で両手足を切断されます。
皮膚感覚しか残っていないジョーが、自分には意識があることを伝えようとし、昔父から教わったモールス信号を唯一動く頭で刻み、周囲に訴えかけるのです。
そしてジョーはモールス信号で「殺してくれ」と繰り返したのだとか。
実はまだ見ていません。これからです。
でもあらすじだけ知っておこうと思い、アマゾンのDVD通販にあるレビューを読んでみました。
しかし、
レビューのひとつには物語の最後まで書かれていました。
楽しみが半減するだろ!パカタリ!
日本にも“キャタピラー”という映画がありますね。
“寺島しのぶ”さん主演の映画です。
これも戦争で四肢を失い、口も利けず、耳も聞こえなくなって帰還する夫の話です。
映画を見たことはありません。
でも子供の頃、“江戸川乱歩”さんの“芋虫”は読んだことがあります。
映画キャタピラーは、この“芋虫”が原作ではありませんが、内容は酷似しています。
それは著作権料など問題があったため、最終的に“芋虫”から着想を得たオリジナル作品としたようです。
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