2013年02月24日
高齢出産最大のリスク妊娠中毒症がもたらす赤ちゃんへの影響
坂上みき(53歳)、戸川昌子(46歳)、ジャガー横田(45歳)、兵藤ゆき(44歳)、林真理子(43歳)、田中美佐子(43歳)、落合信子(42歳)、NOKKO(42 歳)、長山洋子(42歳)、松本志のぶ(42歳)、山下久美子(41歳・双子)、相田翔子(41歳)、財前 直見(40歳)、オセロの松嶋尚美(40歳)
「高齢出産 有名人」で検索すると
おなじみの有名人の名前が色々出てきます。
大抵はおめでとうございますとか、
高齢出産のリスクとしてダウン症の記事が掲載されています。
ところで
医療がどんどん進歩している現在では、
高齢出産の主なリスクってダウン症ぐらいなのでしょうか?
そんなことはありません。
あまりマスコミには取り上げられないのですが
産院が受入拒否するレベルのハイリスクな症状があるのです。
しかも
誰もが可能性があるもの。
最近「Dの食卓」等のゲームをプロデュースした飯野賢治が、
高血圧が原因の心不全でなくなりましたね。
この高血圧。私達にも関係が深く、
妊娠中になるととんでもないことになります。
妊娠前に高血圧がわかると医師に「ハイリスクだから」と
妊娠をしないよう警告されるほど。
血圧は1歳年をとると1上がると言われているくらいなので、
出産年齢が上がるほどリスクが高まります。
なので高血圧は高齢出産のリスク(しかも最大級の)と言えるでしょう。
高血圧がもたらすリスク
妊娠中に高血圧になって様々な症状が現れることを
「妊娠高血圧症」(以前は「妊娠中毒」)と言います。
妊娠中は赤ちゃんに栄養を送るため血圧が少し高くなるのですが、
最高血圧140以上、最低血圧90以上になると妊娠高血圧症となります。
母体のリスク
気になる症状はこのようなものがあります。
- 肝機能障害
- 血液の凝固異常
- 痙攣
- 意識障害
- 脳出血
- 腎不全
- 尿毒症
- 肺水腫
- 網膜剥離
高血圧に伴う症状で、結構重症です。
お腹の赤ちゃんへのリスク
あなたが気になるのは、お腹の赤ちゃんの方ですよね。
妊娠高血圧症になると、お腹の赤ちゃんにはこのようなことが起きます。
- 胎盤機能の低下
- 胎盤がはがれる
- 胎児機能不全
つまり
胎盤機能の低下により、
赤ちゃんへ満足にて栄養や酸素が届かなくなります。
そして
胎児の発育が悪くなったり、
低酸素症になったりする可能性が高まるのです。
最後には胎盤が剥がれます。
その瞬間は突然やってくる
妊娠高血圧症と判断された場合。
お腹の赤ちゃんにとって、そのままママのお腹の中にいた方が良いのか、
早急にお腹から取り出すべきなのか判断をする必要があります。
なぜなら
お腹の中で胎盤が離れてしまうと、
赤ちゃんは死んでしまうから。
例えば
最近ちょっと体のむくみが気になる。
だから、ちょっと病院で調べてもらうことにしたら、
念のためにそのまま検査入院することになった。
むくみ以外、症状はないので、
普通にお昼を食べたらお医者さんに怒られた。
なんてことにも。
なぜかというと、
午後早急に帝王切開しなければいけない状態だった場合
胃に食べ物が入っていると麻酔をかけることができないから。
つまり
お腹の赤ちゃんが危険な状態だと、
何気に診察を受けたつもりなのに
そのまま入院。即帝王切開。といたケースも有り得るのです。
まとめ
妊娠高血圧症(妊娠中毒)は
高齢出産であるほど発症する可能性の高いハイリスクな症状です。
血圧が140以上あるとリスクが高すぎるので
医師によって妊娠を禁止されるほど。
あなたが妊娠を望むのなら(すでに妊娠していても)
常に自分の血圧を把握しておくことが大切。
できれば自宅でも毎日血圧を測れれば安心ですね。
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Posted by まったりパパ | 妊娠中毒(妊娠高血圧症) | TOP▲ |