2012年07月09日
生理周期短くなったら赤信号
うちの奥様と会話の中に「生理周期が28日から26日になった」という言葉が出てきました。
生理周期って短くなるってなんかの病気?それとも年齢のせい?
前触れもなく突然このようなことが起きるととても不安に感じますよね。
特に妊娠を考えている方には余計なおさらです。
だけど、生理周期が短くなる意味を知ると高齢出産の厳しい現実が見えてきます。
30代半ばから生理周期が短くなる原因は
閉経へのカウントダウンの始まりです。
うちの奥様も原因がわかったときは「あぁやっぱり・・・」と言っていましたが、
ちょっと顔色が変わっていました。
自分の母親だけの話で、自分には関係のないものだった
「閉経」がいよいよ現実のものになり始めたのです。
ところでなぜ閉経が近づくと生理周期が短くなるのでしょうか。
そしてこれは、もうどうしようもない事なのでしょうか?
卵子のもとになる細胞を卵母細胞と言います。
この細胞は胎児の頃に卵巣内に一番多く存在し、年齢とともに減少していきます。
産まれたての赤ちゃんの卵母細胞の数は100万〜200万。
思春期の頃で30万ほどあります。
しかし殆どの卵母細胞は成熟せずに退化します。すべてが卵子に成熟するわけではありません。
そして
閉経前の10年〜15年前に急速に退化し
最後には消滅します。
一般的に閉経は50歳前後に来ます。仮に50歳としましょうか。
とすると閉経の10年〜15年前は何歳になりますか?
卵母細胞は急激に減り卵巣機能が低下すると、卵巣の反応が悪くなります。
そうなると脳下垂体は卵巣を働かせるたにFSH(卵胞刺激ホルモン)を沢山分泌するようになります。
結果、大量のFSHの影響で急激に卵胞が大きくなるため、排卵のタイミングが早まるようになるのです。
卵胞期が短くなるということですね。
FSHの影響の強さによっては生理が2回くる人も現れるようです。
これが一般的な閉経へのプロセスです。
これで生理周期が短くなるということは、閉経へのカウントダウンの始まりであることを理解して頂けたでしょうか。
では生理周期が短くなったら、妊娠あきらめた方が良いのでしょうか?
それは違います。
もともと排卵はあるので、黄体期がきちんとあればまだまだチャンスはあります。
ただし
残り少ない卵母細胞を有効に活用する必要はあります。
なぜかというと、残り少ない卵母細胞全てが卵子になるわけではないからです。
全てはあなたのこれからの生活次第。
世の女性には45歳で閉経する人もいるし、50歳を過ぎても月経がある人もいます。
この違いはなんでしょうか。
それは
体調を整えて卵子を作るための努力をしていたかどうかです。
(卵子が若返るわけではありませんよ)
閉経のタイミングが遅い人は、自分の体を意識して何かしら実践しています。
これは一例です。
不妊治療、高齢出産を目指しているあなたは何かしら実践されていると思いますが、
もしまだであれば、自分がすぐできる事から実践し、可能な限り妊娠が可能な体作りをしましょう。
排卵がある限りはチャンスはあります。
自分に今足りていないものはないですか?
病院の不妊治療以外にやれることはないですか?
必ずあるはずです。
今すぐやるべきことは何か自分の状況を見つめなおして、
後悔の無いようにやるべきことを、やっていきたいですね。
生理周期って短くなるってなんかの病気?それとも年齢のせい?
前触れもなく突然このようなことが起きるととても不安に感じますよね。
特に妊娠を考えている方には余計なおさらです。
だけど、生理周期が短くなる意味を知ると高齢出産の厳しい現実が見えてきます。
30代半ばから生理周期が短くなる原因は
閉経へのカウントダウンの始まりです。
うちの奥様も原因がわかったときは「あぁやっぱり・・・」と言っていましたが、
ちょっと顔色が変わっていました。
自分の母親だけの話で、自分には関係のないものだった
「閉経」がいよいよ現実のものになり始めたのです。
ところでなぜ閉経が近づくと生理周期が短くなるのでしょうか。
そしてこれは、もうどうしようもない事なのでしょうか?
卵子には限りがある
卵子のもとになる細胞を卵母細胞と言います。
この細胞は胎児の頃に卵巣内に一番多く存在し、年齢とともに減少していきます。
産まれたての赤ちゃんの卵母細胞の数は100万〜200万。
思春期の頃で30万ほどあります。
しかし殆どの卵母細胞は成熟せずに退化します。すべてが卵子に成熟するわけではありません。
そして
閉経前の10年〜15年前に急速に退化し
最後には消滅します。
排卵前の卵子はある程度熟成したら、細胞分裂を休止して卵巣内に蓄積されていきます。
休止中は通常の細胞と同様に修復プロセスが行われているのですが、
歳をとっているとこのタイミングで卵子に損傷が生じる可能性が高くなります。
高齢出産は染色体、遺伝子異常が生じやすいと言われる原因はまさにこれです。
メルクマニュアル医学百科より
一般的に閉経は50歳前後に来ます。仮に50歳としましょうか。
とすると閉経の10年〜15年前は何歳になりますか?
閉経へのプロセス
卵母細胞は急激に減り卵巣機能が低下すると、卵巣の反応が悪くなります。
そうなると脳下垂体は卵巣を働かせるたにFSH(卵胞刺激ホルモン)を沢山分泌するようになります。
結果、大量のFSHの影響で急激に卵胞が大きくなるため、排卵のタイミングが早まるようになるのです。
卵胞期が短くなるということですね。
FSHの影響の強さによっては生理が2回くる人も現れるようです。
- 30代後半に卵巣機能が急激に弱くなる
- FSHの値が高くなってホルモンバランスが崩れる
- 生理周期が1〜2日短くなり、体が閉経に向けての準備を始める
- 40代半ばまでに生理周期が少し短くなる
- その後長くなったり、極端に短くなったりし始める
- 月経期も短くなる
- そして50歳ごろに閉経
これが一般的な閉経へのプロセスです。
これで生理周期が短くなるということは、閉経へのカウントダウンの始まりであることを理解して頂けたでしょうか。
高齢出産の覚悟
では生理周期が短くなったら、妊娠あきらめた方が良いのでしょうか?
それは違います。
もともと排卵はあるので、黄体期がきちんとあればまだまだチャンスはあります。
ただし
残り少ない卵母細胞を有効に活用する必要はあります。
なぜかというと、残り少ない卵母細胞全てが卵子になるわけではないからです。
全てはあなたのこれからの生活次第。
世の女性には45歳で閉経する人もいるし、50歳を過ぎても月経がある人もいます。
この違いはなんでしょうか。
それは
体調を整えて卵子を作るための努力をしていたかどうかです。
(卵子が若返るわけではありませんよ)
閉経のタイミングが遅い人は、自分の体を意識して何かしら実践しています。
これは一例です。
- ビタミンEを多く摂取する
- 亜鉛、マカを摂取する
- ピクノジェノールを摂取する
- ローヤルゼリーを摂取する
- 大豆、根菜類を多く摂取する
- ストレッチをする
- 骨盤体操をする
- コーヒーは控える
- 漢方薬を利用する
不妊治療、高齢出産を目指しているあなたは何かしら実践されていると思いますが、
もしまだであれば、自分がすぐできる事から実践し、可能な限り妊娠が可能な体作りをしましょう。
排卵がある限りはチャンスはあります。
自分に今足りていないものはないですか?
病院の不妊治療以外にやれることはないですか?
必ずあるはずです。
今すぐやるべきことは何か自分の状況を見つめなおして、
後悔の無いようにやるべきことを、やっていきたいですね。
本日のまとめ
月経周期が短くなったのは卵巣の働きが悪くなって、卵胞期が短くなったから。
排卵がある限りまだチャンスはあります。
少しでも妊娠しやすい体作りを心がけて。
月経周期が短くなったのは卵巣の働きが悪くなって、卵胞期が短くなったから。
排卵がある限りまだチャンスはあります。
少しでも妊娠しやすい体作りを心がけて。