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2019年03月13日
花粉症
今年の花粉症には 少々手こずっている
昨年の飛来数より多いとは聞いていたが
予想していたよりも 症状がひどい!!!
それでも 反応するのは スギ花粉だけなのが幸いだ
このシーズンさえ乗り切れば!!!
花粉症とのおつきあいは かれこれ20年以上
年によって 症状の出方は差があるものの
薬を飲むようになったのは10年前くらい
ただ 最近は飲んだり飲まなかったりだった
それも 処方薬ではなく 市販薬だけにお世話になっていた
花粉症といえば 闘病中はどうだったのか?
(いや 厳密にいうと今でも闘病中だが 笑)
2012年2月・1回目の手術後のシーズンは
それほどの症状は出ず
2013年・2014年のシーズンは 何とほとんど感じず!
2012年の時は 右肺上葉の摘出手術後という事もあり
傷口の痛み・内側からのひきつるような痛み、と
外科的な痛みに気を取られていたせいだろうか・・・
2013年・2014年のシーズンは 特に何をしたわけではない
ただ イレッサを服用していた時期だ
不思議にその2年間は 花粉症の症状が大人しく
周りがマスクだらけの職場でも 一人平然としていた
イレッサは分子標的薬のはずだから
アレルギーのような免疫系統には関係ないはず
こんな事もあるんだな 不思議だなぁ、と思いつつ
実際に身をもって体験した事だ
病名 治療方法 服用薬
たとえ
このどれもが同じ名前で 同じような経過を辿るとして
必ずしも 同じ結果になるとは限らない
年齢や病歴 元来の体質
発病と治療開始のタイミング
その他諸々の要素が絡み合って 一人一人の症状が決まる
あぁ 病気って 闘病って
本当に人生の紆余曲折そのものだな・・・などと
感傷に浸ってみたりしている
いやいや ただ花粉症のせいで
涙が止まらないだけですが・・・
コンタクトレンズを入れられないほど
痒みで充血してしまった目をして
鼻を思いっきりかみながら
ただ ひたすら祈る
明日は この目の痒みが少しでも治まって
コンタクトレンズをスムーズに装着できますように!
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2019年03月09日
第1回口頭弁論期日の後の体調
第一回目の口頭弁論期日の後の検診では
少々 白血球の数値が怪しくなっていた
けれど 腫瘍マーカー値は安定していたので
O先生からも あまり神経質にならなくてもいいかな?と
特に 検査を追加されるようなことはなかった
ただ やはり 夏を越して疲れが出ると心配なので
3週間ごとになっていた検診日を
2週間に一度にしてみましょう、と
先生の予定では 本当は
秋からは4週間のペースで、と考えていたらしい
けれど ここは少し慎重に、と変更したそう
その都度 採血とレントゲンで
体調の変化を確認していくことに
採血の間隔が開いた方が 自分としては
安心なんだけど・・・
抗がん剤の点滴で血管炎を起こしたからか
とにかく 注射針を刺すのは 採血とはいえ
必要最低限にして欲しかったのだ
もし これから先
点滴の治療をする必要が出てきたら
また血管を酷使するだろうし・・・
もともと あまり血管が丈夫じゃない体質らしいし
まぁ そんな事をグジグジ考えていても仕方がない
先生のおっしゃる通り 2週間ごとの予約を取った
自分では 裁判に気を取られているせいか
体調が悪いとは全く思っていなかった
むしろ 頭の中が冴えきっていて
" ナチュラルハイ " の状態が続いていたと思う
今 冷静に思い起こせば
ハイの状態と モヤがかかった状態が
頭の中で半々くらいだったのかもしれないが
ただ 精神状態はハイのままなので
仕事もバリバリと張り切ってできるし
不思議と体も動いた
職場のメンバーにも
「病気はネタだったのか?」とまで言われ
笑われる始末!(もちろん 愛のある言葉です♪)
「遠山の金さんみたいに 片肌脱いで
30センチ近い ながーーい傷あと
ご覧にいれますか?」などと
調子に乗って騒いでいたほど!
ほどなくして 秋が深まってくると
裁判の内容は 一層鬱陶しいものになり
体調も 微妙に変化してくるのだが・・・・
9月の時点では まだまだ能天気な自分だった
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2019年03月08日
夫のスマホ
第一回の口頭弁論期日から 10日ほど過ぎた
さすがの暑さも落ち着き9月も終わろうと言う頃
娘から連絡があった
「お父さんが 最近またスマホをいじってる!」と
やっぱりな・・・
翌日 娘から 珍しく夫が早く帰宅した!とのしらせが
よし! 夫が入浴中にスマホを確認しよう!!
どうにも モヤモヤしていたので
卑怯な事とは思いつつ(裁判中はスマホを見ないと決めていた!)
すぐに自宅へ!
車中から娘に確認すると たった今お風呂に入ったよ、と
庭から入って 開けておいてもらったリビングの窓から部屋へ
自宅だというのに 他所の人に見られないかと
ちょっとしたコソ泥気分(笑)
お風呂場から聞こえる 夫の鼻歌を確認し
リビングに戻り ドキドキしながらスマホを手に取る
・
・
・
・
・
・
・
" それにしても 奥様の証拠収集能力はすごいですね "
おぉーーーーーーーーーーーーー!!!
いきなりのパンチ!
こんな画面がすぐ出るって さっきまでやりとりしてたのか?
訴状とともに送った 書証(証拠文書)の事だろう
メールのやり取り、散歩の写真等の事を夫に言ったのだな
けれど それに対して 夫からは返信していなかった
彼女にしてみれば はっきりとは言っていないものの
スマホのセキュリティをしっかりして!との皮肉だろう
それはそうだ
それまでのメールのやり取りは
別居前に 夫が入浴するたびに
少しずつ 写真に撮った上に(これがこの先 重要になる)
私のスマホへ転送しておいたのだ
撮影してから転送 そしてその送信履歴の消去・・・と
1件1件 なかなかに時間がかかった
我ながら
" お主も悪よのぉ〜〜!" というセリフがぴったりの悪行!
きっと私の表情は " 夜叉 " のようだったろう
書証としては
その転送したものをプリントアウトして
時系列に揃えて提出していたので
被告であるあちら側でも それらを見たと言う事だ
当然 彼女のご主人も・・・
それらを見ても 全く非を認めようとはせず
全面的に否定してきた事は 正直 " 何なの? "と言わざるを得ない
しかし 以降の口頭弁論の準備書面で
なるほど!とも
そこしかツッコミどころがないの?とも取れる
反証が出てくるのだから面白い!
まぁ 今になったから言える事だが
とにかく ああ言えばこう言う!の繰り返しが
この先 延々と続く事になるのだ
結論から言えば・・・・・ 何と 1年半!!!
裁判全体が終わるまで 自分では大丈夫!と思っていた体調が
少しずつ 少しずつ 悪くなっていくことは
この時には まだ全然自覚できていなかった
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2019年03月07日
ストレス
2013年の夏は 結婚以来初めての別居中だった
仕事をしつつ
平日休みの昼は 猫の世話をしに自宅に戻り
時間が許せば 娘と夕食を摂りアパートに帰るという
相変わらずの二重生活を送っていた
私がサービス業で 土日は出勤なので
夫と休日がずれているのは つくづく助かった
思う存分 ニャンズと遊べるから(笑)
裁判等の経過については
義兄夫婦や 子供達はもちろん
別居を知らせた数少ない友人達にも
都度 報告していたので
精神的に追い込まれる事も 特になく
暑さを除けば そこそこ過ごしやすい日々を送っていた
イレッサの副作用の湿疹は変わらずだったが
フルウイッグの暑さの対処にも慣れ
気持ちが 裁判に向かっていたせいか
病気のことは それほど気にならなかった
ただ ストレスというのは侮れないもので
自分では 特に調子が落ちていないと思っていても
第一回口頭弁論期日後 初の採血結果は
抗がん剤を点滴していた頃の数値に近いほど
白血球が下がって来ていて 先生に心配された
「何か変わったことがありましたか?
夏バテしてませんか?
顔色は それほど悪くはないと思うんだけど
少し数値が下がって来て 心配ですね
暑さももう少しですから 乗り切れるよう
何かできることがあれば協力しますから
遠慮なく なんでも言って下さいね
調子が落ち着くまで
短期入院、という方法もありますからね
仕事や家事など できるからと言って
あまり頑張りすぎないように!」
O先生は にっこり微笑んで言ってくれた
先生!!!
実は今 訴訟を起こしていて・・・とか
まさか 言えるわけもなく(笑)
「大丈夫です!
職場で少し忙しい時期があったので
多分 そのせいだと思います
涼しくなれば 数値も元に戻ると思います」
実際のところ
その頃から 少しずつ 数値の揺れが出てきていた
意識しないようにしていたが
それがかえって逆効果で
頭の中には 裁判のことがこびりついていたのだ
加えて気になっていたのは
裁判が始まった事に対して
夫からのリアクションがほとんど無く
不気味なほど 無風状態だった事だ
ここまで大ごとにしたので
さすがに 彼女と連絡を取るのはやめたのか?
娘からの報告でも
夫は 普段通りの日常生活を送っているとの事
それを聞いても 私は
あんなに頻繁にメールのやり取りをしていたのだから
影では絶対に 連絡を取り合っているのだろうと疑っていた
そのころは
娘に 夫のスマホは見なくてもいいと伝えていたので
本当のところはわからなかったし 余計に疑り深くなっていた
けれど 冷静に考えてみれば
現段階では 夫がどうこう言う筋合いのものでもない
あくまでも
私(原告)vs 狐目の彼女(被告)の争いなのだから
そう あくまでも「現段階」では!!!
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2019年03月06日
次の期日まで
第一回口頭弁論が終わり その日の3時半過ぎ
事務所に戻ったであろうプー先生から電話が来た
「K氏も傍聴にいらしてましたね
少し お話ししましたよ
でも 残念ながら彼は部屋には入れなかったんですよ(笑)」
「え? そうだったんですか?」
確かに K氏からは " 入廷した " という言葉はなかった
「代理人同士の出席で
双方の文書の確認が主ですから
すぐ終わりますし
裁判所から示された 次の期日に
双方とも異議はありませんでしたからね
だいたい1回目はそんな感じです」
少々 がっかりした私の様子が伝わったのか
プー先生が しっかりとした口調で
「次回の弁論日までに 準備書面を作成しますが・・・
あちらの答弁書に書いてあることは 全て虚偽なので
私の方で文書作成した上で 内容の良し悪しを
ニャンままさんに確認をしてもらう、ということで
差し支えありませんね?」
問われるまでもなく
「プー先生に全幅の信頼を置いていますので
全て 先生のやりやすいようにして下さい
被告側が 有無を言えないくらい!!!」
法律上の詳しいことはもちろん
俗にいう " 法廷戦術 " とやらも 全く理解していないので
とにかく 先生がスムーズに有利に進められるよう
文書の作成をお願いした
何れにしても 次回までまた1ヶ月!
期日の1週間前までには
裁判所と双方の事務所に届くように
準備書面を作成しなくてはならない
何かにつけて まだるっこしい印象は拭えないが・・・
プー先生曰く
こちらから提出している訴状と
被告側から提出された答弁書が真逆のことを示しており
被告側は訴状が虚偽と言っているが
具体的にその根拠は示されていない
客観的に見ても こちらの訴状と書証(証拠文書)が
正確だという点を裁判所に認めてもらうべく
事実と書証の関係を具体的に示していくという
方針でいきます、と!
私としては ドンドンやっちゃって下さい!と
お願いするしかない
また 来月 ドキドキの期日が来るのか・・・
いったい いつまで続くのだろう?
やるせなさが また襲って来た
でも やっと始まったばかり!
その日まで 精神状態をフラットに保てるように
余計なことは 何も考えず
目の前のことを一つ一つしっかりと こなして
「ま・じ・め・に」 生活していこう!
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タグ:裁判
2019年03月04日
第一回口頭弁論日
まだまだ暑さの残る9月半ば
ついに 第一回口頭弁論日がきた!!!
その日は仕事だったので K氏が傍聴に行ってくれた
開廷時間は 午後2時
裁判所のホールにある
「午後2時 第3号小法廷
損害賠償請求事案 / 原告・ニャンまま 被告・狐目」という
案内ボードの写真が送られてきた!
ヒェー!!! 名前がはっきり出てるのね・・・
知りあいが 偶然裁判所に行ったりしたら バレバレだ!
昼休み後から 動悸が収まらないほど緊張して待っていたが
2時15分少し過ぎた頃 K氏から電話がきた
「たった今 終わりましたよ」
「へ?」 おかしな声が出てしまった!
本当に プー先生の言っていた通り
互いの訴状・答弁書の内容についての確認だけだったと!
それだけ??? とも思ったけれど
裁判たるもの それぞれの言い分の相違について
次の期日までに 裁判官が文書を精査するのだから
双方の言い分に変更がないのを確認するだけでも
大事な仕事なんだろう、と自分を納得させた
この日決められた
次の口頭弁論期日までは また約1ヶ月!!!
その間 私たちは「準備書面」というものを作るという
相違がない事を確認された
双方から提出されている文書において
自分たちの言い分を 陳述する書面だ
こちらからは
被告側からの答弁書は全て虚偽であるという事を
強調していくだけだ
証拠の精査等の請求になるのかな?
もちろん その作成はプロであるプー先生にお任せだが
テレビや映画で見る裁判のイメージとは
まったく違う進め方なので ピンとこない
私は原告という当事者の感覚は今ひとつない
代理人の先生方と裁判所の3者で話が進められていくので
本当のところ 被告側の感情などは一切わからない
裁判は どちらが正義なのかという事ではなく
どちらの言い分が正確なのか、を判断する場だと
どこかで聞いた事がある
だから 優秀な弁護士さんだったら
「黒」を「白」に変えることも可能だと!
なんだか 釈然としないというのが正直なところだが
自分は 嘘一つついていないし プー先生も頼れる味方だし
どん!っと構えていくしかない!
時間はかかっても 最後は絶対笑って終われるはず!!!
あ 傍聴に行ってくれたK氏からの補足情報!
被告側から裁判所に出廷したのは あちらの所長先生ではなく
プー先生とあまり年が変わらない若手の弁護士先生だった模様
そのこともあってか プー先生は閉廷後とてもご機嫌だったそうだ!
(所長先生相手だと やっぱり怖いのかな?と
プー先生が可愛く思えたのは内緒 笑)
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タグ:裁判
2019年03月03日
始まる!
プー先生の言っていた通り
なかなか裁判所からの連絡はなかった
こちらから訴状を出した10日ほど後
やっと第一回口頭弁論日の通知がきたとの連絡
予想通り 1ヶ月以上先の9月中旬!
曜日は木曜日!
え〜〜? 仕事じゃん!
水曜日なら休みだったのにーーー!
あ、でも出廷するわけではないので関係ないか(笑)
9月に入り 期日まで約1週間という頃
プー先生から呼ばれ 仕事帰りに事務所へ
裁判所を通して届けられた 被告側からの答弁書を見た
ものの見事に 全否定のオンパレード!!!
12月に宿泊したことはもちろんのこと
私と会って 交わした約束事などない!
夫と3人で会った時は 奥さんをなだめる為夫から頼まれた!
昼休みの散歩など 二人だけでしたことは一度もない!
・・・・とか何とか!
極めつきは
" 奥さんは肺腺ガンのため 精神状態が不安定になっていて
被害妄想に陥っている " との一文!!!
かわいそうな私のために 彼女が話を聞いてあげたそうな
これには思わず こちらの感情が吹っ飛んだ
あまりの呆れ具合に 遠くを見る目になっていたに違いない
やっぱり 何をやっても効果なかったんだな・・・
自分が悪いことをしているとは思っていないんだから
「私と同じように きちんとご主人を見ていてあげてください!」
強い口調で吐き捨てた 彼女の狐目を思い出した
私が思わずため息をついているのを見て プー先生が言った
「予想通りですよ 心配しないで下さいね
こちらから提出している メールの写しや写真については
今のところ 何も触れられていませんから
あちら側でも精査されると都合が悪いことはわかっているのです
ですから 奥さんの被害妄想などという文言を使って
こちらが感情的になり 精神状態が不安定になる人間だという事を
裁判所側に示したいだけなんです」
そんな事 堂々と法廷内で 裁判官の目の前で 丁々発止でやりたいわ!!!
ほんとに じれったい!!!
私は被害妄想者ではありませんから!!!
いやいや これが感情的になるということか(笑)
ここまでのやり取りだけで 結構な時間を要した
先が長いな・・・・ 思いやられるわ
またまたぐったりした気持ちで 帰宅の途についた
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タグ:裁判
2019年03月02日
待つ日々
プー先生の話を聞いて 正直気が抜けた
本格的な戦いが始まると思いきや
第一回の口頭弁論期日ですら まだ指定されず
ということは あちらからどんな答弁書が出て来るのかなど
肝心なことは ギリギリまで分からないという事だ
おまけに実際のやり取りは
ほとんど代理人の先生方同士との事
正直 出廷と言われても心臓飛び出るだけだが(笑)
とりあえず 第1回の口頭弁論期日が決まるまでは
何もできないし 何も起こらない・・・はず
ただ 待つだけの日々を過ごす事になるのだ
そこで これまでの一連のことを
家から出ている息子二人にも知らせないと・・・と
娘と揃って 上京!
息子たちは 夫のことはもちろん
私が別居したことなど知らなかったので
どこからどう説明したものやら
病気を知らせた時よりも 悩んだ
娘は
「二人とも 父がそんな男だとは思ってないし
最初は信じてくれないかもね・・・」
相談した結果
別居に至った経緯を 時系列にまとめて
それを二人に読んでもらおうと決めた
東京へ向かう新幹線の中 娘と二人
これまでの事実を 箇条書きにした
8月上旬 真夏の都心にウイッグをかぶっての外出
正直 参った(汗 汗 汗・・・)
思わず 被ってるウイッグを まるで帽子を脱ぐ時のように
額から少し浮かせて 扇子で風をあおぎ入れた
「きゃー お母さんやめてよ!
コントじゃないんだから!!!」
娘が苦笑いしながら 叫んだ
通気性が良かろうが 人毛混だろうが
やはり フルウイッグは暑かった!
ほんの少し風が出てきた夕方
長男が予約してくれていた 渋谷の個室居酒屋へ
久しぶりに兄弟3人が揃う
こんなに大きくなったのに とても仲が良く
母親としては それだけで涙が出るほどうれしい
乾杯から 料理を少しつまんで ゆったりしたところで
娘から 箇条書きのメモが手渡される
息子二人は 初めは「何これ??・・笑」といった反応
読み進めて 二人で顔を見合わせ おもむろにこちらを向く
この時の シンクロ具合がツボに入ったが それはさておき・・・
「お母さんが こんな事に耐えてたなんて全く知らなかった!
身体が大変な時に 別居までして大丈夫なの?」
文字通り 二人とも目を丸くしていた
思い出すと 悔しい気持ちやら情けない思い
そして別居してからは
何かと娘に負担をかけているので 申し訳なさも多々あり
自然と涙が出てきてしまう
「今の母にとっては 諸悪の根源から離れたので
かえって体調はいいの!だから心配しなくて大丈夫!
これ以上は心配かけないように頑張るからね!」
今の状況を 取り急ぎ知らせておきたかっただけなので
それからは あまり深い話はせずに
幸せな時間を 4人だけで 大いに楽しく過ごした!
頭の片隅には ずっと裁判の事がこびりついていたが・・・
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2019年02月28日
訴訟 2
プー先生からの レクチャーが始まった
「今回は 損害賠償請求の民事訴訟となるので
ざっと どんな流れになるのかお知らせしておきますね」
そう言って 以下のことを話してくれた
一般的な流れとしては・・・
* 訴えを起こす原告側からの訴状や証拠が裁判所に届く
* 裁判所で提出書類に不備がないと認められた場合
こちら側(原告)に 第1回口頭弁論期日の連絡が来る
日程調整のためで だいたい1週間以内には来る事が多い
* 日程が決まったら 初めて被告側に 裁判所から訴状や呼出状が届く
(訴状と一緒に原告からの証拠等も送られる もちろん副本)
* 被告側は 口頭弁論期日のおおよそ1週間前くらいの指定日までに
裁判所に答弁書を提出する
(原告側からの訴状・証拠に関しての答弁・認否等)
* 第1回口頭弁論期日には 被告・原告とも
代理人(弁護士)だけが出向く
** もちろんケースbyケースで これだけが正解ではないとの事
何だかいちいち勿体ぶってる感じで まだるっこしい!
被告側には 裁判所から直接文書が届くまで
日程等の打診はされないそうだ
はじめのうちは 原告側のペースで進むという事か・・・
「こちらからは 訴状と一緒に
証拠として スマホのメールの写し全てと
散歩中のお二人の写真を提出してあります。
それらについての認否確認・答弁が来ますが
当然 あちら側は全面否定に出て来るでしょう。
どのような言い訳をして来るのか わかりかねますが」
本当に 言い訳するとしたら どんな風にして来るのだろう?
こちらとしては 一片の嘘もついていないのだから
逆に興味津々だ!
プー先生は ここで深呼吸して言った
「普通の流れであれば
多少ゴネても それほどの時間はかからず
裁判所側から示談を提示されて そこで収まるとは思いますが
今回 あちらの先生方も何だか力が入ってますので
名誉毀損の方向に持ち込んで来るやもしれません」
名誉毀損?? ん? ん? ん?
おーい!!! 日本語の意味知ってんの〜〜〜〜?と
あちらの先生方に言いたくなった
「先生 口頭弁論の日って
さっそく証拠とかの精査に入るのですか?」
「残念なことに 1回目は15分もかかりませんよ(笑)」
は? 15分??? 一体何をしに裁判所まで行くの?
「原告・被告双方が 訴状・答弁書等の内容に差異はないか
裁判所から確認され 次の弁論期日を決めてきます」
口頭 "弁論" ですよね?
テレビで観た感じで お互い答弁するんじゃないんですか???
プー先生は にっこりしながら
「訴状・答弁書等が すでに" 陳述 " したことになっているので
その文書に相違ないか 確認されるだけなんですよ
それから 次の弁論日を三者で決めて来るんです
ただ、裁判官ごとにおおよその担当曜日が決まっているので
次回以降も原則 最初の期日の曜日になる事が多いと思います
次の弁論期日は だいたい1ヶ月後に設定される事が多いです」
確かに このご時勢 ただの痴話喧嘩で訴訟を起こす
私のような人間がいるわけだから 裁判所も大変だろうけれど・・・
担当曜日? 次回は1ヶ月後?
はぁーーーーーーー あぁ ーーーーーーー
ゆっくり スッキリ眠れるようになるのは
いったい 何ヶ月後になるんだろう?
この時は 裁判を始めてしまった自分に
少しばかり後悔して帰宅した
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タグ:裁判 訴訟
2019年02月27日
訴訟 1
2013年8月7日
仕事に行っていた私のスマホに着信
プー先生からだった
「先方から この度の損害賠償請求には応じない旨の
内容証明郵便が届きました。
昨日お話しさせていただいた通り すぐに訴訟に入ります。」
期日ぴったりに内容証明郵便が届くとは・・・
わかってはいたけど 面倒だな(嘆)
まぁ そんなことも言っていられないので
仕事帰りに またプー先生の事務所に伺う
ほうほう
あちらからも担当弁護士事務所全員の名が
ズラーッと入った文書が届いていた!
そして 担当弁護士の名が・・・・
何と あちらの事務所所長先生の名だ!
いやはや 何ほど大ごとにしたいものやら
プー先生の言うことには
彼女のご主人のお勤め先が 半官半民のような職場で
その会社の担当弁護士事務所だとの事
(会社のことは知っていたがプー先生には言ってなかった)
おまけに 当地の弁護士会では何回も会長職を務めた
俗に言う " 地元の名士 " であるらしい
法廷においても 単に年齢が高いだけではなく
事実 切れ者だと言う!
ただの痴話喧嘩だっていうのに・・・
もはや ため息しか出ない(笑)
不倫した自分の妻の弁護のために
職場の弁護士に依頼するなんて
いったい どんな神経のご主人なんだろう?
彼女の事をそれだけ信用しているのか?
いやいや 彼女の口車にうまく乗せられたんだと思う
なりすましメールを長々と書き綴っても平気な顔してたし
そして 異動してしまった私の夫宛には
「男性の恋はファイリングかもしれませんが
女性は上書きして整理してしまうんです。
会ってくれなかったら 私も上書きして
貴方のことは無かったことにしてしまうかもしれないです。」
という ???なメールが来てたし!!!
私と初めて会った時に
自分は文才があり 論文?も評価されてる、とか
なぜここで?というような自慢もしていたので
こんな赤面ものの文章も 自分に酔って打ったのだろうなぁ
(いい年して気持ち悪い!って言うのが正直な印象)
じゃあ 勝手に上書きすればよかったじゃん!!!
プー先生が 私のくるくる変わる表情を見ていたのだろう
「ニャンままさん
いよいよ これからが本番です!
が、いきなり出廷するような事はありませんので
緊張なさらなくても大丈夫ですよ。
少々 長い戦いになるかもしれませんが
お互いに頑張りましょうね!」
プー先生の決意みなぎる強い口調に 心から安堵した
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