2017年06月12日
テクニカル分析におすすめの書籍【先物市場のテクニカル分析】
(前置きが長いです。レビューをさっさと読みたいって方は続きからどうぞ。)
どもども。
私は酒が大好きです。
好きすぎて居酒屋を開き、資格を取ってしまうほどです。
そんな私。実はまだ22歳なんですね。
そんな若者が毎日酒飲んで肝臓診てもらって…
という生活を送るには、どうやってもお金が足りないんですね。
でも、酒飲みたいし。たばこはやめられないし。
バイト代じゃ足りないし。
そんなときに、二十歳になり、証券口座を開けるようになり、投資人生が幕を開けました。
で、やはり勉強が必要で、いろいろな本を読みました。
で、今まで読んできた本を紹介しようという、
当ブログ初の試みでございます。
というわけで、第一弾はかの有名なこれ。
(表紙取っちゃった。笑)
先物市場のテクニカル分析
では、続きをどうぞ!
先物市場のテクニカル分析 (ニューファイナンシャルシリーズ) 新品価格 |
バイブル的な本「先物市場のテクニカル分析」
いわずと知れた名著「先物市場のテクニカル分析」。
株式投資やFXをやっている方で、ツイッターをやっている方は
ほとんどの人が知っている、ウ〇フ村田さんが推奨していますね。
この本、ウ〇フさんだけではなく、大口と呼ばれる方々はほとんどが読んだことがあるそう。
まぁ、そんな本はいくつかありますよね。
「ウォール街のランダムウォーカー」や、「マーケットの魔術師」等等
(この2冊ももちろん読みました。そのうち書ければなと思います。)
そんな、いわゆるバイブルとも言えそうなこの「先物市場のテクニカル分析」、
いったいどんな方々におすすめか。
そこから話します。
この本を薦めたい人
この本、内容は、ぶっちゃけめちゃくちゃ難しいです。
細かなセクターに分けて書かれているので、テンポ良く読み進められるのですが、
しっかり理解しようとすると、なかなか、、、
なので、まず投資未経験者にはおすすめしません。
投資をこれから始めようかなぁ。とか
株って儲かるのかなぁ。とか思ってる段階の方は、
「入門」とか、「世界一わかりやすい」とかのタイトルの本を読むべきです。
そして、始めたばっかの人にもおすすめしません。
始めたばっかの方はまずたくさん取引してみて、
スイングにしろデイトレにしろ配当狙いにしろなんにしろ、
まずは相場の雰囲気を肌で感じることです。
じゃあどんな人におすすめなのかってとこですね。
個人的にこの本がおすすめだと思うのは、
・株、FX、先物の、期間はとにかく、テクニカル分析でトレードをする人
です。
数秒〜数分で取引を完結するスキャル派も、数年持ち続ける超長期派も、
買ったら死ぬまで持ちっぱ派以外の人で、ある程度経験を積み、
ローソク足とか移動平均線とかをざっくり理解している人は、読むべきです。
ちなみに、「先物市場のテクニカル分析」というタイトルですが、FXにも株にも応用できます。
内容はどんなもんなの?
さて、気になる内容ですが、あまり詳しく書くとアレなので、ざっくりと感想も交えながら。
まず、本の硬さがいい。笑
表紙っていうのかな?硬いんですよ。ぺらぺらしてないの。
だから、堅牢なつくりなので、何度読んでもへたらない。
そして、紐のしおりっていうのも個人的にポイント高め。笑
テクニカルさえ完璧にすればいい
それから、テクニカルを学ぶ上で大事な精神論が語られています。
周りの投資家も私もよく言うのですが、
トレード手法だけ磨いてもダメなんですよ。
そのトレード手法を感情が邪魔しないように、精神も磨かねばなりません。
そして、そもそもエントリーする際の相場観も大切です。
いわば勘ですよね。
この銘柄いいんじゃないか?
このニュースは円安に振れるんじゃないか?
こういう勘から、テクニカル分析なりファンダメンタル分析なりが始まり、
じゃあここでエントリー、足が25日平均線を割ったら売り、とかになるんです。
つまり、トレード手法、精神論、相場観、この3つで相場に参加するんです。
で、こういったことを、冒頭から述べてくれます。
ちょっと書くと、
ROEとか、円安とかのいわばファンダメンタルは、
すべて株価(レート)に反映されている。
だから地震やテロなどのイレギュラーを除いて、
エントリーしてから円安になったらどうしようとか、
そんなことを心配するのは無駄だと。
なぜなら、そんな環境要因はすべて株価(レート)に反映された後だから。
これはつまり、感情を排除する手伝いを、本の中でしてくれるということです。
超訳すれば、地震えやテロなどの天変地異を除き、テクニカル分析をマスターし、
その手法に忠実になってトレードする限り、負けない。ということです。
いわれてみれば、私も、ある銘柄を円安懸念で自分のトレード手法を裏切り、(感情に負け、)
想定利確ラインより遥か安値で決済してしまったことがあります。
(プラス2%程度。私は通常、プラス15%を利確ラインに設定しています)
この取引の翌日、前日比1円程度円安に振れたのに、その銘柄はストップ高。
私のテクニカル手法の中で、決済のサインが出たのはこのストップ高をつけた瞬間でした。
これはつまり、テクニカル上は決済サインが出ていないのに、
感情に負けて手法を裏切った結果です。
もし途中で決済していなかったら、22%程度の利益を得ることができたはずでした。
この取引は、本からすれば、円安で株価が下落するならば、
その懸念が出た瞬間にチャートが教えてくれるということ。
私は、自分の取引はあまり覚えていないんですが、
この取引はずっと覚えています。
私がテクニカル分析の重要性を身に染みて感じた取引でした。
よく聞く理論がわかりやすい
移動平均線や出来高の重要性、エリオット波動理論やダウ理論など、
相場には永遠不滅の法則が存在します。
「先物市場のテクニカル分析」では、こういった絶対の法則を、
わかりやすく述べています。
まぁ、相手は数学なので根拠や計算はちんぷんかんぷんですが。
しかし、先に述べたような法則の数々は、
それだけでも稼げるし、ほかの手法と組み合わせる際にも
重要な役割を果たします。
英語でいえば、アルファベットのような、
数学でいえば、四則計算のような、
基本的部分の解説がとてもわかりやすい。
実際のチャートで説明
よくあるテクニカル本では、下の写真のようなチャートを用いて説明されることが多いです。
でも、こんなチャート、ありえないんですよ。笑
「先物市場のテクニカル分析」では、過去の実際のチャートを用いて、
サポートやレジスタンスなどを実際に引いて説明されているので、
かなりわかりやすいです。
でもそのチャートが、若干見づらい。
これはもうしょうがないです。笑
先物市場のチャートなので、株式市場の私には見慣れないチャートですし、
ローソク足で書かれてないのでなかなか…
そしてそのチャートも古いものなので、不鮮明。笑
でも、わかりづらいからこそ、自分で実際の銘柄で試そうという気が起こります。
これはポジティブに考えて、行動するべきです。
何十年たっても売れるのは、相場の真理である
この「先物市場のテクニカル分析」、初版が平成2年です。
もう30年近く前の本なんですね。
それでも今現役で活躍するトレーダーが読んでいるということは、
この本に書かれているテクニカル分析は、今も通用するということ。
もっといえば、この本に書かれていることは、相場の真理であるということ。
この本の内容をマスターすれば、確実のあなたのトレードスキルは
さらなる飛躍を果たすでしょう。
いい値段するけどそこもいいよね。
いかがでしょう。
初の本レビュー、完全に主観になってしまいました。
ファンダ派など、反感を買ってしまった方もいるかもしれません。
気分を悪くされた方がいたら、申し訳ありません。
ところで、この本、いい値段するよね。笑
でも、それ相応の内容だし、相場で稼げば問題ないでしょ。笑
購入の方はぜひ下記リンクから!
本屋で探すのは時間の無駄ですよ!
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