2017年12月01日
No.1アイリッシュ、ジェムソン
今日から12月。
今年も早かったですね。。
そんな今日はこれ!
JAMESON
(ジェムソン)
購入はぜひこちらから↓↓
アイリッシュウイスキー
今日飲むジェムソンの前に、
当ブログ初登場のアイリッシュウイスキーについて。
アイリッシュウイスキーとは、
アイルランド共和国とイギリス領の北アイルランド、
双方が所在するアイルランドという島で造られるウイスキーのこと。
ポットスチルで3回蒸溜する。
(通常のモルトウイスキーは2回蒸溜)
シングルポットスチルウイスキーというスタイルが伝統。
ウイスキー発祥の地とされ(一説)、かつては世界最大の生産量を誇っていました。
しかし、1920年頃から衰退。
最近になって世界中のウイスキー愛好家から、
シングルポットスチルならではの味が評価され、
近年は出荷量が右肩上がりになってきています。
Whisky?Whiskey?
いい機会なので、
ウイスキーの英語表記の際のスペルについても触れてみます。
一般的に、ウイスキーの表記には
whiskyとwhiskeyの2種類があり、「e」の有無で差が出ます。
これは、19世紀の後半に起こったアイリッシュとスコッチでの
ウイスキー業界における覇権争いの影響。
当時のアイリッシュの大手業者の出したPR用の冊子に、
「スコッチと一線を画すため、アイルランド産は『whiskey』を用いる」
との記述があり、そこから、アイリッシュは「e」ありとなっているそう。
ちなみに、アメリカンは、アイルランドとスコットランドの
両方の移民が蒸留所を興しているため、ありとなしの両方が使われます。
なお、スコッチ、ジャパニーズ、カナディアンは「e」なしが一般的。
うーん、日本人に生まれてよかったですね。
日本語はいずれにしろ「ウイスキー」ですから。
ジェムソン
ジェムソンは、1780年にジョン・ジェムソンがダブリンに開いた蒸留所。
3回蒸溜が一般的なアイルランドにおいて、当時2回蒸溜だったそう。
現在はその蒸留所はなく、1966年にコーク・ディスティラリー・カンパニーなどと合併。
以後アイリッシュ・ディスティラリー・カンパニーに。
1975年には新ミドルトン蒸留所という蒸留所が竣工し、
以後そこで造られるようになります。
現在は3回蒸溜のモルトにグレーンをブレンド。
昔も今も、時代に合わせたアイリッシュをつくり、
世界No.1の座守り続けています。
新ミドルトン蒸留所
テイスティング
色はやや明るい琥珀。
香りは、まろやかな樽香がメイン。
中にバニラはキャラメルような甘さが見え隠れ。
柑橘系の香りもやや強めに感じます。
シェリーの香りもそこそこしますね。
味は、まろやかな口当たりで非常にオイリー。
舌にまとわりつくようなぬるぬる感。
バニラ、キャラメルの香りが舌に乗ると全開になり、
チョコのような甘さも加わる。
世界No.1なだけあって、万人受けするような味。
でも、僕のような飲みなれた人からすると、ちょっと残念な感じ。
でも、たまに飲みたくなるんだよな、これ。
今まで何回も飲んできたけど、
記事にするにあたり、歴史とかいろいろ調べたけど、
それを知った上で飲むと、味に深みが出ますね。
がっかりだと思ったんだけどなぁ。おいしいなぁ。
今年も早かったですね。。
そんな今日はこれ!
JAMESON
(ジェムソン)
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アイリッシュウイスキー
今日飲むジェムソンの前に、
当ブログ初登場のアイリッシュウイスキーについて。
アイリッシュウイスキーとは、
アイルランド共和国とイギリス領の北アイルランド、
双方が所在するアイルランドという島で造られるウイスキーのこと。
ポットスチルで3回蒸溜する。
(通常のモルトウイスキーは2回蒸溜)
シングルポットスチルウイスキーというスタイルが伝統。
ウイスキー発祥の地とされ(一説)、かつては世界最大の生産量を誇っていました。
しかし、1920年頃から衰退。
最近になって世界中のウイスキー愛好家から、
シングルポットスチルならではの味が評価され、
近年は出荷量が右肩上がりになってきています。
Whisky?Whiskey?
いい機会なので、
ウイスキーの英語表記の際のスペルについても触れてみます。
一般的に、ウイスキーの表記には
whiskyとwhiskeyの2種類があり、「e」の有無で差が出ます。
これは、19世紀の後半に起こったアイリッシュとスコッチでの
ウイスキー業界における覇権争いの影響。
当時のアイリッシュの大手業者の出したPR用の冊子に、
「スコッチと一線を画すため、アイルランド産は『whiskey』を用いる」
との記述があり、そこから、アイリッシュは「e」ありとなっているそう。
ちなみに、アメリカンは、アイルランドとスコットランドの
両方の移民が蒸留所を興しているため、ありとなしの両方が使われます。
なお、スコッチ、ジャパニーズ、カナディアンは「e」なしが一般的。
うーん、日本人に生まれてよかったですね。
日本語はいずれにしろ「ウイスキー」ですから。
ジェムソン
ジェムソンは、1780年にジョン・ジェムソンがダブリンに開いた蒸留所。
3回蒸溜が一般的なアイルランドにおいて、当時2回蒸溜だったそう。
現在はその蒸留所はなく、1966年にコーク・ディスティラリー・カンパニーなどと合併。
以後アイリッシュ・ディスティラリー・カンパニーに。
1975年には新ミドルトン蒸留所という蒸留所が竣工し、
以後そこで造られるようになります。
現在は3回蒸溜のモルトにグレーンをブレンド。
昔も今も、時代に合わせたアイリッシュをつくり、
世界No.1の座守り続けています。
新ミドルトン蒸留所
テイスティング
色はやや明るい琥珀。
香りは、まろやかな樽香がメイン。
中にバニラはキャラメルような甘さが見え隠れ。
柑橘系の香りもやや強めに感じます。
シェリーの香りもそこそこしますね。
味は、まろやかな口当たりで非常にオイリー。
舌にまとわりつくようなぬるぬる感。
バニラ、キャラメルの香りが舌に乗ると全開になり、
チョコのような甘さも加わる。
世界No.1なだけあって、万人受けするような味。
でも、僕のような飲みなれた人からすると、ちょっと残念な感じ。
でも、たまに飲みたくなるんだよな、これ。
今まで何回も飲んできたけど、
記事にするにあたり、歴史とかいろいろ調べたけど、
それを知った上で飲むと、味に深みが出ますね。
がっかりだと思ったんだけどなぁ。おいしいなぁ。
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