2020年01月08日
ドイツ流不審者対策。ペッパースプレーの脅威とはいかに…
みなさんこんにちは、ニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
最強の撃退兵器ことペッパースプレー
今回は知人と話していてこんなこともあったなと思いだしたので記事にしてみました。
ペッパースプレーって
今回紹介するペッパースプレーはドイツの防犯対策として広く知られたアイテムとなっています。
多くのお店のレジ付近には日本のカラーボールのごとく置いてありますし、オペア時代には僕自身も持たされていました。
日本ではペッパースプレーより、トウガラシスプレーのほうが知られていると思います。
とはいえそれぞれの用途は同じと考えられるでしょう。
それは撃退したい不審者に吹きかける。ただそれだけです。
ちなみにドイツではコショウのことをペッパーではなくPfeffer(フェッファー)と言うので、ペッパースプレーもPfefferspray(フェッファーシュプレー)になります。
日本でも買えるのか
話のなかで日本でも買えないかということで、調べてみました。
防犯スプレー…
内容物はトウガラシ…
要はペッパースプレーではないわけですね。
とは言え、効果はドイツのペッパースプレーと同じ内容のレビューが書かれている商品だったので紹介しています。
ドイツでは超手軽だけど…
ドイツでは、かなりお手軽に買うことができ、スーパーなどにも置かれていますので、こちらで少し注意してみると割と簡単に見つかると思います。
しかしこのドイツで売られているペッパースプレー、対人用でないんです!
多くの人が防犯対策として持っていますし、スーパーなどでも手軽に買えます。
でもその対象は動物ということになっています。つまり言うことを聞かない動物のお仕置き的な意味合いなんでしょう。
ではなぜ多くの人が防犯用に持っているペッパースプレーが防犯用として売られていないのか、それにはこんな理由が考えられます。
効果が尋常じゃない!
そんなペッパースプレーはとにかく効果が尋常じゃないんです!
経験者として断言させていただきます。もちろん不審者としてペッパースプレーを噴射されたのではなく、どんなもんか試しにちょっと壁に噴射したらとんでもないことになりました。
まず自分自身には噴射して跳ね返ってきた成分がそのまま顔に着き、咳が止まらなくなり、目や唇、鼻などは超ヒリヒリして痛かったです。
それだけでは収まらず、家中にこの成分が飛散したことで同居人もむせるし、コショウの攻撃的な匂いが尋常ではありませんでした。
必死に壁をふき取り(自己責任…)、家中の窓、ドアを全開にして、2回くらいぬるいシャワーを浴びてやっと耐えられるくらいになりました。そのあとも数日は匂いが残りました。
つまり、ペッパースプレーを噴射すると相手だけでなく、自分や周囲にも相当な被害が出る可能性があるということです。
僕の場合は室内でしたから、外ならここまでならないとは思いますが… もし小さな店内でペッパースプレー噴射したら、店にいる人は全員咳き込み肌のヒリヒリ感を感じることでしょう。
とにかくペッパースプレーを食らったら、超つらいですし正気の沙汰ではいられなくなることは間違いないので、防犯という点ではかなり効果的です。
いかがでしょうか。
防犯対策として持っておくのは非常に効果的だと分かったと思います。
一方で、誤噴射をしようものならとんでもないことになるということは覚えておいたほうが良いでしょう。
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