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2018年03月20日
2018年3月21日18:30発表ー英国2018年2月集計分雇用統計(結果検証済)
T.事前投稿
ブログの日時は事前投稿日となっています。指標発表後に事後投稿し、その日時は「U.事後検証」のタイトル行付近に記載しています。
本指標の反応分析は、こちらの「英国雇用統計発表前後のGBPJPY反応分析(2018年改訂版)」に詳述しています。以下に記す今回の取引方針は、この分析結果に基づきます。
そこで述べた通り、本指標には
- 前日発表されるCPI前年比と本指標平均所得(含ボーナス)の差が小さくなってきており、その差が拡大すればGBP売、縮小すればGBP買という圧力が働くはずですが、そんなことは起きていない
- 過去3年間の指標発表直後の反応程度は、直後1分足の過去平均跳幅が31pipsと大きいものの、直近ではせいぜい20pipsしか跳ねていない
- 指標発表直後の反応方向は、−1✕申請件数増減の事後差異[万人]+30✕平均所得の事後差異[%]ー30✕失業率の事後差異[%]、という判別式の解の符号と、方向一致率が87%
という特徴があります。
2018年発表分の指標結果・取引結果は、まだ2018年1月集計分(2月発表)の1回だけです。
このときは、再々追撃でタイミングを外し、利益を拡大できませんでした。指標発表後は、直後1分足も直後11分足も平均的なヒゲの長さが30%強あります。だから、上手く戻しを待って追撃ポジションを取らないと稼げません。
つい拙速なポジションオーダーをしてしまうのは、本指標発表後の直後11分足終値が直後1分足終値より反応を伸ばしていたことが50%を切っているからです。
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今回発表の要点は下表の通りです。
市場予想は3月18日21時頃の値を用いています。指標発表前に予想が修正されていないかは確認しておきましょう。現時点で事前差異はプラスとなっています。
平均所得は上昇、失業率は前回同値と予想されています。
もし失業率が予想より悪化して4.5%になった場合、平均所得は+2.7%以上に上昇しないと、陽線になりにくいでしょう。もし失業率が予想通りなら、平均所得は+2.6%を超えるか超えないかで、陽線となるか陰線となるかが決まります。もし失業率が予想より改善して4.3%になったら、平均所得が+2.5%以上で陽線です。
失業保険申請件数の予想とのズレは、失業率や平均所得の0.1%の市場予想に対するズレに対し、3万人のズレで等価です。そんなことは滅多に起きないので、失業率と平均所得の関係に注目しておきましょう。
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英国に限らず、物価上昇に対する所得の伸びが論じられることが多いものの、どの関係が短期的な反応に結び付くことはあまりないようです。
直近3か月の結果を見てみましょう。
平均所得が前年比なので、CPIも前年比で対比してみましょう。
CPI前年比 平均所得 差異 反応
11月 +3.1% +2.5% △0.6% 陰線
12月 +3.0% +2.5% △0.5% 陽線
1月 +3.0% +2.5% △0.5% 陰線
2月(+2.8%)(+2.6%)
どうも関係がはっきりしませんね。つまり、指標発表直後の短期的な関係は明確ではない、ということです。
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さて、前掲の詳細分析結果に基づくシナリオは以下の通りです。
- •直前10-1分足は、事前差異がプラスのときだけロングをオーダーし、利確/損切の目安を5pipsとします。今回の事前債はプラスなので、ロングをオーダーします。
- 直前1分足は、陽線側に2pips跳ねたら逆張りでショートをオーダーし、利確/損切の目安は2・3pipsとします。
- 指標発表を跨ぐポジションは、直前10-1分足が陽線で、直前1分足が陰線(で終わりそうな場合)のとき、指標発表直前にロングをオーダーし、指標発表直後の跳ねで利確/損切することにします。
- 指標発表後の追撃は、直後1分足と直後11分足との方向一致率は80%で、その80%の方向一致時だけに注目したとき、直後1分足跳幅を直後11分足跳幅が超えて反応を伸ばしたことは64%であることを参考にすると良いでしょう。
これでは、安易に追撃ポジションを取ることはできません。そして、指標発表から1分を経過すると、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が伸びていたことが46%しかありません。
指標発表後の反応が伸びるか伸びないかはほぼ半々ですから、それでも追撃ポジションを取るなら、長持ちを避けて、様子を見ながら短期取引の繰り返しで行うべきでしょう。 - もし直後1分足跳幅が40pips以上に達したら、なるべく早く追撃に参加しても、直後11分足の終値がつく頃まで更に反応を伸ばしがちです。
pips平均でなく回数を見てみると、直後1分足跳幅が40pips以上だったときに、直後1分足終値よりも直後11分足終値が伸びていたことは、11回のうち8回(73%)です。
この場合、追撃は徹底です。
以上
U.事後検証
以下は、2018年3月21日22:00頃に追記しています。
指標結果と反応を纏めておきます。
指標結果は全面的に前回・予想を上回り、反応は跳幅40pipsを超える陽線でした。
注目すべき点は、平均所得(含ボーナス)が+2.8%と、前日発表されたCPI前年比+2.7%を上回りました。平均所得がCPIを上回ったのは、2017年1月集計分以来13か月ぶりのことです。
的外れかも知れませんが、英国では低賃金外国人労働者が英国で不足している、との報道が最近ありました。それを裏付ける結果は、今回の失業率の改善となってきたのかも知れません。これまで仕事のなかった低所得者層が就労し始めたことは、広く平均所得を押し上げます。
直後1分足跳幅が40pipsを超える反応を示したことも、2017年7月集計分以来7か月ぶりです。今夜のFOMCがなければ、もっと反応を伸ばしても良かったという気がします。
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さて、事前分析結果を検証しておきます。
- 直前10-1分足は、事前差異がプラスなので、ロングをオーダーするつもりでした。
結果は陽線で問題ありません。うまくやれば10pips、多少タイミングをずらしても5pipsは利確できたことでしょう。 - 直前1分足は、陽線側に2pips跳ねたら逆張りでショートをオーダーし、利確/損切の目安は2・3pipsとするつもりでした。
結果は陽線で、5pipsの跳ねがあったので、2pips跳ねた時点でオーダーしていた3pipsの損切となっていたはずです。分析は外しました。 - 指標発表を跨ぐポジションは、直前10-1分足が陽線で、直前1分足が陰線(で終わりそうな場合)のとき、指標発表直前にロングをオーダーし、指標発表直後の跳ねで利確/損切することにしていました。
結果は、直前1分足が陽線だったので、取引条件を満たしていません。 - 指標発表後の追撃は、ポジション長持ちを避けて、様子を見ながら短期取引の繰り返しで行うべき、としていました。
直後11分足は直後1分足を超えて反応を伸ばしました。高値掴みで損切することはあり得ても、通常なら数pipsの利確に繋がったでしょう。 - もし直後1分足跳幅が40pips以上に達したら、なるべく早く追撃に参加しても、直後11分足の終値がつく頃まで更に反応を伸ばしがちです。
結果はその通りになりました。追撃徹底が正解でした。
取引結果を下表に纏めておきます。
直前10-1分足・直前1分足の取引ができなかったのは、うっかりしていて時間に気づいたのが18:28頃だったためです。急いでチャートを見て、追撃から参加しました。
慌てて参加したものの、直後1分足跳幅が40pipsを超えており順張り追撃徹底で良かったことが幸いでした。
次回発表は4月17日に予定されています。
本指標での取引の過去成績を纏めておきます。
よしよし。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
タグ:英国,雇用統計
2018年03月19日
2018年3月20日18:30発表ー英国2018年2月集計分物価指標(事後検証済)
T.事前投稿
ブログの日時は事前投稿日となっています。指標発表後に事後投稿し、その日時は「U.事後検証」のタイトル行付近に記載しています。
本指標の反応分析は、こちらの「英国物価指標発表前後のGBPJPY反応分析(2018年改訂版)」に詳述しています。以下に記す今回の取引方針は、この分析結果に基づきます。
そこで述べた通り、本指標には
- CPI前年比は、同月のEURGBPの前年同月との差異と相関がある(GBP安でCPI前年比上昇の期待的中率67%)
- 指標発表直後の反応程度は、過去3年間の直後1分足跳幅の平均値が31PIPSと、かなり大きい
- 指標発表直後の反応方向は、CPI前年比の事後差異>CPI前月比の事後差異>その他の項の事後差異、の順に影響を受ける
という特徴があります。
2018年発表分の指標結果・取引結果は、12月集計分(1月発表)、1月集計分(2月発表)、をクリック頂くと参照できます。
幸いなことに、これまでのところ今年は調子が良いようです。
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今回発表の要点は下表の通りです。
市場予想は3月18日21時頃の値を用いています。指標発表前に予想が修正されていないかは確認しておきましょう。
市場予想は、最も反応方向に影響するCPI前年比の事前差異がマイナスとなっています。がしかし、次に反応方向に影響するCPI前月比の事前差異が、それを上回るプラスとなっています。その結果、今回発表の全体の事前差異はプラスです。
一方、2月のEURGBPはGBP安でした。GBP安はCPI前年比の上昇との方向一致率が過去67%です。ならば、上述のCPI前年比事前差異のマイナスは、今回の市場予想が低いということに帰結します。
同時刻に住宅価格指数も発表されますが、そんなものは無視して構いません。
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さて、前掲の詳細分析結果に基づくシナリオは以下の通りです。
- 直前1分足の過去平均跳幅は8pips、過去平均値幅は6pipsです。陽線側に3〜6pipsの逆ヒゲを形成することが多いようです。また、過去の直前1分足の方向は、陰線率が79%となっています。
よって、直前1分足が陽線側に3pips跳ねたらショートをオーダーし、3〜6pipsを利確の目安に短時間取引を行います。 - 前述の理由によって、指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確・損切します。
但し、直前10-1分足が20pips以上跳ねたら、指標発表直前のポジションはその跳ねた方向と同じ方向にオーダーすることを優先します。 - 指標発表後の追撃は、反応方向を確認したらなるべき早期に開始し、数pips稼いだら欲張らずに利確します。
予め頭に入れておくことは、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が反応を伸ばしていたことが34%しかありません。だから、このポジションはできれば1分以内に決済した方が良いでしょう。利確・損切の目安は必然的に小さくすべき(3pipsでも良いぐらい)で、発表後16pips以上跳ねていたら、早期追撃は諦めた方が良いでしょう。 - 上述の通り、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が反応を伸ばしていたことは34%(3回に1回)しかありません。逆に言えば、直後1分足跳幅のピーク付近(30pips付近)か、直後1分足終値が付いてから直後1分足終値を超えて反応を伸ばしているときに逆張りした方が勝率が稼げそうです。
但し、逆張りは短時間取引が基本で、それだけに利確・損切の目安も小さく見込んでおきましょう。利確・損切ともに5pips程度と見込んでおきましょう。
以上
U.事後検証
以下は、2018年3月20日20:30頃に追記しています。
指標結果と反応を纏めておきます。
注目のCPIは、前年比・前月比・コア前年比のいずれも市場予想を下回りました。前年比は、CPIもコアCPIも前回結果を下回り、グラフ推移は下降に転じかけているように見えます。物価上昇に一段落ついたなら、BOEは利上げを急ぐ必要がありません。
反応は、今回も事後差異に対して素直で陰線となりました。直後1分足跳幅が30pipsを超えたのは4か月ぶりです。そして今回も、直後11分足終値は直後1分足値幅を削りました。
なお、直後1分足跳幅を決めた安値149.01円は、一目均衡表上の特徴点でなく、単にキリ数(149円ちょうど)以外の意味は見当たりません。
さて、CPI前年比は2017年11月集計分でピーク+3.1%以来、少しずつ下げています。今回2月集計結果+2.7%は、2017年8月集計分+2.9%を下回り、7か月ぶりの水準まで戻しました。
昨日、英国とEUが離脱猶予期間について合意したとの報道がありました。2019年3月末に英国がEUを離脱しても、2020年まで英国企業はEU加盟国と同等の扱いを受ける離脱移行期間を設けるという合意です。この報道によりGBPは、主要通貨(EUR・USD・JPY・AUD)に対して買われました。
今回の反応が陰線となることは、指標結果から過去の傾向通りだったものの、この合意がなければもっと大きな陰線になっても良かったのかも知れません。
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さて、事前分析結果を検証しておきます。
- 直前1分足が陽線側に3pips跳ねたらショートをオーダーし、3〜6pipsを利確の目安に短時間取引を行うつもりでした。
結果は、陽線側への3pipsの跳ねが生じず、直前1分足自体陽線で終わりました。取引は行わずに正解でした。 - 指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確・損切することにしていました。
結果は陰線だったものの、瞬間的に30pips以上跳ねると、すぐに10〜15pipsを戻しました。損切となったものの、陰線側への振れが瞬間的だったのが幸いし、損切は10pips強で済みました。
指標発表直後の瞬間的な跳ねは、指標結果に素直に従ったものです。問題は10秒と経たないうちに半値戻したことです。これは、もし陰線で反応したなら、予めロングが指値で仕込まれていたのではないでしょうか。 - 指標発表後の追撃は、反応方向を確認したらなるべき早期に開始し、数pips稼いだら欲張らずに利確するつもりでした。
結果は前述の半値戻し付近(149.2弱付近)で上下動が暫く続き、指標発表直後の33pipsの陰線側への跳ねに到達することはありませんでした。
追撃ポジションを早めに取ると、損切となった事例も多かったと推察します。この点は分析を外してしまいました。 - 直後1分足跳幅のピーク付近(30pips付近)か、直後1分足終値が付いてから直後1分足終値を超えて反応を伸ばしているときに逆張りした方が勝率が稼げそう、と記していました。
結果は、今回の動きで30pipsでの戻しでロングをオーダーすることは、予め指値で仕込んでいない限り、無理だったと思います。
取引結果を下表に示します。
次回発表は4月18日に予定されています。
本指標での取引の過去成績を纏めておきます。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
タグ:英国,物価指標,CPI
2018年03月18日
次週(3月19日〜23日)の経済指標その他
全体的には、現在どちらかと言えばUSD売・JPY買の材料が目につきます。FOMC結果次第でUSD売かUSD買の方向が定まるまで、経済指標の影響は短時間に留まると見込まれます。
指標以外の次週の流れは次のように捉えています。
JPYは、@ 年度末円転(海外資産売りによる決算調整、海外収益の国内還流)と、A 財務相辞任可能性(アベノミクス体制弱体化に繋がる)、の動きを継続注視です。
USDは、@ FOMC中心にならざるを得ません。金融政策発表前は現状でのポジション調整によってUSD買側に動く可能性が高く、発表後は年内利上げ回数増が示唆されるか否かに注目しましょう。利上げ回数増であっても、株価の動き次第でUSDJPYは複雑化する可能性があります。いつも上下動の目安を10pipsぐらいにしているなら、暫くは20pipsぐらいに大きく利確も損切も見込んだ取引をする方が有利と考えています。
A 保護貿易関連対外摩擦(大統領ツイートはUSD売)と、B 政権人事問題での政策停滞見通し(現地報道によって株価下落に同調するJPY買が起きるリスクは頭に置いておく)、に注意しましょう。
いつもの話ですが、チャートから目を離すときは取引しないのが原則です。
EURは、ECBの緩和縮小慎重姿勢が継続されているものの、米英の金融政策が相次いで発表されるため、次週は脇役通貨という気がします。
AUDは、中国の2月春節影響による輸出減少(春節前の反動)が予想されるため、指標の大きな改善があまり見込めない時期です。次週はNZ中銀の金融政策が発表されるものの、RBAもRBNZも今回FOMCの結論やそれによるAUDやNZDのトレンドが定まらないと、新たな方針を定められないでしょう。
今回のG20財務相・中銀総裁会合では、米国保護主義問題での対立と、仮想通貨問題が取り上げられる予定です。保護主義問題はとても統一見解を声明できるとは思えません。それはUSD売に繋がります。仮想通貨問題は、本質的に基軸通貨の相対的地位低下をもたらします。その容認はUSD売、否定はUSD買の方向に向かうと考えられます。
次週の指標発表の流れを追っておきます。
3月19日(月)
08:50 2月集計分貿易通関統計(中国2月春節で輸出減少し、数pipsのJPY売材料)
19:00 1月集計分欧州貿易収支(同月集計の独貿易収支はEUR高で僅かに前月より減少したものの、対米黒字は以前大きくEUR売・USD売でEURJPYは直後跳幅10pips前後のJPY買)
3月20日(火)
18:30 2月集計分英国物価指標(EUR高によるGBP安が物価上昇率を下げれば、BOE利上げ確率を下げて直後跳幅20pips前後のGBP売)
19:00 3月集計分独国ZEW景況感(わかりません)
3月21日(水)
18:30 2月集計分英国雇用統計(失業率が悪化しない限り、賃金上昇継続で当月も予想を上回れば過去平均値を超えるGBP買で反応)
23:00 2月集計分米国中古住宅販売件数(3月利上げ見通しが駆け込み需要を支援、但し4時間後にFOMC発表が行われるため反応は限定的)
3月22日(木)
03:00 米国金融政策(年内利上げ回数見込みが3回のままなら株価に悪影響なく一時的USD高、見込み4回に増えればUSD高は短時間に留まると見込む)
05:00 NZ金融政策(FOMC結果を受けてRBNZが政策変更を考慮するのは来月以降のため、NZDがどちらに動くにせよ大きく反応できない)
09:30 豪州2月集計分雇用統計(RBNZ金融政策発表後のAUDトレンド方向に反応する公算高いと見込む)
17:30 独国PMI速報値(わかりません)
18:30 英国2月集計分小売売上高指数(直後GBP高に結び付きやすいと予想されるものの、2時間半後のBOE金融政策まではGBP安に転じる可能性有)
21:00 英国金融政策(様子見姿勢と予想されるため発表前にGBP売で、発表後は前夜のFOMC結果を受けてのUSDトレンドに応じて加速)
3月23日(金)
08:50 日本2月集計分CPI発表(人件費・食品・運輸が価格上昇しているものの、日銀出口戦略に繋がる内容はJPY買)
21:30 2月集計分米国耐久財受注(1月・2月のUSD安で輸入製品価格と、先行き金利上昇見通しが綱引き)
23:00 2月集計分米国新築住宅販売件数(3月利上げ見通しが駆け込み需要を支援)
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
指標以外の次週の流れは次のように捉えています。
JPYは、@ 年度末円転(海外資産売りによる決算調整、海外収益の国内還流)と、A 財務相辞任可能性(アベノミクス体制弱体化に繋がる)、の動きを継続注視です。
USDは、@ FOMC中心にならざるを得ません。金融政策発表前は現状でのポジション調整によってUSD買側に動く可能性が高く、発表後は年内利上げ回数増が示唆されるか否かに注目しましょう。利上げ回数増であっても、株価の動き次第でUSDJPYは複雑化する可能性があります。いつも上下動の目安を10pipsぐらいにしているなら、暫くは20pipsぐらいに大きく利確も損切も見込んだ取引をする方が有利と考えています。
A 保護貿易関連対外摩擦(大統領ツイートはUSD売)と、B 政権人事問題での政策停滞見通し(現地報道によって株価下落に同調するJPY買が起きるリスクは頭に置いておく)、に注意しましょう。
いつもの話ですが、チャートから目を離すときは取引しないのが原則です。
EURは、ECBの緩和縮小慎重姿勢が継続されているものの、米英の金融政策が相次いで発表されるため、次週は脇役通貨という気がします。
AUDは、中国の2月春節影響による輸出減少(春節前の反動)が予想されるため、指標の大きな改善があまり見込めない時期です。次週はNZ中銀の金融政策が発表されるものの、RBAもRBNZも今回FOMCの結論やそれによるAUDやNZDのトレンドが定まらないと、新たな方針を定められないでしょう。
今回のG20財務相・中銀総裁会合では、米国保護主義問題での対立と、仮想通貨問題が取り上げられる予定です。保護主義問題はとても統一見解を声明できるとは思えません。それはUSD売に繋がります。仮想通貨問題は、本質的に基軸通貨の相対的地位低下をもたらします。その容認はUSD売、否定はUSD買の方向に向かうと考えられます。
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次週の指標発表の流れを追っておきます。
3月19日(月)
08:50 2月集計分貿易通関統計(中国2月春節で輸出減少し、数pipsのJPY売材料)
19:00 1月集計分欧州貿易収支(同月集計の独貿易収支はEUR高で僅かに前月より減少したものの、対米黒字は以前大きくEUR売・USD売でEURJPYは直後跳幅10pips前後のJPY買)
3月20日(火)
18:30 2月集計分英国物価指標(EUR高によるGBP安が物価上昇率を下げれば、BOE利上げ確率を下げて直後跳幅20pips前後のGBP売)
19:00 3月集計分独国ZEW景況感(わかりません)
3月21日(水)
18:30 2月集計分英国雇用統計(失業率が悪化しない限り、賃金上昇継続で当月も予想を上回れば過去平均値を超えるGBP買で反応)
23:00 2月集計分米国中古住宅販売件数(3月利上げ見通しが駆け込み需要を支援、但し4時間後にFOMC発表が行われるため反応は限定的)
3月22日(木)
03:00 米国金融政策(年内利上げ回数見込みが3回のままなら株価に悪影響なく一時的USD高、見込み4回に増えればUSD高は短時間に留まると見込む)
05:00 NZ金融政策(FOMC結果を受けてRBNZが政策変更を考慮するのは来月以降のため、NZDがどちらに動くにせよ大きく反応できない)
09:30 豪州2月集計分雇用統計(RBNZ金融政策発表後のAUDトレンド方向に反応する公算高いと見込む)
17:30 独国PMI速報値(わかりません)
18:30 英国2月集計分小売売上高指数(直後GBP高に結び付きやすいと予想されるものの、2時間半後のBOE金融政策まではGBP安に転じる可能性有)
21:00 英国金融政策(様子見姿勢と予想されるため発表前にGBP売で、発表後は前夜のFOMC結果を受けてのUSDトレンドに応じて加速)
3月23日(金)
08:50 日本2月集計分CPI発表(人件費・食品・運輸が価格上昇しているものの、日銀出口戦略に繋がる内容はJPY買)
21:30 2月集計分米国耐久財受注(1月・2月のUSD安で輸入製品価格と、先行き金利上昇見通しが綱引き)
23:00 2月集計分米国新築住宅販売件数(3月利上げ見通しが駆け込み需要を支援)
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
2018年03月14日
プラナリアのしっぽ
ホーキング博士と言えば、筋萎縮性の難病で車椅子に乗った姿が有名です。その訃報に接し、哀悼の意を表します。もちろん、知り合いではないのですが。
80年代後半、セーガン博士のコスモスがベストセラーになり、宇宙モノが流行りました。続けて、ファインマン博士のエッセイやダイソン博士の自伝が出版され、それらもかなり売れていた記憶があります。
ホーキング博士は宇宙創生論や人類滅亡論で、セーガン博士はボイジャー搭載の人類メッセージで、ファインマン博士はスペースシャトル爆発事故の原因調査で、ダイソン博士は後ろで水爆を爆発させながら推進する恒星間宇宙船で、有名です。
私が高校生から大学生だった頃に、ハマった科学啓蒙本を書いた米英学者たちは、これでみんな死んでしまいました。あの頃、何であんなに宇宙モノにハマったのかは、今となっては不思議です。
それで高校生の頃に理系に進もうと決めたものの、就職すると、いまで言う無接触給電(配線を接続せずにコイルでエネルギーを相手方に給電すること)をずっと研究してました。90年代のことです。
結局、企業で管理職になると、そんなことよりもっと売りやすい技術を研究することになりました。当時まだ携帯電話も普及しておらず、微弱であっても電磁波が身体に悪いという話に疫学的な信頼のおけるデータがなかったのです。
宇宙なんて、これまでの職業人生で全く関係なかったです。まぁそういうもんかも知れません。
アフェリエイトサイトで無料ブログを書かせてもらっているのに、あまりアフェリエイトに熱心でないので申し訳ない気がします。それで広告を載せますが、広告リンクは興味を持った方の利便性にも繋がるのでご容赦を。
FXを始めた頃、1年ぐらいで10冊ぐらいの関連書籍を読みました。いまのトレードスタイルとは全く関係ないものの、とても勉強になった本もいくつかあります。それを紹介しておきます。
本書は、タイトルが示す内容通り、チャートの読み方と、そのとき注文や決済のタイミングや決済方法(成行か指値かといったこと)を中心に、とてもわかりやすく解説しています。それだけなら、大抵の人は別の本ででも1年目にどこかで同じような内容の本に接するでしょう。
でも、本書後半で筆者はこう書いています。「恐らく、素人(上手く勝てない人)の行動とプロの行動には、ほんの少しの差しかないと思いますが、この差を埋めることができるかどうかが勝負の分かれ道かもしれません」
まだFXを始めて間もなかった当時、当然その差を埋めることができず、今もその差は埋められていません。でも本書を暫く持ち歩いて3回ぐらい読み直すうちに、そんなに負けなくなっていきました。1回目よりも2回目、2回目よりも3回目、読み直すたびに大負けがなくなっていった記憶があります。
私にとって、基礎の基礎を教えてくれた一冊です。
やっぱり、チャートこそが最良最新の情報ですからね。
次に、このブログでは、過去の経済指標発表前後の短時間に限って過去の傾向を調べ、その傾向と同じことが今回の発表でも起きる可能性が高い、という取引方法を推奨しています。そうしたスタイルで取引を行うことになったきっかけを作ってくれた本です。
本書では、個別経済指標発表時に短期的にどうなるかなんて解説していません。経済指標や財政出動があるとき、どう解釈すべきかといった中長期的な解釈の基本が解説されています。オーソドックスなファンダメンタル解釈を行うために必要な基礎知識を整理した本と言って良いでしょう。
実際の経済情勢解説記事は、きちんと解説している記事ほど、予備知識が必要がなります。用語を調べながら読むにせよ、筋の通った基礎知識は必要です。その基本を整理・解説しているのが本書です。
どちらも、読めばすぐに勝てるようになる、といった類のノウハウ本ではありません。ただ、基本を丁寧に教えてくれる本です。
急がば回れ。
しっかり基本を固めずにニュースや解説記事を見ても仕方ありません。知らず知らずのうちに、自分の好みにあった記事を探してしまうのです。プロと違って実践経験に劣る我々が判断基準を早く身につけるためには、少し面倒でも教科書のように体系化された本がやっぱり良いのでしょう。
さて、FXとは全く関係ない本ですが、これは面白かった。
「第7章、プラナリアの学習実験」では、条件付け学習をしたプラナリアが共食いをしたら、喰われた方のプラナリアの記憶が喰った方のプラナリアに引き継がれた、という話が紹介されています。この話が本当か否かは本書をお読み頂くとして、本書はこうした一時的脚光を浴びた学説が本当だったかそうでなかったをおもしろく読ませてくれます。
でもそんなことなら、わざわざ研究しなくても、日本では昔から爪の垢に宿ったものを食べれば済むことが知られています。
ちなみに、プラナリアという生物は、妙な性質で有名な体長数pの生き物です。トカゲはしっぽを切っても、またしっぽが生えてきますが、プラナリアは本体がしっぽを再生するだけでなく、しっぽも本体を再生します。
プロから見れば、しっぽみたいな金額でFXに参加している我々ですが、プロたちの正しい見解を受け止めることができるようになれば、プロみたいに勝てるようになるかも知れません。問題は、プロの爪の垢をどこで拾うかです。
その日まで勉強しましょう。
80年代後半、セーガン博士のコスモスがベストセラーになり、宇宙モノが流行りました。続けて、ファインマン博士のエッセイやダイソン博士の自伝が出版され、それらもかなり売れていた記憶があります。
ホーキング博士は宇宙創生論や人類滅亡論で、セーガン博士はボイジャー搭載の人類メッセージで、ファインマン博士はスペースシャトル爆発事故の原因調査で、ダイソン博士は後ろで水爆を爆発させながら推進する恒星間宇宙船で、有名です。
私が高校生から大学生だった頃に、ハマった科学啓蒙本を書いた米英学者たちは、これでみんな死んでしまいました。あの頃、何であんなに宇宙モノにハマったのかは、今となっては不思議です。
それで高校生の頃に理系に進もうと決めたものの、就職すると、いまで言う無接触給電(配線を接続せずにコイルでエネルギーを相手方に給電すること)をずっと研究してました。90年代のことです。
結局、企業で管理職になると、そんなことよりもっと売りやすい技術を研究することになりました。当時まだ携帯電話も普及しておらず、微弱であっても電磁波が身体に悪いという話に疫学的な信頼のおけるデータがなかったのです。
宇宙なんて、これまでの職業人生で全く関係なかったです。まぁそういうもんかも知れません。
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FXを始めた頃、1年ぐらいで10冊ぐらいの関連書籍を読みました。いまのトレードスタイルとは全く関係ないものの、とても勉強になった本もいくつかあります。それを紹介しておきます。
本書は、タイトルが示す内容通り、チャートの読み方と、そのとき注文や決済のタイミングや決済方法(成行か指値かといったこと)を中心に、とてもわかりやすく解説しています。それだけなら、大抵の人は別の本ででも1年目にどこかで同じような内容の本に接するでしょう。
でも、本書後半で筆者はこう書いています。「恐らく、素人(上手く勝てない人)の行動とプロの行動には、ほんの少しの差しかないと思いますが、この差を埋めることができるかどうかが勝負の分かれ道かもしれません」
まだFXを始めて間もなかった当時、当然その差を埋めることができず、今もその差は埋められていません。でも本書を暫く持ち歩いて3回ぐらい読み直すうちに、そんなに負けなくなっていきました。1回目よりも2回目、2回目よりも3回目、読み直すたびに大負けがなくなっていった記憶があります。
私にとって、基礎の基礎を教えてくれた一冊です。
やっぱり、チャートこそが最良最新の情報ですからね。
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為替相場の分析手法 プロが教えるマーケットの読み方 [ シティバンク銀行株式会社 ] 価格:3,024円 |
本書では、個別経済指標発表時に短期的にどうなるかなんて解説していません。経済指標や財政出動があるとき、どう解釈すべきかといった中長期的な解釈の基本が解説されています。オーソドックスなファンダメンタル解釈を行うために必要な基礎知識を整理した本と言って良いでしょう。
実際の経済情勢解説記事は、きちんと解説している記事ほど、予備知識が必要がなります。用語を調べながら読むにせよ、筋の通った基礎知識は必要です。その基本を整理・解説しているのが本書です。
ーーー$€¥ーーー
どちらも、読めばすぐに勝てるようになる、といった類のノウハウ本ではありません。ただ、基本を丁寧に教えてくれる本です。
急がば回れ。
しっかり基本を固めずにニュースや解説記事を見ても仕方ありません。知らず知らずのうちに、自分の好みにあった記事を探してしまうのです。プロと違って実践経験に劣る我々が判断基準を早く身につけるためには、少し面倒でも教科書のように体系化された本がやっぱり良いのでしょう。
さて、FXとは全く関係ない本ですが、これは面白かった。
オオカミ少女はいなかった 心理学の神話をめぐる冒険 [ 鈴木光太郎 ] 価格:2,808円 |
「第7章、プラナリアの学習実験」では、条件付け学習をしたプラナリアが共食いをしたら、喰われた方のプラナリアの記憶が喰った方のプラナリアに引き継がれた、という話が紹介されています。この話が本当か否かは本書をお読み頂くとして、本書はこうした一時的脚光を浴びた学説が本当だったかそうでなかったをおもしろく読ませてくれます。
でもそんなことなら、わざわざ研究しなくても、日本では昔から爪の垢に宿ったものを食べれば済むことが知られています。
ちなみに、プラナリアという生物は、妙な性質で有名な体長数pの生き物です。トカゲはしっぽを切っても、またしっぽが生えてきますが、プラナリアは本体がしっぽを再生するだけでなく、しっぽも本体を再生します。
プロから見れば、しっぽみたいな金額でFXに参加している我々ですが、プロたちの正しい見解を受け止めることができるようになれば、プロみたいに勝てるようになるかも知れません。問題は、プロの爪の垢をどこで拾うかです。
その日まで勉強しましょう。
以上