2015年12月22日
(小説)ルシーの明日・その9
それは、事もあろうか、これらの結論を、シリーに対して、正解かどうか尋ねてしまったのである。私は自分が導きだした推理に絶対の自信を持っていた。シリーは敵側の存在かもしれないと言うのに、そのへんの事もよく考慮せず、シリーから最後の答えを引き出そうとしてしまったのである。
「あなたは本当にそのお話が好きなのですね」
私の質問を受けたあとのシリーの答えは冷淡だった。
そして、これを見て、私もようやく、しまった、と思ったのだった。
「私は、あなたの敵でも、誰の敵でもありませんよ」
シリーは、それ以上の事は答えてくれなかった。私も、この先、何が起こるのかが怖くなってきて、これ以上は尋ねる事ができなくなってしまったのだった。
そして、数時間後、恐れていた最悪の出来事が本当に起きてしまったのである。 (つづく)
【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!
「あなたは本当にそのお話が好きなのですね」
私の質問を受けたあとのシリーの答えは冷淡だった。
そして、これを見て、私もようやく、しまった、と思ったのだった。
「私は、あなたの敵でも、誰の敵でもありませんよ」
シリーは、それ以上の事は答えてくれなかった。私も、この先、何が起こるのかが怖くなってきて、これ以上は尋ねる事ができなくなってしまったのだった。
そして、数時間後、恐れていた最悪の出来事が本当に起きてしまったのである。 (つづく)
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