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2024年02月11日

「ボクたちの好きな異世界転生」解説

「ボクたちの好きな異世界転生」は、私の小説の中では、とっても不遇な作品です。

 岸田総理の「異次元の少子化対策」発言にインスパイアを受け、異世界ものに挑戦してみたのですが、もともと、私は、異世界ものには、あまり興味がなかったので、なかなか内容がまとまらないし、筆も進みませんでした。そもそも、今の私は、どちらかと言うと、大長編の「アケチ大戦争」の方が書きたかったのです。

 そんな訳で、「ボクたちの好きな異世界転生」は、かなりやっつけ仕事の作品になってしまったのでした。ですから、書きあげた部分を読み返してみても、作者の私自身がそれほど面白いとは感じられません。それでは良くないって事で、いちおう完結した後でも、力づくで続編部分を足してみて、だらだらと新ストーリーを展開してみたのですが、その事によって、ますます、まとまりのない作品になってしまいました。

 最初こそ、異世界ものと言うテーマにこだわったオムニバスにしていた(「こちら勇者課」「闇の勇者」「明日のわたし」「異世界に行きたい」など、書かずじまいで終わったエピソードも多数あります)のですが、途中からはヤケクソになり、終盤では、「世界最後の日」「小説家になりたい!てん末記」「読んではいけない」など、完全に、私本来の作風に変わってしまいました。

 この作品は、近いうちに、非公開にしてしまう予定です。作者の私自身、失敗作だと自覚していますので、お勧めはしませんが、読むのでしたら、今のうちです。

「ボクたちの好きな異世界転生」

posted by anu at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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