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2020年01月03日
スイス映画『ビッグ&リトル』〜トレーニング
2014年に入り、2時間の演技トレーニングが5回ありました。
それは、前にファイナルオーディションを受けた3人と一緒に。
もし、うちの息子が何か事故やら病気やらで映画の出演を断念した時に、代わりに出演してもらえるため。
チューリッヒの閑静な住宅街にあるダンス教室でのトレーニングとなりました。
先生は女優さんで本当に素敵な人でした。
このトレーニングは以前日本人学校で同じクラスだった友達もいたので、楽しかったようです。
まあ、演技のトレーニングというか、表現力とかを育むための自由な時間でした。
トレーニングの最後の日には、発表会が行われ、
あのウルトラマンの好きな脚本家のテオと、監督のステファンも来て、ビデオに写しておりました。
その後はドイツのベルリンに住んでいるテオが(ベルン出身)ベルンドイツ語のトレーニングをスカイプで。
月に一回か二回続け、
そしてその年の春休みに二週間、夏休みに二週間はテオがうちに来て一日中演技と言語のトレーニング。
私はみんなの昼食作りに専念しました。
テオが大好きな日本食を毎日頑張って作りましたよん。
最後はネタがなくて困ったわ![顔3(かなしいカオ)](/_images_e/e/EF4B.gif)
![IMG_5590.JPG](/akiswitzerland/file/IMG_5590-thumbnail2.JPG)
さあ、夏休みのトレーニングも終わり、引き続きスカイプでのトレーニングは続けていきながら、
今度はマティアスさんの自宅に寄せてもらい、台詞合わせをしました。
監督のステファンも立会いの初めての顔合わせという感じでした。
マティアスさんのお家、もうめっちゃ素敵で、ドキドキでした。
私たちのような一般の家庭のものが、訪れてもよろしいのでしょうか、、
ランチは奥様がブッフェ形式でいろんなお料理を作ってくださっていて、
お部屋も掛かっている絵もとにかく素敵でオシャレでした
マティアスさんのおじさまに当たる人は、ジョセフ グナーディンガーJosef Gnädingerさん。
彼はスイスで有名な画家でいらしたので、彼の絵がたくさん掛かっておりました。
マティアスさんのご自宅で台詞合わせも無事終わり、
翌年にはマティアスさんと奥様、監督が私たちの住む近所のキリスト教の集会場で
演技合わせがありました。
ここでマティアスさんとうちの息子くんの演技の息が会うかどうかの、
大切な演技合わせでした。
二人の演技も台詞も調子もバッチリで、監督はとてもニコニコ顔で帰っていきました。
面白かったのが、みんなでランチをレストランに食べにいった時のこと。
うちの息子くんの隣に座っていたマティアスさんに気付きながらも、
近所のおじさんが「ほーい、〇〇!(息子の名前)」と挨拶してきたそうです。
こういう時のスイス人は本当に素晴らしいと私は思う。
有名人だろうがお金持ちだろうが、
彼らは態度を全く変えない
だから有名人の人もオーラを持って偉そうにしないし、
反対にとても気楽に普通に生活ができる
オードリヘップバーンやティナターナーなど
スイスにはたくさんの著名人、有名人が住んでいるのにも
そんなことが理由なのかもしれません。
![IMG_4575.JPG](/akiswitzerland/file/IMG_4575-thumbnail2.JPG)
トレーニングも一通り終わり、
撮影の準備へと進んでいきました。
ところがなかなかスポンサーが思うように集まらず、
この映画企画には資金難が押し寄せます。
そしてもう一つは、マティアスさんの現在進行形の刑事ドラマのスケジュールが合わず、
本来ならストーリー上、スイスでの撮影からの始まりなんですが、
急遽、日本での撮影から始めることを余儀なくされます。
そんなドタバタもありながら、なんとか日本での撮影時期が決まりました。
2014年9月に出発となり、息子くんは学校の秋休みを利用して秋休みの前後を二週間づつお休みすることで
学校からの許可ももらい(担任の先生アニータさんの奏功により)全てが整っていきました。
息子くんは日本出発の直前まで学校のキャンプ旅行で一週間出かけていったのですが、、、、
ここでとんでもないことが起こります!!!!!
それは、、、、
次回のお楽しみ〜!! はい、コマーシャル![映画(かちんこ)](/_images_e/e/EF97.gif)
ランキング参加しております。ポチッと一押し、よろしくお願いします。![下指差し](/_images_e/e/EC61.gif)
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それは、前にファイナルオーディションを受けた3人と一緒に。
もし、うちの息子が何か事故やら病気やらで映画の出演を断念した時に、代わりに出演してもらえるため。
チューリッヒの閑静な住宅街にあるダンス教室でのトレーニングとなりました。
先生は女優さんで本当に素敵な人でした。
このトレーニングは以前日本人学校で同じクラスだった友達もいたので、楽しかったようです。
まあ、演技のトレーニングというか、表現力とかを育むための自由な時間でした。
トレーニングの最後の日には、発表会が行われ、
あのウルトラマンの好きな脚本家のテオと、監督のステファンも来て、ビデオに写しておりました。
その後はドイツのベルリンに住んでいるテオが(ベルン出身)ベルンドイツ語のトレーニングをスカイプで。
月に一回か二回続け、
そしてその年の春休みに二週間、夏休みに二週間はテオがうちに来て一日中演技と言語のトレーニング。
私はみんなの昼食作りに専念しました。
テオが大好きな日本食を毎日頑張って作りましたよん。
最後はネタがなくて困ったわ
![顔3(かなしいカオ)](/_images_e/e/EF4B.gif)
さあ、夏休みのトレーニングも終わり、引き続きスカイプでのトレーニングは続けていきながら、
今度はマティアスさんの自宅に寄せてもらい、台詞合わせをしました。
監督のステファンも立会いの初めての顔合わせという感じでした。
マティアスさんのお家、もうめっちゃ素敵で、ドキドキでした。
私たちのような一般の家庭のものが、訪れてもよろしいのでしょうか、、
ランチは奥様がブッフェ形式でいろんなお料理を作ってくださっていて、
お部屋も掛かっている絵もとにかく素敵でオシャレでした
マティアスさんのおじさまに当たる人は、ジョセフ グナーディンガーJosef Gnädingerさん。
彼はスイスで有名な画家でいらしたので、彼の絵がたくさん掛かっておりました。
マティアスさんのご自宅で台詞合わせも無事終わり、
翌年にはマティアスさんと奥様、監督が私たちの住む近所のキリスト教の集会場で
演技合わせがありました。
ここでマティアスさんとうちの息子くんの演技の息が会うかどうかの、
大切な演技合わせでした。
二人の演技も台詞も調子もバッチリで、監督はとてもニコニコ顔で帰っていきました。
面白かったのが、みんなでランチをレストランに食べにいった時のこと。
うちの息子くんの隣に座っていたマティアスさんに気付きながらも、
近所のおじさんが「ほーい、〇〇!(息子の名前)」と挨拶してきたそうです。
こういう時のスイス人は本当に素晴らしいと私は思う。
有名人だろうがお金持ちだろうが、
彼らは態度を全く変えない
だから有名人の人もオーラを持って偉そうにしないし、
反対にとても気楽に普通に生活ができる
オードリヘップバーンやティナターナーなど
スイスにはたくさんの著名人、有名人が住んでいるのにも
そんなことが理由なのかもしれません。
トレーニングも一通り終わり、
撮影の準備へと進んでいきました。
ところがなかなかスポンサーが思うように集まらず、
この映画企画には資金難が押し寄せます。
そしてもう一つは、マティアスさんの現在進行形の刑事ドラマのスケジュールが合わず、
本来ならストーリー上、スイスでの撮影からの始まりなんですが、
急遽、日本での撮影から始めることを余儀なくされます。
そんなドタバタもありながら、なんとか日本での撮影時期が決まりました。
2014年9月に出発となり、息子くんは学校の秋休みを利用して秋休みの前後を二週間づつお休みすることで
学校からの許可ももらい(担任の先生アニータさんの奏功により)全てが整っていきました。
息子くんは日本出発の直前まで学校のキャンプ旅行で一週間出かけていったのですが、、、、
ここでとんでもないことが起こります!!!!!
それは、、、、
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スイス映画『ビッグ&リトル』〜オーディションの巻
スイスではお正月はとりあえず今日あたりでおしまい。
うちの夫は明日から出勤(というか、年末も会社に出ていたけれど)。
そろそろ年末年始のスキー休日から人も戻ってきて、
グリーンのゴミ箱にはクリスマスツリーがちらほら捨ててるのを見かけます。
そろそろ世の中もまた動き出すので、その前に6年前のうちの息子の映画について書いていようと思います。
まずは、このトレイラーをご覧くださいませ。息子演じるヒロくんが、奄美大島での相撲のオーディションに出るために、マティアスグネーディンガーさん演じるサマーさんと、日本へ旅に出ると言うロードムービーなのですが、日本では倍賞美津子さんも出演されました。言葉はスイスドイツ語の中のベルンドイツ語。映画もスイスドイツ語で、字幕には日本語や英語、フランス語のパターンがあります。スイスでは『Der Grosse Sommer』というタイトルが付いています。大きい画面で観てくださいね。
2013年息子くんがまだ9歳のとき、トヨタチューリッヒ支店長からの「日本語の話せるスイス人を募集中」というメールを見たのがはじまりでした。
夫と、「ファイナルまでいったら、あの大俳優のマティアス・グネーディンガーさんと会えるらしいよ」と結構軽い調子で息子くんに聞いてみたら、「うん、オーディション受ける!」と即答だったことからGoサインが出て、そこから約3年間の経験へと進みます。
もう結構募集期間ギリギリでしたが、早速メールにて申し込み、一回目のオーディションに向かいました。
チューリッヒの少し南側の静かな住宅地に立つキャスティングの会社でのオーディションで、
当日は日本人スイス人のハーフの男の子が沢山車から降りてくるのが見えました。
![UNADJUSTEDNONRAW_thumb_208.jpg](/akiswitzerland/file/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_208-thumbnail2.jpg)
オーディションは4人ずつのグループで時間差で行われ、うちの息子くんのグループの順番は2番目でした。
子供達が中のスタジオに入っていって、私たち親は待合室で監督のステファン・イエガーさんの説明などを聞きながら待つこと20分ほど。その日は一番好きなテレビは何ですか、とか何が得意でしたか、とかだったらしいけど、緊張してあんまり息子くんは覚えていませんでした。その時の写真がないのが残念(^_^;)
ただ、「一番好きなテレビは何ですか」と聞かれて、初めの3人は「ドラえもん」と答えたけど、自分は「ウルトラマン」と言うと、オーディションの係りの人の一人(あとで、脚本家のテオさんとわかったのですが)が「お、僕もウルトラマンすごく好きなんだ!」て言ってくれて嬉しかったそうです。
そして数日後にファイナルに選ばれた子供4人の名前を電話で発表され、その中に息子くんの名前もはいっていたというところから、本気だしてきたわけです。(親が。。笑)だって、日本に行けて、グネーディンガーさんと共演で、映画の撮影だなんて、燃えますよね。笑笑
その後のファイナル前には課題が出されました。一つはスイスのベルンドイツ語であるセリフを話すこと。もう一つは日本のお相撲のシコを踏むところなどを演じること。日本と同じで、スイスドイツ語にはとてもたくさんの方言があります。
その中でもかなり真似するには難関と言われるベルンドイツ語を習うのは、うちの夫が教えるしかなく(と言っても彼はベルン出身ではないんですが、まあ私よりはまし、、)
と言うことは何ですか?
母の私はお相撲を教えるんかい![あせあせ(飛び散る汗)](https://fanblogs.jp/_images_e/e/F0CE.gif)
![あせあせ(飛び散る汗)](https://fanblogs.jp/_images_e/e/F0CE.gif)
Youtubeに全てを託して、それから数日は相撲の特訓です!
息子は面白おかしく、塩を投げてからその指をなめるとこまで、結構演技が細かいぞ!!!
まあ、努力の甲斐あって、マティアスさんとの共演相手として、息子がえらばれたのでありました。
![UNADJUSTEDNONRAW_thumb_29b.jpg](/akiswitzerland/file/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_29b-thumbnail2.jpg)
ところで、いちど雑誌にこのオーディションのことが書かれていたんですが、記事の中にこんなのが書いてあったのです。
「オーディションのために、お父さんがベルンドイツ語を教え、
お母さんが相撲を教えた。。。』
っておいおい![怒り(ムカッ)](https://fanblogs.jp/_images_e/e/EFBE.gif)
![怒り(ムカッ)](https://fanblogs.jp/_images_e/e/EFBE.gif)
私、生まれて初めて生まれて初めて、雑誌に私の名前や写真が載ったんですよ!!
それなのに、『相撲を教えたお母さん』 かい!!!!!
舞踊を教えた母、とか 歌を教えた母とか、、、さ、、、
せめて、相撲のことを語ってくれた母ぐらいでまとめて欲しかった、、、、
ま、いっか。笑
今日もランキング、ポチッと
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うちの夫は明日から出勤(というか、年末も会社に出ていたけれど)。
そろそろ年末年始のスキー休日から人も戻ってきて、
グリーンのゴミ箱にはクリスマスツリーがちらほら捨ててるのを見かけます。
そろそろ世の中もまた動き出すので、その前に6年前のうちの息子の映画について書いていようと思います。
まずは、このトレイラーをご覧くださいませ。息子演じるヒロくんが、奄美大島での相撲のオーディションに出るために、マティアスグネーディンガーさん演じるサマーさんと、日本へ旅に出ると言うロードムービーなのですが、日本では倍賞美津子さんも出演されました。言葉はスイスドイツ語の中のベルンドイツ語。映画もスイスドイツ語で、字幕には日本語や英語、フランス語のパターンがあります。スイスでは『Der Grosse Sommer』というタイトルが付いています。大きい画面で観てくださいね。
2013年息子くんがまだ9歳のとき、トヨタチューリッヒ支店長からの「日本語の話せるスイス人を募集中」というメールを見たのがはじまりでした。
夫と、「ファイナルまでいったら、あの大俳優のマティアス・グネーディンガーさんと会えるらしいよ」と結構軽い調子で息子くんに聞いてみたら、「うん、オーディション受ける!」と即答だったことからGoサインが出て、そこから約3年間の経験へと進みます。
もう結構募集期間ギリギリでしたが、早速メールにて申し込み、一回目のオーディションに向かいました。
チューリッヒの少し南側の静かな住宅地に立つキャスティングの会社でのオーディションで、
当日は日本人スイス人のハーフの男の子が沢山車から降りてくるのが見えました。
![UNADJUSTEDNONRAW_thumb_208.jpg](/akiswitzerland/file/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_208-thumbnail2.jpg)
オーディションは4人ずつのグループで時間差で行われ、うちの息子くんのグループの順番は2番目でした。
子供達が中のスタジオに入っていって、私たち親は待合室で監督のステファン・イエガーさんの説明などを聞きながら待つこと20分ほど。その日は一番好きなテレビは何ですか、とか何が得意でしたか、とかだったらしいけど、緊張してあんまり息子くんは覚えていませんでした。その時の写真がないのが残念(^_^;)
ただ、「一番好きなテレビは何ですか」と聞かれて、初めの3人は「ドラえもん」と答えたけど、自分は「ウルトラマン」と言うと、オーディションの係りの人の一人(あとで、脚本家のテオさんとわかったのですが)が「お、僕もウルトラマンすごく好きなんだ!」て言ってくれて嬉しかったそうです。
そして数日後にファイナルに選ばれた子供4人の名前を電話で発表され、その中に息子くんの名前もはいっていたというところから、本気だしてきたわけです。(親が。。笑)だって、日本に行けて、グネーディンガーさんと共演で、映画の撮影だなんて、燃えますよね。笑笑
その後のファイナル前には課題が出されました。一つはスイスのベルンドイツ語であるセリフを話すこと。もう一つは日本のお相撲のシコを踏むところなどを演じること。日本と同じで、スイスドイツ語にはとてもたくさんの方言があります。
その中でもかなり真似するには難関と言われるベルンドイツ語を習うのは、うちの夫が教えるしかなく(と言っても彼はベルン出身ではないんですが、まあ私よりはまし、、)
と言うことは何ですか?
母の私はお相撲を教えるんかい
![あせあせ(飛び散る汗)](https://fanblogs.jp/_images_e/e/F0CE.gif)
![あせあせ(飛び散る汗)](https://fanblogs.jp/_images_e/e/F0CE.gif)
Youtubeに全てを託して、それから数日は相撲の特訓です!
息子は面白おかしく、塩を投げてからその指をなめるとこまで、結構演技が細かいぞ!!!
まあ、努力の甲斐あって、マティアスさんとの共演相手として、息子がえらばれたのでありました。
![UNADJUSTEDNONRAW_thumb_29b.jpg](/akiswitzerland/file/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_29b-thumbnail2.jpg)
ところで、いちど雑誌にこのオーディションのことが書かれていたんですが、記事の中にこんなのが書いてあったのです。
「オーディションのために、お父さんがベルンドイツ語を教え、
お母さんが相撲を教えた。。。』
っておいおい
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私、生まれて初めて生まれて初めて、雑誌に私の名前や写真が載ったんですよ!!
それなのに、『相撲を教えたお母さん』 かい!!!!!
舞踊を教えた母、とか 歌を教えた母とか、、、さ、、、
せめて、相撲のことを語ってくれた母ぐらいでまとめて欲しかった、、、、
ま、いっか。笑
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