2020年01月03日
スイス映画『ビッグ&リトル』〜オーディションの巻
スイスではお正月はとりあえず今日あたりでおしまい。
うちの夫は明日から出勤(というか、年末も会社に出ていたけれど)。
そろそろ年末年始のスキー休日から人も戻ってきて、
グリーンのゴミ箱にはクリスマスツリーがちらほら捨ててるのを見かけます。
そろそろ世の中もまた動き出すので、その前に6年前のうちの息子の映画について書いていようと思います。
まずは、このトレイラーをご覧くださいませ。息子演じるヒロくんが、奄美大島での相撲のオーディションに出るために、マティアスグネーディンガーさん演じるサマーさんと、日本へ旅に出ると言うロードムービーなのですが、日本では倍賞美津子さんも出演されました。言葉はスイスドイツ語の中のベルンドイツ語。映画もスイスドイツ語で、字幕には日本語や英語、フランス語のパターンがあります。スイスでは『Der Grosse Sommer』というタイトルが付いています。大きい画面で観てくださいね。
2013年息子くんがまだ9歳のとき、トヨタチューリッヒ支店長からの「日本語の話せるスイス人を募集中」というメールを見たのがはじまりでした。
夫と、「ファイナルまでいったら、あの大俳優のマティアス・グネーディンガーさんと会えるらしいよ」と結構軽い調子で息子くんに聞いてみたら、「うん、オーディション受ける!」と即答だったことからGoサインが出て、そこから約3年間の経験へと進みます。
もう結構募集期間ギリギリでしたが、早速メールにて申し込み、一回目のオーディションに向かいました。
チューリッヒの少し南側の静かな住宅地に立つキャスティングの会社でのオーディションで、
当日は日本人スイス人のハーフの男の子が沢山車から降りてくるのが見えました。
オーディションは4人ずつのグループで時間差で行われ、うちの息子くんのグループの順番は2番目でした。
子供達が中のスタジオに入っていって、私たち親は待合室で監督のステファン・イエガーさんの説明などを聞きながら待つこと20分ほど。その日は一番好きなテレビは何ですか、とか何が得意でしたか、とかだったらしいけど、緊張してあんまり息子くんは覚えていませんでした。その時の写真がないのが残念(^_^;)
ただ、「一番好きなテレビは何ですか」と聞かれて、初めの3人は「ドラえもん」と答えたけど、自分は「ウルトラマン」と言うと、オーディションの係りの人の一人(あとで、脚本家のテオさんとわかったのですが)が「お、僕もウルトラマンすごく好きなんだ!」て言ってくれて嬉しかったそうです。
そして数日後にファイナルに選ばれた子供4人の名前を電話で発表され、その中に息子くんの名前もはいっていたというところから、本気だしてきたわけです。(親が。。笑)だって、日本に行けて、グネーディンガーさんと共演で、映画の撮影だなんて、燃えますよね。笑笑
その後のファイナル前には課題が出されました。一つはスイスのベルンドイツ語であるセリフを話すこと。もう一つは日本のお相撲のシコを踏むところなどを演じること。日本と同じで、スイスドイツ語にはとてもたくさんの方言があります。
その中でもかなり真似するには難関と言われるベルンドイツ語を習うのは、うちの夫が教えるしかなく(と言っても彼はベルン出身ではないんですが、まあ私よりはまし、、)
と言うことは何ですか?
母の私はお相撲を教えるんかい
Youtubeに全てを託して、それから数日は相撲の特訓です!
息子は面白おかしく、塩を投げてからその指をなめるとこまで、結構演技が細かいぞ!!!
まあ、努力の甲斐あって、マティアスさんとの共演相手として、息子がえらばれたのでありました。
ところで、いちど雑誌にこのオーディションのことが書かれていたんですが、記事の中にこんなのが書いてあったのです。
「オーディションのために、お父さんがベルンドイツ語を教え、
お母さんが相撲を教えた。。。』
っておいおい
私、生まれて初めて生まれて初めて、雑誌に私の名前や写真が載ったんですよ!!
それなのに、『相撲を教えたお母さん』 かい!!!!!
舞踊を教えた母、とか 歌を教えた母とか、、、さ、、、
せめて、相撲のことを語ってくれた母ぐらいでまとめて欲しかった、、、、
ま、いっか。笑
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うちの夫は明日から出勤(というか、年末も会社に出ていたけれど)。
そろそろ年末年始のスキー休日から人も戻ってきて、
グリーンのゴミ箱にはクリスマスツリーがちらほら捨ててるのを見かけます。
そろそろ世の中もまた動き出すので、その前に6年前のうちの息子の映画について書いていようと思います。
まずは、このトレイラーをご覧くださいませ。息子演じるヒロくんが、奄美大島での相撲のオーディションに出るために、マティアスグネーディンガーさん演じるサマーさんと、日本へ旅に出ると言うロードムービーなのですが、日本では倍賞美津子さんも出演されました。言葉はスイスドイツ語の中のベルンドイツ語。映画もスイスドイツ語で、字幕には日本語や英語、フランス語のパターンがあります。スイスでは『Der Grosse Sommer』というタイトルが付いています。大きい画面で観てくださいね。
2013年息子くんがまだ9歳のとき、トヨタチューリッヒ支店長からの「日本語の話せるスイス人を募集中」というメールを見たのがはじまりでした。
夫と、「ファイナルまでいったら、あの大俳優のマティアス・グネーディンガーさんと会えるらしいよ」と結構軽い調子で息子くんに聞いてみたら、「うん、オーディション受ける!」と即答だったことからGoサインが出て、そこから約3年間の経験へと進みます。
もう結構募集期間ギリギリでしたが、早速メールにて申し込み、一回目のオーディションに向かいました。
チューリッヒの少し南側の静かな住宅地に立つキャスティングの会社でのオーディションで、
当日は日本人スイス人のハーフの男の子が沢山車から降りてくるのが見えました。
オーディションは4人ずつのグループで時間差で行われ、うちの息子くんのグループの順番は2番目でした。
子供達が中のスタジオに入っていって、私たち親は待合室で監督のステファン・イエガーさんの説明などを聞きながら待つこと20分ほど。その日は一番好きなテレビは何ですか、とか何が得意でしたか、とかだったらしいけど、緊張してあんまり息子くんは覚えていませんでした。その時の写真がないのが残念(^_^;)
ただ、「一番好きなテレビは何ですか」と聞かれて、初めの3人は「ドラえもん」と答えたけど、自分は「ウルトラマン」と言うと、オーディションの係りの人の一人(あとで、脚本家のテオさんとわかったのですが)が「お、僕もウルトラマンすごく好きなんだ!」て言ってくれて嬉しかったそうです。
そして数日後にファイナルに選ばれた子供4人の名前を電話で発表され、その中に息子くんの名前もはいっていたというところから、本気だしてきたわけです。(親が。。笑)だって、日本に行けて、グネーディンガーさんと共演で、映画の撮影だなんて、燃えますよね。笑笑
その後のファイナル前には課題が出されました。一つはスイスのベルンドイツ語であるセリフを話すこと。もう一つは日本のお相撲のシコを踏むところなどを演じること。日本と同じで、スイスドイツ語にはとてもたくさんの方言があります。
その中でもかなり真似するには難関と言われるベルンドイツ語を習うのは、うちの夫が教えるしかなく(と言っても彼はベルン出身ではないんですが、まあ私よりはまし、、)
と言うことは何ですか?
母の私はお相撲を教えるんかい
Youtubeに全てを託して、それから数日は相撲の特訓です!
息子は面白おかしく、塩を投げてからその指をなめるとこまで、結構演技が細かいぞ!!!
まあ、努力の甲斐あって、マティアスさんとの共演相手として、息子がえらばれたのでありました。
ところで、いちど雑誌にこのオーディションのことが書かれていたんですが、記事の中にこんなのが書いてあったのです。
「オーディションのために、お父さんがベルンドイツ語を教え、
お母さんが相撲を教えた。。。』
っておいおい
私、生まれて初めて生まれて初めて、雑誌に私の名前や写真が載ったんですよ!!
それなのに、『相撲を教えたお母さん』 かい!!!!!
舞踊を教えた母、とか 歌を教えた母とか、、、さ、、、
せめて、相撲のことを語ってくれた母ぐらいでまとめて欲しかった、、、、
ま、いっか。笑
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