このブログは
アガサクリスティーが好きすぎて
無人島になにを持って行きたいかと聞かれたら
「アガサクリスティーの本」と答えるくらいの熱量があります
この本のこの作品のココが好き
または
この本のこういう所が見所!
というのを紹介していくブログです
自分の独断と偏見で★を付けていますが完全好みの問題なので、皆様とは違う価値観かもしれません。
ご容赦願います
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ビッグ4
ビッグ4(フォー) (ハヤカワ文庫) [ アガサ・クリスティ ] 価格:990円 |
ポアロと
ヘイスティングズの友情度 ★★★
他のポアロの
探偵小説にはない感じ度 ★★★
あくまで個人的に
あわない度 ★★★
別の探偵の話なら
良いかもしれない ★★★
無人島に持っていきたい度 ☆☆☆
本当にこれを
アガサが描いたのだろうか?
ポアロが主人公なのに?
というくらい
他の作品とテイストが
違います!
この作品は
アガサの名前を
爆発的に(と私は思ってます)
世に知らしめた名作(迷作)の
『アクロイド殺し』を
発表したすぐ後の作品なのです。
それにしては、
この作品は
面白くなかったなあ(失礼な)
と思っている作品なので
好きな方はすみません
推理小説界を
騒然とさせた
すぐ後の作品なので、
期待も大きかったと思います。
ポアロの作品としては、
最初の
『スタイルズ荘の怪事件』を
発表した後の作品なのですが、
ミステリーより本当は
こういうスパイを追う的な
作品を書きたかったのでしょうか?
間に発表された
『ゴルフ場殺人事件』は
また違うテイストなので
戸惑います(個人的な好みですみません)
個人的な感想なので、
申し訳ないですが、
アガサ好きの自分が
この作品は途中で
眠気が襲うくらいに、
読み終わるのに苦労しました。
(ひどい)
数年たって
また再度読みました。
最初読んだときは
自分も幼かったですからね!
しかし、
やはり再度チャレンジしても
読むのにつらいという
感情がひしひしと。
そして今回、
また読み直しましたが
やっぱり全然進まない。
プロローグから
頭に入らないので、
困りました。
他の探偵が
主人公ならば
面白かったかもしれません。
敢えて言うなら
ポアロにデンジャラスな冒険と
活劇をさせたかった、
そういうことなのだろうと
理解します。
あらすじとしたら
東洋のギャングの
ビッグ4の存在を追う話です。
本当にポアロらしくない、
灰色の頭脳を使う
ポアロらしくないんです!
(個人的見解)
ちゃんと読めば、
その奥にある面白さに
気付くのかもしれませんが
これは今後の私の課題です!
(しかし全然読む気が
しないので大問題)
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ネタバレなしの紹介
ヘイスティングズは
長年ポアロから
離れた暮らしを堪能し
残りの人生を久しぶりに
旧友のポアロのもとで
過ごそうと思いたち、
感動の再開をします。
しかし再開した途端
その矢先に
怪しげな男が飛び込み
息も絶え絶え倒れ込みます。
しかし
ある策略によって
ポアロたちがその男から
目を離した途端に
その男は死を遂げる
そこからは
ポアロが
謎のギャング
ビッグ4を追い詰め、
逆に追い詰められ、
という冒険が始まるのです。
読者を裏切る仕掛けもあります
なによりポアロが
大変にアクティブで
あっちこっち行きます
中国系のマフィア的な
”ビッグ4”の首領
リー・チャン・エンなる
人物を追い詰めるのです
ポアロと
ヘイスティングズとの
友情の証みたいなエピソードも
満載だから
それも書きたかったのかなと
思わないでもないです。
でも
とにかく
いつものポアロの推理小説とは
一味違うテイストな
作品だと言うことは
お伝えしたいです。
(個人的意見です)
こういうポアロの一面も
あるんだなと思える
作品ではあります。
無人島に
持って聞きたい度の
★がゼロなのは、
ギャングとの
冒険活劇なので
無人島では真逆な感じで
すごく疲れるかなって
いうのと
作品が好みじゃないと言い切れる
私の好みの問題です。
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