2024年06月22日
【自動販売機】を、お店の入り口に設置するのは何故なのか?
なぜか、西友の入り口には、自動販売がありました。
店内で購入した方が、断然安いです。
一応、メリットはあります。
アプリでスタンプが貯められるコークオン対応の自動販売機です。
入口に自動販売機がある理由を考察しました。
最初の手がかりは、売り切れ缶の調査です。
「い・ろ・は・す」の285mlペットボトルが品切れでした。
285mlは、かわいいサイズ感です。
間違いなく女性が購入しています。
カバンに入れても気にならない重さです。
「い・ろ・は・す」の540mlペットボトルも、ありませんでした。
ぎゃくに、540mlは、おしゃれなデザイン・ラベルです。
じつは、一週間くらい監視していました。
二種類の水は、まったく補充される気配がありません。
「放置しっぱなしってこと・・・」
水を購入する場面は、電車やバスに乗る前が想定されます。
水分補給で急をようする方が店内で買う時間がない場合。
または、レジに人が並んでいて会計ができない事もあります。
他に、水を必要とする場面は、薬です。
入口の横には、薬局があります。
薬を買って飲むための水が、丁度よい285mlペットボトルです。
540mlの「い・ろ・は・す」が無かった理由は、285mlペットボトルが無かったからでしょうか。
とくに、ご高齢の方にとっての10m、20mは歩きたくない距離です。
自分も、購入するのが面倒くさい時には自動販売機を利用しています。
外に出るついでに、「い・ろ・は・す」を購入されている方がいらっしゃるのは事実です。
結局は、補充サイクルよりも需要が上回っている例です。
「い・ろ・は・す」の285mlが購入できなくて誰かが不便を感じていらっしゃいます。
すぐに285mlと540mlの「い・ろ・は・す」を一枠ずつ増やしたいところですが・・・
暑い日々がつづくと、すぐに売り切れが発生します。
小さいマーケットだと思う方もいらっしゃるかもしれません。
西友は、全国に300店舗以上あります。
自動販売機は、西友の入り口だけではありません。
日本全国には、約220万台の自動販売機があります。
日本全国にある自動販売機の飲料補充最適化が急務です。
欲しい物が、すぐに買えなくなってしまうのが自動販売機のデメリットです。
飲料が何本までと、中の容量が決まっています。
補充のルート巡回は、一台一台の人海戦術です。
自動販売機の補充担当者は、基本、一日8時間労働の年収約360万円です。
朝は、トラックへの飲料積み込み、ルート確認、20〜30台の飲料を補充、次回の配送分を倉庫スタッフに依頼という流れです。
一日20〜30台の自動販売機補充には、年間コストが360万円です。
なにか、もっと効率的な方法は、ないものでしょうか。
現代は、ファミレスのロボットが注文料理を運んでくる時代です。
いずれは、自動販売機のジュースを補充できるアンドロイド型ロボットが登場してきます。
それまの間は、自動販売機の売り切れに即対応できるのがウーバーイーツのようなシステムです。
全国には、スマホアプリでバイトをしたい方は、いくらでも需要があります。
【未来予測】
まずは、無人飲料輸送トラックが自動販売機の売り切れデータを受信します。
設置場所と時間で売れるジュースの補充予測がデータ化されます。
状況によって自販機のペットボトルや缶飲料の液晶画像は適時書き換えられのて補充最適化です。
補充本数や飲料の種類は毎回変わります。
コンサートなど、すべて行事情報でマーケティングがなされ、地域によっては補充回数を増やします。
無人飲料輸送トラックは、自動販売機のルート巡回を24時間体制で稼働します。
自販機飲料の補充は、全国のアプリワーカーさんが担当します。
アプリワーカーさんの報酬は、ジュース1本補充で○○円です。
毎月、電子マネー経由でスマホ振り込みです。
補充ワーカーさんがアプリを観ると、全国の自動販売機の位置がわかります。
売り切れ前(◯本補充)、売り切れ中(◯本補充)のマークが地図上で点灯しています。
自分が補充可能な自動販売機を予約します。
あとは、徒歩、自転車、バイク、自動車で24時間巡回搬送トラックの近くまで行きます。
アプリで予約済みなので、自分が24時間巡回搬送トラックの近くに行くと自動で停止してくれます。
あとは、スマホのバーコードを読み込ませると、補充予定のジュースが箱詰めで出てきます。
「完了ボタン」を押すと、24時間巡回搬送トラックは、次のエリアへと走っていきました。
自分は4台の自動販売機を予約、一台の売り切れ補充は20〜30本です。
結局、計100本の補充でした。
報酬は、1本50円×100本なので5000円です。
補充ワーカーさん:「3時間は、かからないでしょう」
なんて具合です。
日本には、220万台の自動販売機があります。
※ 日本自動販売システム機械工業会のデータ(2023年末時点)
220万台の自動販売機・補充運用の人権費を計算します。
現代は、8時間労働で一日25台の補充管理がされていると仮定します。
「220万台」÷「一日25台」=88000人
全国にある220万台の自動販売機は、約88000人で補充している計算です。
88000人×年収360万円=3168憶円
220万台の自動販売機を補充するコストは、単純計算で3168憶円です。
24時間大型巡回搬送トラックは、AIの無人運転です。
なので人権費のコストは0円です。
約3168憶円は、「アプリでの補充ワーカーさん」の収入源です。
今までは、自動販売機で売り切れ状態の放置がありました。
損失リスクを0にできるので、まだ潜在的にあった売り上げの上乗せ分があります。
約二割が、売り切れランプ点灯で補充できなかった損失分だと仮定します。
すると・・・○○○億円!
近未来のビジネスモデルとしては、ありです。
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