2015年03月12日
3.11を忘れない JRなんば駅でのイベント
2011年3月11日の東北大震災から今日で4年が経ちました。
私は2年前の夏、福島に行きました。写真はその時のものです。
2年たった被災地はまだまだ復興はしていませんでした。放射線がまだ残っているため、瓦礫を集めても処理できない。草木を刈るのも、放射線が残ってできない。そのため、瓦礫は放置され、草木は生い茂っていました。
全ては放射線のせいなのです。放射線がなければ、復興はもっと早く進み、地元住民もとっくに住めているはずです。
原発は日本政府が震災直前まで絶対安全だと宣伝していました。
しかし、政府の予想を大きく上回る地震が発生し、そして大きな津波に襲われ、東北大震災のような最悪の自体になりました。
原発がなければ確かに日本国民の豊かな暮らしは保証されないかもしれません。しかし、使いすぎの電気を少し抑え、暖房、冷房を控え、冷蔵庫の中身を少なくすれば原発なしでも生活できるのです。夜遅くまで働くビルの残業を減らせば、もっと電気は節約できます。電気を使わずに生活できた時代は確かにあったんです。
電気がなければ確かに不便でしょう。しかし、今の便利な日本が失ってしまった大切なものが、その時代には絶対にあったはずなのです。
古き良き時代とは、決して便利な時代ではなかった。するべき苦労をすることが、人生を豊かにする。
今の日本に必要なことは、するべき苦労です。ただ豊かで便利なだけの生活で、あなたは満足ですか?
話は少し変わりますが、東野圭吾の小説で、「天空の蜂
」というものがあります。これは、東北大震災よりも前に書かれたものですが、原発に巨大なヘリコプターが墜落させようとする事件が書かれているのですが、その犯人の意図が深いのです。原発の必要意義について考えさせられる一冊です。もし良ければ読んでみてください。
東北大震災から4年がたった2015年3月11日。JRなんば駅で奈良県立医科大学、和歌山県立医科大学を中心とした学生によって、3.11のイベントが行われました。
テーマは、「今の私たちに何ができるか」。あれから4年が経ち、中学生は高校生に。高校生は大学生に。大学生は社会人になりました。
あの時よりも、できることは増えたはずです。
イベントに立ち寄ってくださった方に、いろがみを渡し、今の自分に何ができるかを書いてもらいました。
福島を忘れないこと。
笑顔でいること。
会津に観光に行くこと。
募金すること。
難しいことではありません。
福島を忘れない。
それだけでも、いいんです。
3.11について、考える。犠牲になった人たちに思いをはせる。それだけでも十分なんです。
追悼キャンドルを目にした誰もが、感慨ぶかそうに立ち止まってくださいました。日本人は忙しそうにしている、とよく言われますが、違いました。日本で起きたことを忘れずに心に留めている方がたくさんいらっしゃりました。海外の方も足を止めて、何事かと話を聞きにきてくださりました。そして、今日が3.11から4年目なのだと伝えると、あぁそうだったのかと、うなづいてくださりました。
3.11は日本に、日本人に強烈な何かを与えました。これからも間違いなく日本には地震は起こります。東北大震災よりも大きな地震が来ると言われています。たくさんの人が犠牲になるかもしれない。しかし、私はもう2度とあんな映像を見たくはないし、こんな思いもしたくはありません。日本が好きだから、たとえ地震が起こるとしても、日本を離れたくはありません。
日本と地震は本当に切り離せない関係なのでしょうか。3.11を忘れない、というより忘れられない私は、一体何ができるのか。これからの震災にどう立ち向かって行けばいいのか、少し不安になりました。
私は2年前の夏、福島に行きました。写真はその時のものです。
2年たった被災地はまだまだ復興はしていませんでした。放射線がまだ残っているため、瓦礫を集めても処理できない。草木を刈るのも、放射線が残ってできない。そのため、瓦礫は放置され、草木は生い茂っていました。
全ては放射線のせいなのです。放射線がなければ、復興はもっと早く進み、地元住民もとっくに住めているはずです。
原発は日本政府が震災直前まで絶対安全だと宣伝していました。
しかし、政府の予想を大きく上回る地震が発生し、そして大きな津波に襲われ、東北大震災のような最悪の自体になりました。
原発がなければ確かに日本国民の豊かな暮らしは保証されないかもしれません。しかし、使いすぎの電気を少し抑え、暖房、冷房を控え、冷蔵庫の中身を少なくすれば原発なしでも生活できるのです。夜遅くまで働くビルの残業を減らせば、もっと電気は節約できます。電気を使わずに生活できた時代は確かにあったんです。
電気がなければ確かに不便でしょう。しかし、今の便利な日本が失ってしまった大切なものが、その時代には絶対にあったはずなのです。
古き良き時代とは、決して便利な時代ではなかった。するべき苦労をすることが、人生を豊かにする。
今の日本に必要なことは、するべき苦労です。ただ豊かで便利なだけの生活で、あなたは満足ですか?
話は少し変わりますが、東野圭吾の小説で、「天空の蜂
」というものがあります。これは、東北大震災よりも前に書かれたものですが、原発に巨大なヘリコプターが墜落させようとする事件が書かれているのですが、その犯人の意図が深いのです。原発の必要意義について考えさせられる一冊です。もし良ければ読んでみてください。
東北大震災から4年がたった2015年3月11日。JRなんば駅で奈良県立医科大学、和歌山県立医科大学を中心とした学生によって、3.11のイベントが行われました。
テーマは、「今の私たちに何ができるか」。あれから4年が経ち、中学生は高校生に。高校生は大学生に。大学生は社会人になりました。
あの時よりも、できることは増えたはずです。
イベントに立ち寄ってくださった方に、いろがみを渡し、今の自分に何ができるかを書いてもらいました。
福島を忘れないこと。
笑顔でいること。
会津に観光に行くこと。
募金すること。
難しいことではありません。
福島を忘れない。
それだけでも、いいんです。
3.11について、考える。犠牲になった人たちに思いをはせる。それだけでも十分なんです。
追悼キャンドルを目にした誰もが、感慨ぶかそうに立ち止まってくださいました。日本人は忙しそうにしている、とよく言われますが、違いました。日本で起きたことを忘れずに心に留めている方がたくさんいらっしゃりました。海外の方も足を止めて、何事かと話を聞きにきてくださりました。そして、今日が3.11から4年目なのだと伝えると、あぁそうだったのかと、うなづいてくださりました。
3.11は日本に、日本人に強烈な何かを与えました。これからも間違いなく日本には地震は起こります。東北大震災よりも大きな地震が来ると言われています。たくさんの人が犠牲になるかもしれない。しかし、私はもう2度とあんな映像を見たくはないし、こんな思いもしたくはありません。日本が好きだから、たとえ地震が起こるとしても、日本を離れたくはありません。
日本と地震は本当に切り離せない関係なのでしょうか。3.11を忘れない、というより忘れられない私は、一体何ができるのか。これからの震災にどう立ち向かって行けばいいのか、少し不安になりました。
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