アクティブ少女の非日常

「パーマカルチャー」

という言葉を聞いたことがありますか？

え？なに？
パーマ？？大阪のおばちゃんがやってるやつ？？

カルチャーは文化やから、
パーマカルチャーって　大阪のおばちゃんの髪形の文化のこと？？

と思ったあなた・・・
残念でした。
思考回路が私と同じレベルですwww。



パーマカルチャー（Permaculture）という言葉は
実はそこそこ古い言葉なんです。

１９７０年代にオーストラリア南部で造られた言葉で、
パーマネント(permanent)とアグリカルチャー(agriculture)を組み合わせ、
「永続する農業」という意味が込められました。

が、今では、
「永続する文化」
という意味でも使われるようになっています。





世界各地での教育や実践を経て、パーマカルチャーは次の『三つの倫理』に基づくと理解されるようになりました。

�@地球に配慮する(Care for the earth) - 全ての生命システムが持続し繁栄できる状態を維持する。人間は地球の健康なしに繁栄できないのであり、これが最も基本の倫理である。

�A人びとに配慮する（Care for the people) - 人々が存続するために必要な資源を供給する。

�B余剰は分かち合い、消費と再生産には限度を設けよ（Set limits to consumption and reproduction, and redistribute surplus）- 健康な自然システムは、それぞれ生存に必要な要素を互いに供給しあっている。人類も同様のことができる。我々が各々らに必要なものを供給しあうことで、我々は上記の方針に必要な資源を確保する事ができる。




『パーマカルチャー：農的暮らしを実現するための12の原理』

「食物や繊維、エネルギーなど人間の必要を満たすため、自然の中に見られるパターンや関係を真似し、風土を意識的にデザインすること」と定義されています。


【原理1】 まず観察、それから相互作用

【原理2】 エネルギーを獲得し、蓄える

【原理3】 収穫せよ　

【原理4】 自律とフィードバックの活用

【原理5】 再生可能な資源やサービスの利用と評価　

【原理6】 無駄を出すな

【原理7】 デザイン――パターンから詳細へ

【原理8】 分離よりも統合

【原理9】 ゆっくり、小さな解決が一番

【原理10】 多様性を利用し、尊ぶ

【原理11】 接点の活用と辺境の価値

【原理12】 変化には創造的に対応して利用する

これからの脱産業化社会において土地や資源を持続可能に利用する際、世界のどこにでも適用できると考えられているんです。
原理は万国共通に当てはまるが、その具体的な適用はそれぞれの場所や状況により、大きく異なりますが、
個人、経済、社会、政治の再編成にもこれらの原理が有効であるといわれています。


パーマカルチャーは、
「自然に寄り添って生活しよう」というコンセプトの生き方です。
自然に優しく生活するということは簡単ではありませんが、
自然に忠実な生活というものは、究極に健康にいい生活なのです。

現在に出回っているほとんどの野菜に農薬が使われていますし、
ほとんどの食べ物に化学製品が使われており、どれだけ気を使っていても、知らず知らずのうちに健康に悪いものを体に入れてしまっていることになるんです。

しかし、パーマカルチャーという
自然と寄り添う生活で、自分で自分が食べる分だけの食べ物を作ることができれば、
とっても健康にいい食べ物を食べることができますし、
野菜を作るということで良い運動にもなるんですね。

もちろんパーマカルチャーは、
ベジタリアンのための生活ではありません。
さかなつりをしたり、ヤギや鶏を飼えば、タンパク質も取ることができます！！

パーマカルチャーの教科書的な本です。
こちらの本ではただの野菜の育て方だけでなく、多角的にな菜園スキルを教えてくれます。

イタリアンの有名シェフも参考にする野菜料理の教科書です！

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