2018年10月16日
7step株式投資メソッドーそのA
昨日はうねり取りという手法と場帳を含めた資料の準備の大切さ
という事について述べてみましたが、実際の売買方法について
述べてみたいと思います。
大きく分けると株式の売買には株価のトレンドに沿った順張りと、
トレンドに反した逆張りという2つの方法があります。この2つの方法
についてはどちらが正しいとか優れているとかという事ではなく、
どちらの方法でもきちんと利益を確保するプロフェッショナルが存在
します。
しいて言えば、順張りは機関投資家とかファンドとかかなり大きな資金
を運用する人達に多く、逆張りは個人投資家を初めとする比較的
小規模な取引をする人達に多いという傾向があります。但し、これらは
飽くまでも傾向であって、機関投資家の中にも逆張り派はいますし、
個人投資家の中にも順張りを得意とする人達もいます。
このような中でも、7step株式投資メソッドでは逆張りを基本の売買方法
としています。これは何故かと申しますともう一つの売買方法の分割売買
という手法も、7step株式投資メソッドでは使っているからです。理由の
一つとして、分割の売買を有利にしていく為には目標の株数を確保する
上で、分割売買の平均値を出来る限り買いの場合底値に近づけたいという
目標があるからです。
【相場師朗】 7step株式投資メソッド
つまり、買いならば買い始めから買い終わりまで下げトレンドに沿って売買
する事で買いの平均値を低く抑え、その後の反騰で大きな利益を確保し易く
する為です。これはけっこう勇気のいる売買で、それなりの具体的な行動指標
がないとできません。又、7step株式投資メソッドでの買い下がりは、所謂
ナンピンとも異なります。ナンピンは上がると思って買った株が下がってしまい
いつか上がるかも希望的観測の中でしかたなく買い下がっていくもので、
最初からの計画性は全くありませんので、大体失敗します。
7step株式投資メソッドではある目印を基にして、目標の株数を何回に分けて
夫々何株づつ買って行くという計画に基いて、買い下がっていくわけです。
もし想定外に全株買う前に株価が上昇してしまった時はそれ以上買う事は
せず、買えた株数での利益確保に集中するというわけです。
これが順張りのように上昇の過程で分割をしてしまえば、買いの平均単価が
高くなり、利幅が減って下手な売買手法となってしまいます。
このような理由から7step株式投資メソッドでは分割を前提とした逆張りを売買
の基本としているのです。
分割売買については、これも奥の深い売買ですので、日を改めて紹介したいと
思います。それでは又。
【相場師朗】のショットガン投資法
紫垣デイトレード塾
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