2014年05月27日
売買手法ー銘柄
今日は銘柄について書いてみたいと思います。銘柄の選定については基本は
自分で実際に売買をして、やり易いもの、相性の良いものが一番です。初心者
の方は銘柄選定というとボラリティの大きな、上下に良く動く銘柄を選びがちで
すが、プロは寧ろ動きの穏やかな地味なものを選びます。
と言いますのは、ボラリティの大きな銘柄は良く動きますので、チャートだけを
見ていると一見利益を取り易いように感じるのですが、実際に売買してみると
値動きが大きい程先が読み難く、難しいことが判ります。プロは出来るだけリス
クを避けますので、簡単な方法、銘柄を選ぶわけです。
次に銘柄の業界ですが、これは自分の良く知っている業界を選ぶ事が鉄則で
す。どうしてもその業界に相性の良い銘柄が無い場合は、他の要素を勘案して
、例えば良くその会社の製品やサービスを利用しているとか、チャートの形が
自分向き等の判断基準で選べば良いでしょう。
価格帯については、ご自身の投資額によっても変わってきますが、何回に分割
するのか、どの位の株数を売買するのか、それら条件を考え、プラス通常の売
買にある程度の余力を残せる価格帯の銘柄を選定すべきです。100万円の
資金で1000株ー1000株と2分割していくなら、300−400円の銘柄
で売買していくのが良いでしょう。
次は取引所ですが、これは東証1部上場銘柄に限定して下さい。東証2部、ジャ
スダック、マザース等の中には短期間で2−3倍になる銘柄もあり、話題にも上り
ますので、ついつい取引をしたくなりますが、短期間で上がる株は同様に短期間
で下げる事を肝に銘じる必要があります。
それと東証1部銘柄以外の銘柄の中には、売買高が極端なものが多く、ちょっと
の買いで大きく上がってしまい、買値が大幅に高くなってしまったとか、売ろうと
思ったが予定の値段では買いが全く無く全然売れなかった等、流動性に問題の
ある銘柄が結構あります。売買高としては値嵩株は別として、一日50−100
万株位はあった方が良いでしょう。
又、当然下げは空売りで取っていくわけですし、現物株のヘッジとしての空売りも
使うわけですから、貸借銘柄である事も必要です。このような条件をまとめると
・東証1部上場銘柄
・できればよく知っている業界
・貸借銘柄
・50−100万株/日くらいの出来高、流動性のあるもの
・比較的値動きのおとなしいもの
(但し、100円以下の超低位銘柄で値動きの無いものは省く)
ご自身でスクリーニング等によりピックアップした銘柄の、最低2−3年くらいの
日足でバーチャルトレードを行い、やれそうな銘柄を選べば良いと思います。
後は毎回のトレード毎に投資日誌等を付け、反省しながら慣れていくしか無い
でしょう。
次回は売買の目印について、書いてみたいと思います。
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