久しぶりに株式投資に関する最近の考えについて、述べてみたいと
思います。
私の株式投資の原点は、林輝太郎氏の主に同友館の書物に出会った
事がスタートでした。そしてその後、立花氏、板垣氏などの実践家
の本に触れ、失敗しては又自分なりに工夫するというトライ&エラー
の繰り返しにより、亀の歩みのように少しづつ進歩して行った訳で
す。
林氏の本を読んでも最初はちんぷんかんぷんで、只書いてある事を
自分なりに解釈して、売買しておりました。そんな事ですから売買
については未熟ながら林流の手法で、当然売買は逆張り、ロウソク
足は日足と月足以外は見るなという事に何の疑いもなく、馴染んで
行ってしまった訳です。
今になってみれば、トレンドフォローの方が大きく利益となった年
もあったと思いますが、ひたすらこの手法を続けておりました。幸
い何とか年間でプラスの収益を挙げられるようになり、安定した売
買ができるようになりましたが、自分の売買については、まだまだ
反省点が多く、特に利幅を伸ばすという点については、これからも
研鑽を続けなければなりません。
私の手法は所謂スイングトレードで、時間軸的には数週間から数か月
というものです。最近になって売買譜を振り返ってみて感じる事は、
利益確定が早いという事で、もっと我慢していれば、或いはそこで
増し玉をしていればもっと大きく取れたのに、というポイントが多々
ありました。そして何気なく週足を見ていましたら、もし週足でトレ
ードしていたら、もっとゆっくり焦らずに行けたのではないかという
反省に辿り着きました。
例として2016年1年間の週足チャートで見てみますと、チャンスは多
くても売り買い合わせて11-12回くらいです。そして週足ですので、
シビアーに天底を狙う必要もありません。2-3日エントリーが遅れても
、エグジットが遅れても大きな損失にはなりません。寧ろワンテンポ
遅れ気味くらいの方が、良い結果になりそうです。
改めて週足トレードの利点を見てみると、まずゆっくり考えてトレー
ドができる。仕掛けの範囲が広がる。利幅が大きく取れる。少ないチ
ャンスに集中して投資できる。等の優位性のある事が判りました。ど
ちらかというと私には、週足での売買の方が合っているような気がし
ます。
勿論、日足ベースで細かく拾っていく事も重要なスキルですし、それ
ができるに越したことはありませんが、私のように少し落ち着いてゆ
っくりやりたいという人には、週足での売買も一考かも知れません。
それでは又。
【相場師朗】 7step株式投資メソッド
紫垣デイトレード塾
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
株式投資ランキング
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image