今回のCD評は私にとって意外な歌手でした。日野美香さん「氷雨」に代表されるように
演歌、流行歌歌手だとずっと思っておりました。今回あるきっかけでこの「横浜フォール
・イン・ラブ」知ることとなり、えっ! jazzもすごいじゃんと感じ、紹介する事にしました。
本CDは「港が見える丘」「蘇州夜曲」のように戦前のヒット曲、「海を見ていた午後」
のユーミンに代表されるヒット曲、そしてオリジナル曲から編成されています。曲の編成
を並べますと、
1. 港が見える丘
2. 横浜フォール・イン・ラブ
3. 蘇州夜曲
4. 別れのブルース
5. 海を見ていた午後
6. 横浜ホンキートンク・ブルース
7. 秋の気配
8. 氷雨(ジャズバージョン)(新録)
9. Smile again(新録)
10. 横浜フォール・イン・ラブ(Instrumental)
私の趣味を言わせてもらえれば、まずはタイトル曲の「横浜フォール・イン・ラブ」です。
イントロがなかなかやりますね。そしてサビの4ビートのパートがなんともジャージーで素
敵です。そして「別れのブルース」、正直、淡谷のり子の歌はやや聴きあき感があり、どう
しても聴きたいという感じではありませんが、日野美香の「別れのブルース」は、まずアレ
ンジが無茶苦茶しjazzです。そして主旋律やバックを流れるビブラフォンの音と演奏が堪り
ません。セクシーです。
そしてかの松田優作も歌った「横浜ホンキートンク・ブルース」、横浜でブルースて言った
らこれしかないよねという曲。今までいろいろな人が歌っているが、出だしのペースのバッ
クのみでの歌い出しが艶っぽい。この曲も相当長い間歌い継がれて来た曲なのに、少しも古
さを感じさせない。日野美香もよい雰囲気を保ちながら、気持ちよく歌っている。
最後は勿論、「氷雨(ジャズバージョン)」もよいのだけれど、更にその上を行くのが、「Sm
ile again」。正直、日本人の作曲とは思えないくらいjazzyです。このCDのテーマがこの1曲に
凝縮されたような素晴らしい曲です。私ならこの曲をテーマ曲とした大人の恋愛ドラマを、
ぜひ監督して作ってみたいと思います。主演の男優と女優が目に浮かぶようです。この曲を
聴きながら彼女とお酒なんか飲んだ日には、なるようになっちゃうでしょうね。
それでは又。
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