2017年08月20日
週刊チャート(ドル円)8月14日〜8月18日と雑談
今週の視点
敗者の出口を抜けると勝者の入り口へ
エントリーした瞬間に逆行してしまった。
逆へ捉えると、敗けたトレードの裏には、エントリーのチャンスが潜んでいることになります。
結果は敗けたトレードであっても、敗けた原因を真摯に分析すれば、真逆の方向へ意識を向けることができるようになるのではないでしょうか。
ドル円、4時間足チャート下限に到達。
4時間足に週足ロウソク
109円周辺での安値が強く意識されているのがわかる。
直近では下降しているので、戻り売りするとしても、この109円周辺からの買い圧力が強くなることに警戒しながら売る事になります。
また、先週足が大きな陰線になっている事から、この高安もトレードの目安になる。
30分足に日足ロウソク
いくつかの売りと買いの攻防(白のレンジ)ができました。
これを想定できていれば、トレードはやりやすくなるでしょう。
14日は、110円の下降トレンドの戻り売りと109円からのサポートで押し目買いがぶつかる。
17日は、先週の高値からの戻り売りと109円のサポートからの押し目買いがぶつかる。
14(月)5分足
買い目線でのトレード
月曜日は、110円の下降戻り売り候補まで買っていく戦略だったでしょう。
もちろん日足での流れは下降トレンドなので、戻り売りに警戒しつつということになります。
高値1は、110円下降の戻り売りの候補です。この付近では、上昇波を止めようとする動きが出ますが、そのイメージが崩れるのを待ち、勝ち馬に乗る作戦を立てれていれば難しいトレードをしなくて済みます。
青1は、高値1で売っている人たちの未来イメージ(赤矢印)が崩れるポイント、つまり売りポジが損切りされますので、そのタイミングで買いましょう。
同様に、青2も、高値2の戻り売りポイント(110円下降戻り売りのフィナボッチ61.8%)で売った人たちが、黄□でネックラインを下抜けなかったことで、未来イメージが崩れ、損切り・利確するポイントになります。
買い目線は未来イメージが崩れた、損切りや利確の力を借りてエントリーする戦法です。
売り目線
上部の2本の青色水平線は110円下降の戻り売り候補(フィボナッチ61.8%付近)、短期波でのダウ理論が転換(白のレンジを下にブレイク)すれば、売りを準備しましたが、そうはなりませんでした。
注目すべきは、109円上昇の押し目買いを待っている人が存在するので、白のボックスレンジ下限を割らない限りは買いで支えられそうです。
15(火)5分足
買い目線
白のボックスレンジをブレイクする事で、ボックス内で売りポジションを持った人たちが次々に清算(青1)します。
このレンジブレイクは有力で、少なくとも110円まで上昇、110円を抜ければ、N値100%が期待できます。
上げどまりのポイントは短期足のWトップで確認し、利食いのタイミングは矢印のような動きが出てから緑の〇ですればいいです。
結局、先週高値周辺まで上昇しました。しかし、ここまでくると上昇にも終焉感があります。
翌日は天井圏で長いレンジとなるかもしれません
売り目線
売るなら、白のボックスレンジを下抜けてからでいいでしょう。110円戻り売り候補であった白ボックスレンジを上抜いた(この状況証拠が大事)ことで上昇しやすくなりました。
16(水)5分足
買い目線
上昇の終焉で、ここから買う事で直近最高値を掴んでしまうリスクがあります。
高値圏形成で暫くレンジになる雰囲気です。月・火で利益を出した人は「休業相場」だと思います。
売り目線
昨日の黄□のV字での反転が示唆していますが、先週の高値周辺に達した為、上昇の終焉です。
目立った押し目もなく一気に上昇してきたので、保有されていた買いポジションの利確も沢山入ってきそうな気配です。
さらに、先週高値から逆張り派も参戦してきそうです。
リスクも小さく限定できるので、先週高値から逆張りはアリだと思います。
また、よくあるケースとして、気を付けたいのは、緑ボックスのようにネックラインと押し安値に挟まれたエリアで、そのまま売り抜けるとは限りません。
17(木)5分足
買い目線
白のボックスレンジは50pips程の値幅がありますが、黄〇でロングしたとしても、目前最後の戻り高値でレジスタンスされたり、上昇するにしても赤矢印のように下に振られるかもしれません。
強者の値で安値を切り上げていますので、買い手が売り手より明らかに強いと判断できれば買えます。
しかし、先週の高値を更新できずに下がってきた事実があるので、むしろ、売り手の気配が強い感じがします。
売り目線
109円の上昇押し目買いを警戒しながら、先週の高値下降の戻り売りを狙います。
先週の高値下降の波を半値戻しでWトップを完成したならばショート(赤2)できます、狙いの利確ポイントは109円押し目買い候補までです。
18(金)5分足
買い目線
青矢印の動きがでれば買えますが、それまでは買いを考えることはありません。
結局、夜中にトランプ大統領の上級顧問であるバノン氏が解任されたことも引き金となり、急騰してしまいました。
売り目線
白のボックスレンジを下に抜ければ、先週の終値、109円の先週安値サポートまで売っていけますが、そろそろ下降も終焉です。
109円のような、過去にサポートされたことのあるキリ番は、モミ合うと考えておくほうがいいでしょう。
今週の雑談
老子の言葉です。
「上等の士は、天地自然の原理である道を聞いたら、努めてそれを行おうとする。中等の士は、道を聞くと、分かったようでもあり、忘れたようでもある。下等の士になると、道を聞いて大声で笑い出す。だが、笑われなければ、道とするには不十分である。」
私はこう解釈しています。
上等な人間は、道を聞いたらそれを実践する。中等な人間はわかったふりをするだけで何もしない、下等な人間はバカにして笑う。けれど、笑われないようなものは「道」ではない。
人と違うことを始めると、身内には反対され、知人にはバカにされるもの。
トレードもギャンブル扱いされることがよくあります。
私がFXを始めたころ親からこう言われました。
「FXなんて、お金が目当てなだけで、何の価値も生まないギャンブルだ」
私の親は、保険の営業をしていて、かなり人当たりが良いです。
確かに、トレードはサービスや商品を提供しているわけではないのでビジネスとしては無価値かもしれません。
厳密にいえば、為替の流動性を投資家が保っているので、もし、トレーダーがいなければ、円をドルに交換することもままならないことにはなりますが、私の微々たる資金力では、おそらく、何の足しにもなっていないでしょう。
しかし、商品やサービスを提供するだけが経済活動ではありません。金融業界は、お金に働かせてお金を稼ぐ世界で、どちらかといえば、経済界よりも世界を動かしていそうです。
FXは、一般人の目で見ればギャンブルに見えるでしょうが、銀行や証券会社と同じ金融業です。
それよりも、「価値」って何なんだって考えてしまいました。
価値とは、辞書的な意味で「どれくらい大切か、またどれくらい役に立つかという程度」とあります。
結局、価値って自分軸で考えることなんじゃないかと思います。
マーケティングの用語として「価値」という言葉がよく使われていますが、自分にとって、どれくらい大切で、どれくらい役に立つかが「価値」なんだと思います。
ましてや、価値観なんて人それぞれなので、他人からみればガラクタでも、当人にしてみたら宝物なんてことだっていくらでもあります。
価値があるとかないとか、他人にとやかく言われることではありません。
トレードは他者にサービスを提供するものではありませんが、自分自身は幸せにできる。
結局、自分が幸せじゃないと、他人なんて幸せにはできないでしょうから。
FX会社ランキング
敗者の出口を抜けると勝者の入り口へ
エントリーした瞬間に逆行してしまった。
逆へ捉えると、敗けたトレードの裏には、エントリーのチャンスが潜んでいることになります。
結果は敗けたトレードであっても、敗けた原因を真摯に分析すれば、真逆の方向へ意識を向けることができるようになるのではないでしょうか。
ドル円、4時間足チャート下限に到達。
4時間足に週足ロウソク
109円周辺での安値が強く意識されているのがわかる。
直近では下降しているので、戻り売りするとしても、この109円周辺からの買い圧力が強くなることに警戒しながら売る事になります。
また、先週足が大きな陰線になっている事から、この高安もトレードの目安になる。
30分足に日足ロウソク
いくつかの売りと買いの攻防(白のレンジ)ができました。
これを想定できていれば、トレードはやりやすくなるでしょう。
14日は、110円の下降トレンドの戻り売りと109円からのサポートで押し目買いがぶつかる。
17日は、先週の高値からの戻り売りと109円のサポートからの押し目買いがぶつかる。
14(月)5分足
買い目線でのトレード
月曜日は、110円の下降戻り売り候補まで買っていく戦略だったでしょう。
もちろん日足での流れは下降トレンドなので、戻り売りに警戒しつつということになります。
高値1は、110円下降の戻り売りの候補です。この付近では、上昇波を止めようとする動きが出ますが、そのイメージが崩れるのを待ち、勝ち馬に乗る作戦を立てれていれば難しいトレードをしなくて済みます。
青1は、高値1で売っている人たちの未来イメージ(赤矢印)が崩れるポイント、つまり売りポジが損切りされますので、そのタイミングで買いましょう。
同様に、青2も、高値2の戻り売りポイント(110円下降戻り売りのフィナボッチ61.8%)で売った人たちが、黄□でネックラインを下抜けなかったことで、未来イメージが崩れ、損切り・利確するポイントになります。
買い目線は未来イメージが崩れた、損切りや利確の力を借りてエントリーする戦法です。
売り目線
上部の2本の青色水平線は110円下降の戻り売り候補(フィボナッチ61.8%付近)、短期波でのダウ理論が転換(白のレンジを下にブレイク)すれば、売りを準備しましたが、そうはなりませんでした。
注目すべきは、109円上昇の押し目買いを待っている人が存在するので、白のボックスレンジ下限を割らない限りは買いで支えられそうです。
15(火)5分足
買い目線
白のボックスレンジをブレイクする事で、ボックス内で売りポジションを持った人たちが次々に清算(青1)します。
このレンジブレイクは有力で、少なくとも110円まで上昇、110円を抜ければ、N値100%が期待できます。
上げどまりのポイントは短期足のWトップで確認し、利食いのタイミングは矢印のような動きが出てから緑の〇ですればいいです。
結局、先週高値周辺まで上昇しました。しかし、ここまでくると上昇にも終焉感があります。
翌日は天井圏で長いレンジとなるかもしれません
売り目線
売るなら、白のボックスレンジを下抜けてからでいいでしょう。110円戻り売り候補であった白ボックスレンジを上抜いた(この状況証拠が大事)ことで上昇しやすくなりました。
16(水)5分足
買い目線
上昇の終焉で、ここから買う事で直近最高値を掴んでしまうリスクがあります。
高値圏形成で暫くレンジになる雰囲気です。月・火で利益を出した人は「休業相場」だと思います。
売り目線
昨日の黄□のV字での反転が示唆していますが、先週の高値周辺に達した為、上昇の終焉です。
目立った押し目もなく一気に上昇してきたので、保有されていた買いポジションの利確も沢山入ってきそうな気配です。
さらに、先週高値から逆張り派も参戦してきそうです。
リスクも小さく限定できるので、先週高値から逆張りはアリだと思います。
また、よくあるケースとして、気を付けたいのは、緑ボックスのようにネックラインと押し安値に挟まれたエリアで、そのまま売り抜けるとは限りません。
17(木)5分足
買い目線
白のボックスレンジは50pips程の値幅がありますが、黄〇でロングしたとしても、目前最後の戻り高値でレジスタンスされたり、上昇するにしても赤矢印のように下に振られるかもしれません。
強者の値で安値を切り上げていますので、買い手が売り手より明らかに強いと判断できれば買えます。
しかし、先週の高値を更新できずに下がってきた事実があるので、むしろ、売り手の気配が強い感じがします。
売り目線
109円の上昇押し目買いを警戒しながら、先週の高値下降の戻り売りを狙います。
先週の高値下降の波を半値戻しでWトップを完成したならばショート(赤2)できます、狙いの利確ポイントは109円押し目買い候補までです。
18(金)5分足
買い目線
青矢印の動きがでれば買えますが、それまでは買いを考えることはありません。
結局、夜中にトランプ大統領の上級顧問であるバノン氏が解任されたことも引き金となり、急騰してしまいました。
売り目線
白のボックスレンジを下に抜ければ、先週の終値、109円の先週安値サポートまで売っていけますが、そろそろ下降も終焉です。
109円のような、過去にサポートされたことのあるキリ番は、モミ合うと考えておくほうがいいでしょう。
今週の雑談
老子の言葉です。
「上等の士は、天地自然の原理である道を聞いたら、努めてそれを行おうとする。中等の士は、道を聞くと、分かったようでもあり、忘れたようでもある。下等の士になると、道を聞いて大声で笑い出す。だが、笑われなければ、道とするには不十分である。」
私はこう解釈しています。
上等な人間は、道を聞いたらそれを実践する。中等な人間はわかったふりをするだけで何もしない、下等な人間はバカにして笑う。けれど、笑われないようなものは「道」ではない。
人と違うことを始めると、身内には反対され、知人にはバカにされるもの。
トレードもギャンブル扱いされることがよくあります。
私がFXを始めたころ親からこう言われました。
「FXなんて、お金が目当てなだけで、何の価値も生まないギャンブルだ」
私の親は、保険の営業をしていて、かなり人当たりが良いです。
確かに、トレードはサービスや商品を提供しているわけではないのでビジネスとしては無価値かもしれません。
厳密にいえば、為替の流動性を投資家が保っているので、もし、トレーダーがいなければ、円をドルに交換することもままならないことにはなりますが、私の微々たる資金力では、おそらく、何の足しにもなっていないでしょう。
しかし、商品やサービスを提供するだけが経済活動ではありません。金融業界は、お金に働かせてお金を稼ぐ世界で、どちらかといえば、経済界よりも世界を動かしていそうです。
FXは、一般人の目で見ればギャンブルに見えるでしょうが、銀行や証券会社と同じ金融業です。
それよりも、「価値」って何なんだって考えてしまいました。
価値とは、辞書的な意味で「どれくらい大切か、またどれくらい役に立つかという程度」とあります。
結局、価値って自分軸で考えることなんじゃないかと思います。
マーケティングの用語として「価値」という言葉がよく使われていますが、自分にとって、どれくらい大切で、どれくらい役に立つかが「価値」なんだと思います。
ましてや、価値観なんて人それぞれなので、他人からみればガラクタでも、当人にしてみたら宝物なんてことだっていくらでもあります。
価値があるとかないとか、他人にとやかく言われることではありません。
トレードは他者にサービスを提供するものではありませんが、自分自身は幸せにできる。
結局、自分が幸せじゃないと、他人なんて幸せにはできないでしょうから。
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