2018年02月24日
【今週のチャート解説】ドル円 2月19日〜2月23日
ドル円ペアでの今週のチャート考察です。
相場では勝つ人もいれば、その分負ける人もいます。
損した人のお金が、得した人に流れます。
同じチャートを見ているのに双方に分かれるのは、真逆の発想をしているからです。
今週のドル円チャートは売りたい人が多くいたはずです。
しかし、どこのラインで戻り売りが入るかは別の問題です。
損する人は、せっかちで、早く売りたいから、ネックラインを割るのを待てずにショートしてしまう。
そういうところをロングで狙えるのが得する人です。
今週のドル円はせっかちになると損をする
ドル円日足チャート
昨年の安値更新を日足レベルで確認できます。
しかし、一昨年以降に作られた緑内のレンジブロック上限に差し掛かり、今後どうなるかは現段階ではわかりません。
4時間足チャートに週足ロウソク表示
赤のラインが日足のレジスタンス
戻り売りを狙うのであれば、赤のレジスタンス付近でWトップ確認後で良いので、値頃感や焦って売りを入れないように注意
1時間足チャートに日足ロウソク表示
事実1 戻り売り失敗
戻り売りの候補になり得る高値がいくつかあるポイント
Wトップは作ったが、いずれもWトップのネックラインを下に抜けれなかった。
ここで焦って、売りを入れてしまうと、上昇波の推進力にされてしまい損切りになります。
事実2 日足のレジスタンスラインでのWトップからネックライン割れ
日足のラインとなる付近でWトップ形成後、ネックラインを下に割ることに成功(緑○)
ネックラインの割れ方が微妙であったが、天井の試し失敗を確認後、売りを入れることが出来る。
事実3 上昇波の半値攻防
先週の安値からの買いと、日足のライン108.00からの戻り売りが攻防する。
こういう半値のゾーンはレンジを作りやすく、値動きが読めなくなることをあらかじめ想定することが重要
日ごとのポイント
19日(月)
15分足チャートに日足ロウソク表示
東京〜ロンドン時間
先週大きな下降の事実から、106.00のキリ番から安値更新を狙ってショートしてくる。
これに対して、先週安値と日足のサポートを根拠にロングも集まる。
こうなると売りと買いの攻防は読むことが出来るので、どちらか決着がつくまで待てばよい。
結果的に金曜日の高値を上にブレイク
青1で小競り合いを上に抜ければロング出来る。
目標となる利食いポイントは青ラインの1時間足レジスタンスまで。
ロンドンからNY時間
目標としていた青の1時間足レジスタンスから売りが入ってくる。
NY時間に黄○を上抜いたことで、ダウが上目線になったが、1時間足レジまでの値幅がないため、見送り。
20日(火)
ZONE1
1時間足の高値と106.50付近の青ネックラインでのレンジ形成
レンジ内の値幅は約26pipsしかないので、手出しは無用
どちらかに抜けてからポジションを取ればよい。
ZONE2
東京時間で、1時間足の高値と前日高値を上抜けしたことで、トレードゾーンが一段上がった。
青1の切り上げラインを抜ければロング出来る。
※大きな流れは強力な下降トレンドの為、戻り売りが所々で入るが、ロングトレーダーの餌食になった。根拠の弱い逆張りはこういう局面では不要。
21日(水)
前日の終値付近にショートポジションがたまっている。
青1で5分足レベルで陰線と陽線で行って来いの形を見て、ショートが逃げ始めるところをロング。
目標利食いは次の1時間足高値まで。
東京時間1時間足高値である、107.90付近で天井を形成。
ロンドン時間に入り、初動で天井を試し、騙しとなった赤1でショートできる。
このショートを逃した人は、青ネックラインを下に抜いた赤2でもショートできるが、値幅は限定的となりスキャルピングになる。
上昇トレンドはまだ継続しているので、上昇波半値付近の緑ブロックから押し目買いが入ってくる。
結果、押し目買いは失敗したが、上昇トレンドラインがすぐ迫っているので、ショートは危険。
前日の終値で反発して、黄○で押し目買いが入ったが、V字で戻らない限りは、1時間足高値からの戻り売りに巻き込まれるので注意。
前日終値のレンジと日足ラインでサポートされれば、1時間足高値を更新するかレンジ形成になる。
22日(木)
15分足チャートに日足ロウソク表示
前日の終値を紫○で試して、青のネックラインを抜きました。
赤1の天井試し失敗からショート
このショートは下のネックラインを抜くショートなので、抜いて伸びたところで利食い
東京時間の終盤に騙しとなる赤2を確認して、ショートしましたが、フラッグの下限を下に抜けなかったので、黄○で逃げる。
ロンドン時間に入ってから、107.50でショートをした、ストップ狩り青1を見てロングで乗っかる
下降フラッグの上方ブレイクを失敗、赤3で小競り合いをしだしたのでショート。
この時、下降フラッグを下にブレイクするのを待ってもよいが、その場合は赤3まで反発する可能性も頭に入れておきましょう。
上から売りを入れれなかった人は、NY時間に入ってからレジスタンス赤4を試してからのショートでも間に合う。
前日の動きを分析すると、"戻り売りの為の天井を作っている”
そうなるとすれば、この上昇波の半値まではショートで利を伸ばせる。
23日(金)
この日は上昇波半値戻しが完了し、売りと買いの攻防。
事前にこうなることを想定できていれば、そのように戦略を立てれる。
50pips程の値幅があるので、レンジの下限からロング、上限からショートの考え方で問題ない。
レンジが苦手な人はスルーして良い。
雑談
「逆転の発想」この言葉の意味を知らない人はいないくらい常識的です。
もはや、ビジネスや勝負事で逆転の発想をしない人はいないでしょう。
最近、車を運転していると、道を横切る年配の方にヒヤッとします。
本人は当たらないつもりで出でくるんだろうが、こちらとしては当たりたいのではないかというタイミング出てきたりする。
特に日が暮れると目が見えにくく、洋服も背景と同化している。
当然、運転側もそこを気を付けていなくてはいけないのですが、危ないなぁと思っている。
海外の年配の方は、明るいカラーの洋服を身に着けているイメージだが、日本の場合はどうも地味な色ばかりな気がする。
なので、年配の方向けに、明るいカラーに反射で文字が光る広告や企業のマークが入った洋服を作り、年配の方へ無償で配ればどうだろうか?
これなら、企業の広告にも繋がり、年配の方の危険回避にも繋がる。
WINWINの関係である。
流行りはしないだろうが、これこそ逆転の発想かなと思う。
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