きみこのマンガ風味な読書記録的感想

宵山万華鏡／森見登美彦
森見さんお得意の京都ファンタジー…。「なんか読んだことある気がするな」と思ってしまう読後感です。他の作品と被りすぎて…。いつものモチーフがてんこもりすぎたんでしょうか。読んでいて、自分の学生時代（京都の大学に通っていました）のテスト時期と祇園祭が丸かぶりして、うっかりテストが５限だったりすると人が多すぎてバスが動かなくなって四条や三条の駅にたどり着けずに家に帰れないといういやな思い出ばかり思い出してしまいました…という訳で、私は祇園祭に行ったことがありません（笑）祇園宵山（正確には宵々山）といえば池田屋事件でしょう？八坂神社のお祭りで牛頭天王を祀って疫病退散祈願したんだよね？ぐらいの知識です。