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2023年05月13日

焚き火をすることにしました。〜炊飯道具「ステンレスボトルと飯盒」〜

焚き火をするとなると、せっかく熾した火を有効利用する為に炊飯に使うというのが考えられますね。
まずは緑茶でも紅茶でも珈琲でも、何か温かい飲み物を作ってまったり飲みたいものです。
ということで、お湯を沸かすための道具を探します。
今まではガスストーブでクッカーを使ってお湯を沸かしていました。
同じようにクッカーで沸かしても良いのですが、焚き火だとクッカーに黒く煤がつきます。
まぁ複数のクッカーを持っているなら、
焚き火での湯沸かし専用のクッカーを作っちゃえば良いのでしょうけど、
新たに購入するならば、それ相応の商品があるはずですので、探してみました。
見つけたのは、これ。
「OUTBEAR ステンレスボトル」
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「焚き火専用」の文字に惹かれました。w
焚き火の中に直接入れちゃえるってことで、わかりやすく簡単。
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はじめは網などのゴトクをかけて、その上で温めようとか考えたりしましたが、
いやいや、これは直で焚き火の中へ入れてこそです。w
焚き火の中へ入れてしばらくすると、「ジージー」と熱せられる音がしてきます。
その後ちょっとするとお湯が沸きます。
IMG_1506.jpeg

熱くなったボトルは当然、耐火グローブで持ってあげないといけませんが、
それもまたキャンプ感が増して楽しい作業です。
熱したお湯を入れたまま蓋をして、タオルに包んでシュラフの足元に入れる「湯たんぽ」としても
使えるので、かなり便利ですし温かくして眠れるのは北海道民にとって最高に幸せです。
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「湯たんぽ」にして朝まで温かいですし、起床して「湯たんぽ」のお湯を何かしら使えるのも嬉しいですね。
ただ、夜に熱したお湯に栓をして朝までに冷めていますからボトルの内外の「気圧差」が発生します。
朝、蓋が開けにくいとか開かないということもあるでしょう。
私の場合、現在まで3回ほど使っていますが、力で開けられる程度です。
しかしパッキンが変な形に食い込んだりしますので、力技で一気に開けるのではなく、
パッキンを確認しつつ少しづつ蓋をねじってあげれば、難なく開けられます。


お湯の次は、当然「ご飯」です。
今まではカップラーメン、ハンバーガー、にカロリーメイトなどなど
お湯で簡単にとか出来合いの物を温めるだけとか、登山の延長のような食事がメインでした。
焚き火となれば色々作ってみたくなるってもんです。
しかし、色々作るとなれば道具もどんどん増えていくだろうし、
焚き火ですから使った道具はことごとく煤で黒くなるだろうから面倒に思えてました。
ですので、「まぁそのうち」程度に考えておいて
「食事は今までと特に変えなくてもいいや」なんて思っていたのですが、
あることに気づきました。

昔から「飯盒」というものがあるではないか。

すっかり忘れてました。
「飯盒」ならば元々焚き火に晒して使う代表的な道具。
しかも販売価格もそんなに高くない。
ご飯(米)を炊く際、焦がす自信は満点ですが、その辺は慣れるでしょうし、
飯盒1セットあれば、ご飯以外でも色々使えるので便利です。

早速ネットで飯盒を調べていったのですが、「戦闘飯盒2型」という文字が目にとまりました。
軍モノでコレクターとかマニアの人向けで私には関係ないだろうと思いながら、
「戦闘飯盒2型」を調べてみたら、なんとなんと、これは良い!欲しい!。
普通の飯盒より高さが低く、ソロにぴったりの容量(2合炊き)とのこと。
さらには「水蒸気炊飯」というこれまた魅力的な文字が出てきたのです。

しかし、お値段が...
普通の飯盒の5〜6倍もするのか。
「戦闘飯盒2型」は無理だとしても飯盒で「水蒸気炊飯」はできるのではないか?
そう考えましたが普通の飯盒は大体4合、中子(中ふた)でも2合という容量なので、
一人では多いし、それを使うとなると一人分の素材の量を調整しないとなりません。
できなくはないでしょうけど、圧倒的に「戦闘飯盒2型」の方が魅力的ですね。

お米を焦がさずに炊けるという「水蒸気炊飯」をやってみたいので、諦めずに色々探しました。
それで探し出したのが、「Mardouro アルミ オーバル コンテナー」
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形は楕円形で飯盒とは異なりますし、蓋をフライパンとして使えない、
素材はアルミで一緒ですが薄い、とキャンプでは使いにくいでしょうけど容量がソロにぴったり。
中子(中ふた)も1合はいけるので水蒸気炊飯ができそうですし、何より戦闘飯盒2型と比べて安い。
すぐさま購入し使ってみました。
下には玉ねぎや肉とキューブ型のスープの元を仕込んで、中子に米を1合セット。
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はじめは網の上に乗せてみましたが...
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しばらくしても全然反応がないので、焚き火の中に入れちゃいました。
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焚き火の中に入れて30分くらいするとグツグツ音がしたり、湯気が出たり匂いがしてきたり、
きっちり反応が見えました。
反応を確認してから10分後、火からおろして15分ほど放置(蒸らし)。
恐る恐る蓋を開けると...
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完璧です!
キャンプで私がご飯を作ることになるとは。w
「水蒸気炊飯」なんて素敵なんだろう。
その後3回ほど使ってますが、3回とも大成功。
というか炊飯ごとに水量を調整していて、回を重ねるごとにご飯の完成度が増してます。

今の所オカズとなる下の部分では鍋っぽいものばかり作ってますが、
今後色々考えていくのも楽しみになりますね。

焚き火を始めたおかげでしょうけど、この飯盒は今年一番の買い物かもしれません。




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