発酵パンの始まりは、昔小麦のお粥を食べていたところ、その残りを焼いて食べるようになったところからだそうです
ある時放置していたお粥が偶然自然発酵し、これを焼いて食べたらお粥よりも美味しかったことが始まりだそうです笑笑
パンに不可欠なパン酵母は、腸内の善玉菌を増やす働きをすると言われています
酵母がパン生地に含まれる糖質を分解する過程で炭酸ガスが発生するためにパンが膨らみます
パンに使われる酵母のほとんどは、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)という酵母です
もやしもんのセレビシエさんも可愛いですね
セレビシエはコハク酸(貝類に含まれる旨味物質)などの有機酸を出して旨味を作ったり、
グルテン(たんぱく質の混合物で粘り気がある)を柔らかくする効果もあります
自然界の植物についている酵母を上手に増やすことができればリンゴでも桜の葉でも何からでも天然酵母として使えます
(植物にというより、酵母がどこにでもそこら辺にいらっしゃる)
母がレーズンを送ってくれたので、レーズンで天然酵母を作りました
レーズンとお水があればとりあえずパン酵母は増やせます
(オイルコーティングしているレーズンだと、時間が多めにかかったり、エサを増やす意味で糖分を加えたりします)
計量器がなかったのでだいたいで作りましたとにかく酵母が育って増えれば大丈夫だと考えています
レーズンを瓶(煮沸して冷ましたもの)に入れてその2倍〜3倍の高さまで水(沸騰して冷ましたもの)を入れる
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5日くらいまで1日一回は蓋をしたままぐるぐる中身が混ざるようにゆっくりふる、そのあと一度蓋を開けて閉める(夫が楽しそうにふってくれていました笑笑)
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5日くらいになるとレーズンが全部浮き上がって、ぶくぶく(酵母が出した炭酸ガス)してくるのでそれができたら天然酵母がたくさんいるはずです
瓶の口付近まで水を入れていると、ぶくぶくの時に溢れだしたり飛び出て来たりします
酵母がたくさんいる液体に強力粉を混ぜるとこれがパンの種となります(パンを膨らませるもとになるもの)
これに作りたい種類のパンの材料を混ぜて、食パンにしたりフランスパンにしたりしていきます
パン作りに使うもの(計量器、ホームベーカリーやパンマット、スケッパー、めん棒、ドライイーストなどなど)は全部実家に置いてきたので、本当に最低限のもので作ります笑笑
食パンはパウンドケーキの型でミニ食笑
使ったレーズンは甘味もなく味もほとんどしませんが、酵母が残っているので強力粉とくるみを混ぜてくるみパンにします
バターや卵や牛乳がなくても最低強力粉(種類によっては薄力粉)と塩と水と菌で発酵パンは作れるので、昔の人も菌も凄いなと思います
ちなみに我が家は現在パン切り包丁がくお肉用の長めの包丁で切っていいました今はこちらを買う予定です↓
私も昔abcクッキングでもパン作りを教えてもらいましたが、人に教わるのは本当に分かりやすいので本格的にしたい人は習うのがよいですね
お金を節約したくて学びに行く時間も限られている方はぜひお家で自分の力で挑戦してみて下さい〜