学生の頃から発酵食品に関心があり、いくつかレシピ本なども買って作っていました
手元に今あるのはこれだけですが、食品手帳は微生物のこともわかりやすく書いてあるので勉強をかねて昔はお風呂に持ち込んで読んでいました笑
私たちの目に見えないところで何が起きて発酵食品ができるのか、自分で作りながら簡単に記録していきたいと思います
微生物によって保存性を高めた食品を発酵食品と言います
微生物が食品に繁殖すると、微生物の体内の酵素を使って
糖など栄養分を分解→その過程でエネルギーを得て副産物を排出(この過程が発酵)
します
この微生物の活動で新しい食品に変えられたものが発酵食品です
ざっくりと〜
・カビ
・酵母菌
・細菌
・酵素
が主に発酵食品と関わっています
(酵素は生き物ではありません笑)
今日は大根の葉が元気よくついていたので葉っぱを塩漬けにしたものとお漬け物について
漬け物は発酵食品の一つで、発酵は主に乳酸菌と酵母菌によるものです
この野菜の表面や内部にも乳酸菌や酵母菌は存在しています
なので塩漬けにするだけでも発酵がおこり、美味しくなります
葉っぱを水で洗って刻み、ビニール袋にこさじ1/2ほどの塩を入れてもみ、1日置いておきます。
家ではきれいに洗った瓶に入れて使っています(殺菌のための煮沸消毒は毎回はしていません)
夫と毎日納豆を食べるので、納豆にいれたり
卵焼きに混ぜたり
お蕎麦や味噌汁をいれたりしています
冷蔵庫に入れて一週間は美味しくいただけます
お漬け物もよく漬けます
こちらはクックパッドで人気のレシピを昔から作っていました
今回のお漬け物の場合は塩分に耐えることのできる乳酸菌が、野菜の糖分などをエサにして発酵を促し、乳酸を生み出します
それによって漬け汁が酸性になったり、
野菜の成分が分解され旨味がひきだされたり、
塩分をまろやかにしたりします
そういえば私の先生はケーキでビールを作ったりと、何でも発酵させておられました笑笑
生物と楽しく生きているような先生でした
私も美味しくしてくれる微生物に感謝しつつ、生き物の面白さをもっと知りたいと思います
2020年03月11日
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