妄想力は無限大

お越しいただき、ありがとうございます。

連休中に現金が尽きて困った４０手前のゆじさんです。

クレジットカードがコンビニでも使える事を思い出せば良かった話。



お恥ずかしながら自由に使える銀行口座を持っておりません。
（あるけど残高が無いだけなのは内緒ですよ？）

仕事の為、先に１人で帰宅し『さぁ、仕事に行くか』としてふと、財布の中身を見る。

なんと２００円しか入ってない！

良い大人が財布に２００円しか入ってないとか有り得るだろうか？
家計は火の車とは言えちゃんと働いてる大人なのに。

そういえば奥様の実家に居る時に買い出しに行ってその後お金を補充するのを忘れていた・・・

これでは小腹が空いた時に何も食べれない！喉の渇きも癒せない！何よりタバコが買えない！！！


焦った私はまず奥様にLINE。

財布にお金が無いことを告げ『我ながら情けないぜ』と送るも返ってきた返事は『フレーフレーと書かれたスタンプ』のみ。

ダメだ。話にならない。

自力で探すしかない。

普段、奥様が大事な物をしまっている場所がある。
もしかしたらその中に現金があるかもしれない。

まず銀行の封筒を見つけ期待度は最高に高まる。
空っぽ。
何のワナだ。

大事そうにしまってあったお祝いの袋も発見した。期待はあるぞ！
空っぽ。
ドロボウさん。我が家にはワナが沢山あります。

どうやらここには無い。

そうだ！子供達のお年玉袋が一杯ある場所があった！

親が子供のお年玉に手を出すなんて有り得ないが緊急事態だ。後で返す。多分。

おし！
１０袋はある！


次に２階に駆け上がり、子供達の部屋に突入。
貯金箱を探すも見当たらない。
前にあった恐竜の貯金箱が無いではないか。

息子くんの部屋でバッドボーイのお財布を漁るも１円も入ってない。
何がバッドボーイだ。
うちの息子くんは最高のグッドボーイだ。

仕事へ行く時間は迫っている。

せめて、タバコ代だけでも見つけたい。

どうにかならぬかと同じ引き出しを明け閉めする。
そして、財布を置いてある引き出しをいつもより大きく開けてみた。

そこには希望があった。

小銭の山があったのだ。

主に十円玉で構成され、中には五十円玉が２枚ほど。

救われた。

シケモクを吸わなくて済みそうだ。



行き付けのポプラに到着。
いつもはジュースやおにぎりも買う。

お金が無い私は小銭を握り締め、お弁当にご飯を詰めて貰っている人の後ろに並ぶ。

いつもの店員さんと目が合い、何も言わず私が吸うタバコを手に取る。

そして『こちらのレジへどうぞ！』と。

こんな事は初めて。

常連として認められたということだ。
素直に喜ぼう。

だが、どうして今日なのだ？

百円玉２枚と五十円玉２枚。
そして十円玉１６枚を握り締めている日に限って。

初めての会話が『すいません、十円玉多くて。』なんて人に言えないではないか。

笑顔で『大丈夫です！』と言って頂いたのでまた通うけども。

ただひたすらにばつが悪かった。

私の自業自得なんですけどね！

まぁクレジットカード使えば済んだ訳で。

現金が無い現実と時間が押し迫っている状況では私の脳みそは働かない事が分かりました。

もっと余裕を持って構えれる人間になりたいと思ったゴールデンウィーク最終日。

私みたいにならない為にもご自宅に少額の現金を置かれる事をオススメ致します。

大人なら自由になる銀行口座を持ってらっしゃると思いますが私みたいな方も居ると思いますので。多分。

それでは
ん〜!良い人生を!