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2020年05月06日

「大量に建造された潜水艦」3選  WW2期から現代迄3選  WW2期から現代迄



    「大量に建造された潜水艦」3選WW2期から現代迄
 
 最多建造はやっぱりドイツ製


            〜乗りものニュース 5/6(水) 18:23配信〜


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 1941年にイギリス海軍が拿捕した「Uボート」VII C型潜水艦のU-570(画像 帝国戦争博物館 IWM)

 史上最多の量産数を誇る潜水艦 

 21世紀の現代、安全保障に置いて潜水艦は無視出来無い存在に為って居ます。日本も海上自衛隊の潜水艦戦力を拡充しようとして居る最中で、2020年4月現在、練習潜水艦を除くと20隻を運用して居ます。
 過去には、単一の艦型で3ケタの建造数を誇る潜水艦が各国に有りました。世界に目を向けた際、どれだけ潜水艦が建造されて居たのか「史上最多」「第2次世界大戦後最多」「原子力潜水艦最多」の3項目で見て行きます。

 史上最も多く建造された潜水艦は、第2次世界大戦中のドイツ海軍に在ります。ドイツの潜水艦は「Uボート」の名称で比較的有名ですが、その中でも中心を担ったのがVII C型潜水艦でした。VII C型は、改良型のVII C41型と合わせて1940(昭和15)年から1945(昭和20)年迄の5年間で665隻が建造されました。この数は潜水艦として最多だけで無く、戦艦や空母等の水上艦を含めた軍艦全体で見ても史上最多です。
 VII C型は、潜水艦としては小振りで、浮上時の水上排水量は761トン・潜航時の水中排水量でも865トンです。同時期の日本やアメリカ等の潜水艦が水上排水量で1,000トン以上、水中排水量だと2,000トンを越えて居たのと比べると差は大きく、艦形が小さい分乗員数も約40名と、日本やアメリカの潜水艦乗員数と比べて3分の2から半分程度でした。

 ドイツは大量建造を可能にする為、工場で予め組み立てて置いて、造船所ではそれを繋ぎ合わせる形で工期を短縮するブロック構造を大々的に取り入れ、部品の共通化も進めました。この様な建造方法に依り短期間で数を揃え、北大西洋にてイギリスやアメリカの艦船に対し猛威を振るったのです。損失も多く、建造された665隻の内510隻が戦没し、終戦時には戦勝国への引き渡しを拒否して60隻弱が自沈して居ます。

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  1964年アメリカ海軍の哨戒ヘリの監視の下航行する旧ソ連の613型潜水艦(画像 アメリカ海軍)

 中国も生産した第2次世界大戦後の最多潜水艦

 第2次世界大戦中は各国共潜水艦を大量に建造しました。では大戦後から21世紀の現代に限定した場合はと云うと、最も多く作られたのは旧ソ連の613型潜水艦です。所謂NATOコードは「ウィスキー級」で、日本では此方の方が通りは好いかも知れません。
 1951(昭和26)年から1958(昭和33)年迄の7年間で215隻就役した他、中国が旧ソ連から技術移転と部品供給を受けて21隻を国内建造して居り、合わせて236隻が建造されました。

 613型は、ディーゼルエンジンと電気バッテリーで航行する通常動力型の潜水艦で、長期航海を余り想定し無い沿岸警備用の潜水艦です。設計に際して、ドイツが第2次世界大戦後期に建造したXXI型潜水艦の技術を基に、独自の改良を施して居ます。大きさは浮上時の水上排水量で約1,100トン、潜航時の水中排水量で約1,350トンと、同時期のアメリカやイギリスの潜水艦よりも小振りです。
 建造技術の未熟さから水中での雑音が多かったそうで、後継艦が次々と建造されて行く中、ソ連本国では1980年代後半には全て退役して居ます。大量建造された為、冷戦中には前述の中国以外にも、旧ソ連の友好国で有ったアルバニアやエジプト、インドネシア、ポーランド、北朝鮮等に輸出されましたが、それ等の国々でも旧式化した為、2020年4月現在、殆ど退役して居ます。

 20年間建造が続いた 世界最多の原子力潜水艦

 第2次世界大戦後、潜水艦の性能向上に大きな影響を与えた要因の一つが原子力潜水艦の登場です。原子力潜水艦の保有は、その国の海軍力を計る一つの指標にも為って居ます。そうした原子力潜水艦の中で、2020年4月時点に置いて、世界で最も多く建造されたのがアメリカのロサンゼルス級です。

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 ロサンゼルス級原子力潜水艦は、1976(昭和51)年から1996(平成8)年迄の20年間で62隻就役して居り、2020年4月現在も半数の約30隻が現役運用されて居ます。
 20年もの間建造が続いた為、同級の初期型と後期型では性能だけで無く舵の位置等も異なります。全長は約110m、搭載する原子炉は殆ど変わって居ませんが、排水量は初期型が水上排水量約6,080トン、水中排水量約6,930トンなのに対し、後期型は水上排水量約6,330トン、水中排水量約7,180トンと、250トン程度増えて居ます。

 この排水量の増加は船体全体の4%程度に当たる為、その文浮上速度や水中での機動性等に影響が出て居ると考えられます。
 尚、ロサンゼルス級原子力潜水艦は、敵の潜水艦や水上戦闘艦等を攻撃するのを主目的にした、所謂攻撃型原子力潜水艦です。依って、敵国の政治経済の中枢を直接弾道ミサイルで攻撃する為の・・・所謂戦略ミサイル原子力潜水艦・弾道ミサイル原子力潜水艦では無い為、弾道ミサイルは搭載して居ません。
 21世紀に入ってから、後継と為るバージニア級原子力潜水艦の建造が進められて居ます。バージニア級は66隻の建造が計画されて居ますが、2020年4月現在で就役数は19隻に留まって居る為、未だ暫くの間、ロサンゼルス級は現役で使われ続ける見込みです。


        050623.jpg バージニア級潜水艦
 
          柘植優介 乗りものライター    以上



 お子様やお孫様の在宅学習のお手伝い













中国にユダヤ共同体?「開封ユダヤ人」にハマった若きミステリーハンター




 中国にユダヤ共同体?「開封ユダヤ人」に

 ハマった若きミステリーハンター


         〜クーリエ・ジャポン Etan Smallman 5/6(水) 18:00配信〜


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 清朝の開封ユダヤ人 辮髪等各時代の慣習を取り入れ、中国社会に同化しながら生き残って行った Photo Courtesy of Nicholas Zhang

 〜ユダヤ人が「ディアスポラ・離散」共同体を世界各地に築いて来た事は、世界史の授業で習った、様な・・・だが、中国にもユダヤ共同体が7世紀から有る事は、世界のユダヤ人達の間ですらホボ知られて居ない。
 「開封・かいほうのユダヤ人」と呼ばれるこの共同体に魅了され、その歴史を世界に発信する「非ユダヤ系」で香港出身、英国在住のティーンエイジャーが居る。何者なのか? そして何故? 謎が謎を呼ぶストーリーに、香港メディア「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」が迫る〜


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    開封ユダヤ人の歴史を世界に伝えるニコラス・チョウ氏 Photo from Chinesejews.com

 南、或いは西からの意外な大使

 ここのユダヤ人達にはラビ(師)が居らず、シナゴーグ(会堂)も無い。最後のラビが亡く為ったのは150年以上も前だ。シナゴーグも同じ頃に洪水で破壊されて以来残って居ない。このユダヤ人共同体は、中国河南省開封市に在る。
 北宋(960〜1127年)の首都だった河南省東部の中心都市だ。共同体の人口は減り続け、現在は1000人程、現役のユダヤ教徒は100人しか居ない。世界のユダヤ教徒の間では、殆ど知られて居ない。事実、開封市民の大半に取ってさえ、この共同体は謎めいた存在だ。

  「青い帽子を被ったイスラム教徒」と思って居る開封市民も居る。帽子とはユダヤ人が頭に被る「キッパ」の事だ。色は必ずしも宗教とは関係無いが、開封では彼等の特徴に為って居る。「腱(けん)を抜く人々」と思って居る市民も居る。これは食肉から坐骨神経を抜くユダヤ教の戒律が由来だろう。
 自前で建てた質素な博物館は在るものの、観光コースからは遠い。観光客は月に1人来れば多い方だ。だが近年、開封ユダヤ人の歴史を保存しようと云う意外な大使が現れた。イギリスの寄宿学校で学ぶ香港出身のティーンエイジャーだ。

 ニコラス・チョウ(18)に、ユダヤ人の先祖は居ない。香港大学の近くで、銀行員の両親の元育った。香港に在るシンガポール・インターナショナルスクール在学中は、中国のユダヤ人の事は何も知ら無かった。5年前、イギリスに来てから「その歴史に時めいてしまった」と云う。
 「香港では余り人文学は重視されません。2つの世界大戦に付いて学んだのもイギリスに来てからです。ホロコーストが、ユダヤ人とユダヤ教の歴史を学ぶ切っ掛けでした。それから、中国のユダヤ教に関心を持ったんです」
 ユダヤ人共同体が開封市に在る事は、夜ネットを眺めて要る時に見付けた。記事を次から次へと読む内に「ハマってしまった」と回想する。やがて「ニューヨーク・タイムズ」サイト上の記事へ辿り着く。 「それは或る古いユダヤ共同体に付いての記事でした」

 同化に依って中国社会に溶け込んだユダヤ人

 開封にユダヤ人が入植したのは、7世紀に遡ると考えられて居る。ペルシャ商人としてシルクロードを経て黄河を渡ったユダヤ人が、大いに栄えて居たこの都市に着いたのが最初だ。ユダヤ人が居た事を証明する最古の文書は、718年にヘブライ文字で書かれたペルシャ語の商用文だ。1605年には、此処にユダヤ人が住んで居る事に衝撃を受けたイエズス会宣教師がバチカンに報告して居る。
 開封ユダヤ人は何世紀にも渉って、代々皇帝からの贈り物を誇らしく飾って居た事から、迫害は受け無かったと見られて居る。纏足(てんそく)や側室と云った中国の慣習と、割礼や豚肉忌避・安息日等のユダヤ教の規範をブレンドする事に成功したのだ。

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  融合は大い為る成功だった。19世紀半ばには、漢族との婚姻が何代も続き、ユダヤ名も中国化しユダヤ人で有る事が判別出来無い程に為った。エルサレムに向けて建てられたシナゴーグが洪水で倒壊した後は、ヘブライ語原典を読める者が誰も居なかった為、保存して居たトーラー(律法)の巻物は世界中の博物館に送られて行った。倒壊したシナゴーグの材木は、1850年前後に地元のモスクに売られ、跡地は1953年に病院が建つ迄ゴミ捨て場だった。

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「開封ユダヤ人歴史博物館」に展示された開封シナゴーグの絵の前に立つニコラス・チョウ Photo Courtesy of Nicholas Zhang

 ユダヤと儒教の伝統に適応

 16歳のチョウは、ニューヨーク・タイムズを読んでから5ヵ月もしない2017年冬、香港から列車で12時間掛けて開封市を訪れた。彼は事前に、エステルと云うヘブライ名を持つクオ・ヤンとWeChatで連絡を取って居た。ヤンは、自身の祖先の物語を伝える為に自宅に「開封ユダヤ人歴史博物館」を創設し、キュレーターも務めて居る。
 博物館だけでは無い。開封市の「啓典を教える民の道」と呼ばれる通りも、僅かに残るユダヤ人共同体の痕跡だ。チョウはヤンに案内されながら、1週間を開封で過ごした。

  「びっくりでした」とチョウは言う。「ヤンさんの家は、中国とヘブライに関する工芸品や絵画で溢れて居た。外見からヘブライ文化を見て執る事は出来ません。アジアの寺みたいなシナゴーグを描いた巨大な絵画は感動でした。正統派ユダヤ教徒とは言え無い彼等が、長い間、共同体のユダヤ性を保持して来たのは素晴らしい事だと思います」とチョウは言う。
 開封ユダヤ人の系譜がユダヤに連なる事はDNA検査で確かめられて居る。だが父系社会だった為、母系を採用する正統派ユダヤ教の戒律ではユダヤ人とは見做され無い。それでも、集団的な歴史に対する高い意識・祖先への尊敬は、ユダヤ・儒教何れの伝統にも旨く適応するものだった。

 「開封ユダヤ人」を世界に知らしめるティーンエイジャー達

 チョウはイギリスの学校に戻ると、開封ユダヤ人の遺産を伝える為「Chinese Jews」と云うサイトを立ち上げた。アイコンは、青いダビデの星の中央に赤い「中」の漢字をアシラッタデザインだ。「青から赤へのグラデーションは『中国のユダヤ人』と云うアイデンティティは分断出来無い事を表して居ます。彼等は中国人でもユダヤ人でも無く、両方です」とチョウは言う。

 チョウは、自分が通うセントクレアズ・オックスフォード校の同級生に、親善大使に為ら無いかと呼び掛けた。中国、ドイツ、ギリシャ、イスラエル、イタリア、日本、オランダ、フィリピン、ロシアの若者達が集まり、母国語で開封ユダヤ人の歴史を書きネットで広めて居る。
 チョウはイスラエルのオンラインメディア「タイムズ・オブ・イスラエル」のブログに連載して来たが、2019年にそれが纏まって『中国のユダヤ人──苦闘の歴史』(未邦訳)と云う本に為った。その中でチョウは、中国へのユダヤ人移民の4つの波を検証して居る。

  最初は開封入
  第2波は第一次アヘン戦争後に バグダードのユダヤ人が上海に移動した時期
  第3波は ロシアのユダヤ人が生活の安定を求めてハルビンに移動し 中国北東部の天然資源を欧州に売って繁栄した時期
  第4波は ナチスから逃れたドイツとオーストリアのユダヤ人が保護を求めて上海を訪れた時期だ


 「オックスフォード・ヘブライ・ユダヤ研究センター」の助けを得て書かれたこの本は、アメリカのペンシルバニア大学教授に支持された他、世界最古のホロコースト・アーカイブを持つロンドンのウィーナー図書館に所蔵され、ウィキペディアの「開封市のユダヤ人」ページの参考図書にも挙げられて居る。
 チョウは、当惑の眼差しを向けられる事もあるが「ニッチな分野なので」とユーモアで返して居る。学校で、揶揄(からか)われる事も有る。「オタクっポイですからね」とチョウは言う。

 ユダヤ人に助けられた母方の家族史

 チョウはクリスチャンホーム出身だが、彼の家系に重要な役割を果たしたユダヤ人が居ると云う。上海に住んで居たチョウの曾祖母チェン・メイユエは1949年に香港を訪れた。だが共産党革命が起こり、上海に戻れ無く為ったチェンは以後、30年に渉る異郷生活を送る事に為る。
 チェンは香港からアメリカに渡った。だが英語も話せず無一文で在留資格も無かった為、数年間は役人を避けながら暮らした。やがてチェンは「ボルシチ・ベルト」と呼ばれる、ニューヨーク州北部のキャッツキル山地に落ち着く。

 チェンは「コンコルド・リゾートホテル」のメイドとして働ける事に為った。そのホテルのオーナーは、ロバート・パーカーと云うユダヤ人だった。
 パーカーはチェンが市民権を得る為の引受人に為って呉れた。中国が西洋と外交関係を再開させると、パーカーはチェンの子供5人とその配偶者・孫10人の身元保証人と為り、ホテル内にあるコーシャ・レストランや家政婦の職を彼等に提供した。その1人がチョウの母親のリリーだった。「1家族が、20人もの中国人移民の保証人に為る何て革命的ですよね」とチョウは言う。

 「僕は中国の正月が来ると、正月の香料を燃やす母の横で話を聞き、ハヌカが来るとキャンドルを灯しました」過越し祭では、母が小さい時に覚えたヘブライ式の挨拶や料理を子供達に伝えたと云う。「ユダヤ人だと思われる事も有ります」とチョウは言う。「改宗する積りは?」と聞くと、チョウはこう答えた。
 「聞かれた事が無いので判りません。ユダヤ教はトテモ素晴らしいと思います。僕は全然ユダヤ人では無いんですが、共同体の一員の様な気はします。それが続けられたらと思って居ます」

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 開封の旧ユダヤ人街「南教経胡同」の看板とイスラエルの国旗。開封ユダヤ人歴史博物館にて Photo Courtesy of Nicholas Zhang

 習近平体制の下で強まる監視

 しかし近年、開封ユダヤ人の歴史を広める活動には、或る困難が生じて居る。ユダヤ教は、中国政府に認められた5大宗教(仏教、道教、カトリック、プロテスタント、イスラム)では無いのだ。イスラエルの「エルサレム・ポスト」紙に依ると、2年前から開封ユダヤ人社会への監視が強化された。
 ユダヤ地域センターに家宅捜索が入り、金属製のダビデの星が砕かれ、壁に掛けて在ったヘブライ語文書が床に落とされ、ミクヴェ(身を清める沐浴場)として使われて居る井戸に、泥や石を投げ込まれたと伝えられる。

 「外国人による開封ユダヤ人の支援計画は即時中止に為った」と同紙は報じて居る。「シャーヴェイ・イスラエル」も中国での活動が停止された団体だ。彼等の活動は世界に散らばる「失われた」ユダヤ人を探し出し、ユダヤ教に改宗させイスラエルに移民させる事だ。
 ウェブサイトに依ると、ホロコースト後のポーランドの隠れユダヤ人や、ペルーの「インカのユダヤ人」等と共に、開封ユダヤ人も支援する8つの内の1つに挙げられて居る。「シャーヴェイ・イスラエル」は、開封ユダヤ人20人のアリヤ(イスラエルへの帰還)を手助けしたが、2014年、警察がその地域センターを閉鎖した。
 アメリカを拠点とする「中国ユダヤ研究所」も2015年、開封市から撤退を余儀無くされた。開封市の観光と中国でのユダヤ研究を推進する団体だ。抑圧はこれに留まらず、ユダヤ人は自宅以外で集会する事が禁止された。

 「聖地と中国の交差点に在る、長く忘れられた文明」

 中国では反ユダヤ主義は殆ど知られて居ない為、反ユダヤ主義とは関係の無い抑圧だと云うのが大方の見方だ。中国が、無許可の宗教活動や集団礼拝を警戒し、外国人との交流に危機感を持って居るからだとされて居る。

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 中国ユダヤ研究所のアンソン・レイトナー所長は言う。

 「私達が開封市で活動を始めた頃は、規制は今より緩かったのですが、習近平国家主席の宗教政策が固まるに連れ、開封ユダヤ人の家系は無認可の宗教を実践して居るとされました。
 シャーヴェイ・イスラエルの学校は閉鎖され、私達のアメリカ系中国人のユダヤ人教師は追放、博物館の展示は閉鎖、歴史を記したプレートは外されました。開封ユダヤ人の何人かとは連絡が取れて居ます。苦難の時代を乗り切ろうと励まして居ます。理想かも知れませんが、中国政府が私達の歴史的な共同体を認め、その長い歴史を祝福し、中国ユダヤ文化の活動や学びを許可する事を望みます」


 一方、チョウは政治に関心が無い事を強調する。「2つの古代文明の見事な共存」や、その苦難の歴史とサバイバル・ストーリーに魅せられただけだと言う。「聖地(パレスチナ)と中国の交差点に在る、長く忘れられた文明」の歴史を研究し、その魅力を広める事が「こだわり」だそうだ。


              Etan Smallman   以上

















「この国にもう余力は無い」 賃金8割支給がイギリスに出来て、日本に出来無い理由




 「この国にもう余力は無い」 

 賃金8割支給がイギリスに出来て 日本に出来無い理由


           〜〈AERA〉AERA dot. 5/6(水) 9:00配信〜

 〜新型コロナウイルス対策に於ける政府の対応で疑問視される、補償の財源問題。我々には何が出来るのか。日本に未来は有るのか。AERA 2020年5月4日〜11日号では、経済学者の水野和夫さん、弁護士の明石順平さんの夫々の分析を紹介する〜

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 寛容の精神で企業の内部留保を休業補償の財源に 水野和夫さん(67)経済学者

 未だに政府は、人命よりも経済重しと考えて居る。そう感じます。営業自粛を要請しながら休業補償しないのは、感染する以前に死んで下さいと言って居る様なものです。補償の為の財源は、企業の内部留保金で対処出来ます。
 財務省の法人企業統計によると、国内企業の内部留保金は約460兆円。その内、本来は従業員が受け取る筈の、労働生産性の上昇に応じて支払われるべき賃金分等「過剰」に蓄積したものが、約130兆円有ります。内、直ぐに現金に出来る資産である現金・預金、短期有価証券等が約70兆円・・・これを取り崩して使うんです。

 本来なら各社の従業員に還元すべきものですが、今は日本の危機ですから「日本株式会社の内部留保金」として国内の全雇用者6千万人に分ける。1人当たり約100万円・足り無ければ、第2弾として残りの60兆円も用意して置けば好い。
 企業経営者は「マサかの時に」と内部留保金を積み上げて来ました。今の日本の状況は「マサかの時」に該当しないのか。政府が頼り無い今こそ「財界総理」として経団連が先ず呼び掛けるべきです。

 その時に大切なのは、中世の思想家エラスムスが唱えた「寛容」の精神です。近代社会は「合理性」を重んじ、経済成長でアラユル問題を解決する時代でした。限られた土地・エネルギー・人間と云う中で成長する必要があり「一文たりとも無駄にしない、払わないぞ」と云う悪しき合理性基準が出て来た。
 しかしこれからは「此処はビタ一文払わ無い何て合理性を言わず、寛容主義で全員助け合おう」と云う、資本家に一番欠けて居る「寛容主義」の精神が必要と為って来ます。

 合理性基準が有る限り、人間も企業も「より速くより遠く」を行動原理とせざるを得ません。今は異常なグローバル化、詰り異常な合理化が進んで居ます。過剰なグローバル化を辞め、例えばEU程の小さい単位で、経済だけでも纏まるのが理想だと考えます。
 長い年月は掛かりますが、これを機に合理性社会を終わらせる。大きな発想の転換も求められるのではないでしょうか。

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 史上最悪の事態も日本に取っては入り口に過ぎ無い 明石順平さん(35)弁護士

  一律10万円給付だけではトテモ足り無い・・只、配る余力は本当は国には有りません。元々、日本の財政は危機的でした。集中治療室に入って居たら、その中で別の病気に罹っちゃった・・・みたいな。財政再建と云うより「財政延命」して居たに過ぎません。

 一つ例を挙げるなら、アベノミクス以降、借換債(国債の借り換えの為に発行されるもの)も含めた国債の総発行額は年間150兆円程。内5〜7割程を実は日銀が民間銀行等を通じて買い入れるインチキをして居る。
 日銀が手を引けば国債が暴落し金利が急騰し、国の資金繰りが着か無く為る・・・詰り出口が有りません。この状態で財政支出を極端に増やすと、財政への信用を失う恐れがある。財政と通貨の信用は表裏一体ですから、何時為替相場で円が暴落しても可笑しく有りません。

 10万円給付しても、キッと「足り無いからもっと配れ」と為ります。しかし、給付は財政への信用を低下させ、円安インフレの要因に為り得る。給付を繰り返すとインフレスパイラルに嵌る可能性も有ります。
 賃金の8割を支給する・・・イギリス等には出来て何故日本に出来無いのか。政府総債務残高の対GDP比がその明白な理由です。多くの国は100%未満ですが、日本は約240%で世界ダントツ1位。財政の持続可能性が異次元に悪いですから。

 新型コロナによる経済への影響は「人類の歴史上、最悪の事態」です。この後世界的に金融危機も国家債務危機も起きる。でも未だ始まりに過ぎません。日本では通貨崩壊と食料危機の発生も有り得る。真っ暗ですね、私の見通しは。でも、キット現実はモッと暗い。
 今「ウケる」のは安心に訴える話。皆それに飛び付いちゃう。でも私はウソは着けません。間違った明るい希望を持つよりも、歴史上最悪で有る事を確りと自覚する。今は一筋の光さえ見えませんが、先ずはその認識からです。


 構成 編集部・小長光哲郎 ※AERA 2020年5月4日号〜11日号

                 以上



 【管理人】どうもお二方のお話は、建設的な意見では無く余りにも近視眼的な・・・オチの無い結論に為って仕舞いました。国家財政と企業・家計の財政を同一視するとこの様な悲観論に陥ってしまいます。もう一度山本太郎氏の国家財政に対する考えを参考にしてください。だからアメリカやイギリス・ドイツ等が日本よりは増しな「生活保障政策」を打ち出して居るのです。


 山本太郎のコロナ対策 動画

















危機の時代を生きる【地方紙・専門紙から気に為る記事】




  【地方紙・専門紙から気に為る記事】

  ジェレミー・シフマン教授 危機の時代を生きる

           〜某専門紙 5月6日 1面・2面 より〜

 〜米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、新型コロなウイルスの感染者数は全世界で360万人・死者は25万人を超えました。(5月5日時点)WHO・世界保健機関は、中南米アフリカでの感染拡大が懸念され、パンデミック・世界的大流行は「終息には程遠い」として居ます。感染者数が世界人口の25〜30%に上ったとされるスペイン風邪の流行以来、100年に一度の危機に国際社会は如何に立ち向かうべきか・・・同大学のジェレミー・シフマン教授にインタビューしました 聞き手 樹下智記者〜

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 Jeremy Shiffman 1999年 ミシガン大学で博士号を取得 途上国の保険政策・国際保健ネットワークを研究 アメリカン大学教授を経て2018年 公衆衛生の分野で全米トップを誇るジョンズ・ホプキンス大学「ブルムバーグ公衆衛生大学院」に特別教授として迎え入れられた 同大学・高等国際問題研究大学院の教授も兼任する

 ・・・米国では感染者数が118万人以上・死者は約6万9000人以上となり、共に世界最多です。

 私は疫学者ではありませんから、政治学者として所感を述べると、米国の感染拡大が深刻に為った要因の一つは、政策担当者が感染症の専門家の意見を軽視した事だったのではないかと考えます。勿論全員では有りません。私が住むメリーランド州の州知事は、専門家の意見に基づいて政策を決定して居ます。一方、政治的圧力に反応し、専門家の指摘を採用しない州知事が居る事も確かです。
 今回のコロナ危機に際し、専門家で無い多くの人々がメディアに露出し、感染症との闘いに付いて「ああすべきだ・こうすべきだ」と騒ぎ立てて居ます。トランプ大統領が新型コロナウイルスの感染者への治療法として「消毒薬の注射」を挙げ、問い合わせが殺到し、実際に洗浄剤を誤用する人が居る状況はその最悪の例です。
 必要なのは、国立アレルギー感染研究所のアンソニー・ファウチ所長の様な、科学的根拠を元に本当に何を為すべきかを提案出来る第一人者の声を、全ての人が聞ける機会を作る事です。

 ・・・教授は一方、専門家も科学的根拠を示すだけではいけないと指摘されて居ます。

 これ迄途上国の医療体制の充実の為に、専門医による政策担当者への働き掛けを支援して来ました。多くの専門家は、科学的根拠やデータを示せば十分だとする傾向が有ります。もし人々が耳を傾け無ければ、それはこの人達の責任で有ると考えてしまうのです。
 しかし社会科学の研究が示すのは、証拠やデータは絶対に必要ですが、政策担当者や人々の行動を変えるには不十分で有ると云う事です。人々がどの様に現状を捉えどの様な悩みを抱えて居るのか。その心に寄り添う努力が無ければ、根拠やデータも行動変革には繋がりません。
 ですから、専門家だけでは無く、正確な情報を、人々の心に届く形で伝える役割を担う人達も重要です。
日本では、専門家の意見を尊重する傾向が強い。それは感染症との戦いでは必要な事です。日本の皆さんには、米国社会の苦しみを経験して欲しく無いと切に願います。

 ・・・教授はジョンズ・ホプキンス大学のウェブセミナー「新型コロナウイルス感染症との闘い・・・東アジアからの政策的教訓」で「危機と怠慢の連鎖」を終わらせる重要性を主張されました。

 2003年の重症急性呼吸器諸侯群・SARS、2009年の新型インフルエンザ・・・そして今回の新型コロナウイルスの世界的流行へと続く・・・国際社会の対応の経過を観察すると、流行が終わって危機感が薄れ、次の危機への準備を怠り、又危機を迎える「連鎖」が見られます。危機が終息した時コソ「次の危機」の準備をすべきです。
 SARSを経験した台湾や香港は、その危機を真剣に捉え今回の新型コロナウイルス対策の準備が出来て居ました。2015年に中東呼吸器症候群・MERSを経験した韓国もそうです。米国とは初動の対応が違いました。東アジアの多くの国々や地域は、他より、政府も社会も、新型コロナウイルスに上手く対応出来て居る様に見えます。
 この「危機と怠慢の連鎖」に終止符を打つには、国内の国民意識と制度改革のみ為らず、多国間の協調と国際的な保健機関の強化が必要に為ります。情報の透明性や科学的根拠に基づいた対策の検証は不可欠ですが、特定の国や団体又は人物を「スケープゴート・生贄」として批判するだけで、協調体制を後退させては逆効果です。

 途上国での感染抑止と医療支援を

 ・・・今後、途上国に於ける新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されて居ます。

 先進国であれ途上国であれ、全ての人の生命は平等に価値があります。「ソーシャルディスタンス・社会的隔離」の政策は必要不可欠ですが人に依って影響が違う。米国は貧富の格差が大きく、多くの人が経済的損出を被って大変な事に為って居ますが、耐えられる人も居ます。
 途上国では、新型コロナウイルスの感染拡大で深刻な貧困に直面し、感染症よりも飢餓で亡く為る可能性が高まって居ます。今回のコロナ危機で陰に隠れて居ますが、世界では今この瞬間も、マラリアやエイズで亡く為る人が大勢居ます。麻疹・はしかのワクチンが接種出来無くて助から無い子供達、医療体制が脆弱な為亡く為って仕舞う妊産婦が沢山居るのです。
 コロナ危機の影響で、こうした途上国の人々命を救う、国際医療体制の能力が低下して居る事を忘れ無いで欲しい。だからコソ、自分達の命を守る為にも、コロナ危機の一日も早い終息の為に、国際社会は協力しなければ為りません。
 WHOへの支援も含め、日本にはその主導的な役割を担って貰いたい。今自分自身を大切な家族と友人を新型コロナウイルス感染症から守る闘いは、救える筈の世界中の人々の命をも救う事に繋がると信じて欲しいのです。


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