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2021年04月29日

徳川十五代将軍格付けランキング!歴史研究家が評価「最強の将軍」は誰だ?




 徳川十五代将軍格付けランキング! 歴史研究家が評価「最強の将軍」は誰だ?〈dot.〉

 AERA.dot. 4/29(木) 8:00配信


 4-29-4.jpg

        徳川家康をまつる日光東照宮  2017年撮影(c)朝日新聞社 4-29-4

 慶長八年(1603)、江戸に幕府を開いた徳川家康。以来、幕末の慶喜に至るまで計15人の将軍を生んだ。ここでは、週刊朝日ムック「歴史道 Vol.14」から、歴史研究家の河合敦さんが「神君」と崇められた家康から、密かに「暗君」と囁(ささや)かれた将軍まで「知力」「政治力」「外交力」「家臣の力」「人望・カリスマ性」の5つの基準で徹底評価! 「最強の将軍」は誰だ?


【最強の将軍は? 徳川十五代将軍「全採点表」はこちら!】4−29−5

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 採点の基準【知力】教養や知性・文化的素養の高さ等【政治力】政策立案能力・幕政の実行力の高さ等【外交力】諸藩・諸外国との折衝力・ 交流の多さ等【家臣の力】有能な家臣やブレーンの有無等【人望・カリスマ性】家臣・諸侯・民から人気を集め崇拝されて か (週刊朝日MOOK「歴史道 VOL.14」から) 


           4−29−6.jpg

                4−29−6

 大方の予想通り、最強の将軍は初代・徳川家康(86点)だ。今川氏の人質から我慢を重ねて天下をとり、幕府を開いた後は圧倒的な軍事力で大名や朝廷などを押さえ込み、長期政権の礎を作った。他の将軍を寄せ着け無い偉大な業績であろう。  
 吉宗と慶喜が同点2位(81点)吉宗は御三家(紀伊)から宗家を継いだ初めての将軍。自ら主導して享保の改革を行い、幕府の財政を好転させた中興の英主である。  

 一方、慶喜の2位は意外かも知れない。しかし対朝廷での政治力は絶大で、幕政改革で一気に軍事力を強化させた。後数年改革が続いたら薩長は幕府を倒せ無かったろう。鳥羽・伏見の戦いに敗れて敵前逃亡したのは情け無いが、以後は恭順に徹し、明治に為っても表に出ず、新政府を安定させたことは評価できる。  
 参勤交代や鎖国制度など幕府の諸制度を確立した家光が4位(76点)5位に関ヶ原合戦に遅参する等凡庸とされる秀忠(75点)がランクインしたのは、家康の死後、徳川一族を含む諸大名を次々と改易し、将軍の権威を不動にしたからだ。

 同じく5位に並んだ家宣(75点)。新井白石の教育を受け名君と為ったが、治世が短かったのは残念。7位に“犬公方”と揶揄された綱吉(70点)が入ったのは、近年の研究成果に基づく。生類憐みの令で庶民は迷惑を蒙ったが、多数が法に触れ処刑や遠島に為ったと云うのはデマ。
 好学な綱吉は大名や幕臣に自ら400回の講義を行い、朱子学による文治政治を徹底した。捨て子を禁じたり行き倒れ人の保護を命じる等社会福祉的な政策を進め、戦国以来の下剋上の遺風を解消した。近年の教科書には、そんな綱吉を名君の様に記すものもある。

 若くして将軍に為った家茂(65点)だが、誠実な人柄で政治力に長け、勝海舟も絶賛した。が、惜しいかな長州征討の最中に大坂城で病没した。未だ二十一歳だった。家治(63点)は、田沼意次に政治を一任し、平凡な評価と為った。尚、田沼が賄賂政治家と云う批判は政敵の松平定信一派の宣伝によるもので、貿易の振興、貨幣の統一、株仲間の奨励、手賀沼・印旛沼の開拓など、重商主義政策は高く評価出来る。
 
 家慶(60点)は水野忠邦に天保の改革を推進させたが、厳し過ぎて失敗、将軍としては可もなく不可も無くだ。家重(58点)も父・吉宗の余徳で政治が安定して居ただけで、リーダーシップを発揮した訳では無く、言語不明瞭で“小便の近い人物”に過ぎ無い。  
 幼くして将軍に為った家綱(55点)も大奥に入り浸りで若死した。家臣が有能だったから政権が安定しただけ。子を55人もうけた“オットセイ将軍”家斉(53点)は、半世紀以上実権を握ったが、貨幣改鋳を繰り返す放漫財政で幕府は疲弊。
 開国の時期に将軍に為った家定(46点)は、病弱な上奇行を繰り返し、嫡男をもうけられず、後継者問題が起こり、幕府の威信を失墜させた。


        4-29-7.jpg  4-29-7

 ◎監修・文 河合 敦 1965年東京都生まれ 歴史研究家 青山学院大学文学部史学科卒業 早稲田大学大学院修士課程(日本史専攻)修了 多摩大学客員教授 「世界一受けたい授業」(日本テレビ系列)他テレビ出演多数 
 最新刊『逆転無罪!日本史をザワつかせた悪人たち』(KAWADE夢文庫)他『禁断の江戸史 教科書に載らない江戸の事件簿』(扶桑社新書)『殿様は「明治」をどう生きたのか』(扶桑社BOOKS文庫)『繰り返す日本史 二千年を貫く五つの法則』(青春新書)など著書多数














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