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2017年04月07日

日本の球団はコラース、セスペデス、メサにも関心 キューバ・コミッショナーが発言

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Radio Habana Cuba、2017年4月7日、Raúl Rodríguez記者

キューバ野球は、大リーグとの歴史的調印を展望しつつ、日本やカナダとの移籍市場拡大を続ける。キューバとカナダの野球機構当局は、カンナム・リーグへの7人のキューバ人選手の移籍とキューバ代表チーム(成人及び年少)の招待を確認した。

このニュースは今週金曜日(4月7日)、ハバナのラティーノアメリカーノ球場のアドルフォ・ロケ・サロンでの記者会見で明らかにされた。記者会見にはカナダの独立リーグ(カンナム・リーグ)副会長のマイケル・ラプランテや、キューバ野球の最高責任者たちが出席した。

キューバ野球コミッショナーのヨスバニ・アラゴンは、カンナム・リーグのケベック・キャピタルズとオタワ・チャンピオンズへの6〜7選手の移籍契約が完了しかけていると語り、同リーグへのキューバ・チームの2年連続での参加がほぼ確実であると述べた。

カナディアン・アメリカン・リーグに移籍予定の選手たちは、ユリスベル・グラシアル三塁手、ロエル・サントス外野手、ヨルダン・マンドゥレイ遊撃手(以上3人は昨季も参加)、ラサロ・ブランコ投手、ミゲル・ラエラ投手、アレクサンデル・アヤラ遊撃手、フリオ・パブロ・マルティネス外野手、の以上6人。

マルティネス以外の5人は、7位に終わった直近の第四回WBCのキューバ代表チームメンバーである。

2016年は20戦中11勝だったキューバチームの二度目の参加について、アラゴンコミッショナーは、2019年から2020年にかけての五輪予選トーナメントに向けて発展途上の若い選手をメインにする、と語った。

キューバチームは6月の初旬にカナダに向けて出発し、カンナム・リーグで20〜21試合対戦。そのあと7月1日から8日にかけては米国で両国間恒例の親善対抗戦をおこなう、と発表された。

「交渉はとても進んでいる」とアラゴンは述べ、ケベック州で7月2日から25日にかけて予定されているカナダの少年リーグへの18歳以下のキューバ・チームの参加が決定した、と語った。

このチームは、後日カナダでおこなわれる同カテゴリーの世界大会に向けて準備しているチームと同じになる。

一方、ラプランテ副会長は、カンナム・リーグへのキューバ人選手の参加は非常に高く評価されていると述べた。

「その成績も、その行動もすぐれている。州で最古のリーグに、キューバの代表チームが加入しているという事実は、すべてが事件である。またわれわれが米国とカナダにまたがり国際的に活動している第一のリーグであることも重要である」、とラプランテ副会長は語った。

「キューバ人選手の参加はリーグにとって偉大なお祝いになる。これは単に野球だけにとどまらない文化的な交流である。キューバは野球で多くのことを表現しており、そのチームをもてることは私たちにとって輝かしいことである」、とラプランテは語った。

カンナム・リーグの関係は4年前にユニエスキ・グリエル(キャピタルズ)の移籍で始まった。そのあと6選手がキャピタルズとオタワ・チャンピオンズに在籍した。

「カンナムと日本のプロ・リーグにおけるキューバ野球選手との契約の関心はすでに明らかで、それはわが国のスポーツ選手の質の高さを実証している。各チームと各組織がMLBとの交渉を後押しし、手助けする一歩となる」、とアラゴンは表明した。

「MLBとは現在交渉を続けている。カンナム・リーグや日本リーグへのわが国の選手の参加が増え続けることは、私たちにとってとても重要である。それはMLBとの交渉を後押しし得る。」、とアラゴンは強調した。

キューバ人野球選手は、大リーグで自由な契約をおこなうには、自国での居住権を放棄しなければならない世界で唯一の国民である。それは米国政府が50年以上にわたってキューバに対して課している経済封鎖の法律が原因である。

現在MLBで活動しているキューバ人選手の多くは、人身売買の手引きで命を危険にさらしながら国を捨てた人たちであり、これが両国間の交渉の問題の核心である。

MLBとの合意がなされない限り、キューバ人選手はメキシコやプエルトリコ、ベネズエラやドミニカ共和国の選手たちのように、MLBに所属しているリーグでプレーすることはできない。

そのキューバ人選手の選択肢のなかに、カンナム・リーグと、世界第二位のレベルを誇る日本リーグがある。

現在、日本リーグでは、キューバ野球連盟のサポートによって、3選手がプレーしている。スター選手アルフレド・デスパイネ(ソフトバンク・ホークス)と、若手のレオナルド・ウルヘジェスとライデル・マルティネス(中日ドラゴンズ二軍)である。

しかしアラゴンによれば、日本の複数のチームが、ロエル・サントス(彼は日本チームとの契約が成立すればカンナム・リーグには出場しない)以外の選手にも関心を示している。それはリバン・モイネロ、オスカル・ルイス・コラース、ヨエルキス・セスペデス、ビクトル・ビクトル・メサであり、最後の2選手は直近のWBCで最も期待される選手にもMLBによって選ばれている。

「日本との契約が年内になされるよう取り組んでいる。交渉はうまく進んでおり、キューバ野球の発展のために実現するよう期待している。」、とコミッショナーは語った。


ロエル・サントス、2017年WBC守備


リバン・モイネロ、国内リーグ


オスカル・ルイス・コラース、23歳以下国内リーグ(2017年4月5日)


ヨエルキス・セスペデス、2017年WBC


ビクトル・ビクトル・メサ、2016年国内リーグ

Béisbol cubano amplía negociaciones con Canadá y Japón a la espera de pacto con MLB
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/126448-beisbol-cubano-amplia-negociaciones-con-canada-y-japon-a-la-espera-de-pacto-con-mlb



posted by vivacuba at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol
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