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2017年08月23日

O157の弱点!?

食中毒といえばO157が有名。

日本ではO157とシンプルな呼称で呼ばれていますが
正確にはベロ毒素産生大腸菌または腸管出血大腸菌O157:H7。

O157はベロ毒と呼ばれている極めて強い毒を作ります。

このベロ毒素が体内に入ると
大腸の粘膜から吸収されて粘膜細胞のリボソームを破壊!
タンパク質の合成を阻害して細胞を死滅させます。

※リボソーム
細胞内のタンパク質製造工場の役割を持っていて
タンパク質の合成を行います。



感染した時の症状

■腸から出血
■血便が出る
■腹痛が起こる
■血液中に取り込まれると赤血球を破壊
■血液中に取り込まれると腎臓の尿細管細胞を破壊


さらに、症状が進行すると
痙攣や意識障害などの脳障害を引き起こします。
最悪の場合は死に至ります。

というのも、脳の毛細血管にある
毒性物質の侵入を妨げる働きをしている血液・脳関門を
ベロ毒素は突破してしまうから。



O157(ベロ毒素)はわずか100個程度の菌でも食中毒になります。
さらに、二次感染も起こりやすい。

低温にも強いため冷蔵庫内でも生きています。
酸にも対する耐性もあるので胃酸の中でも生き続けます。


ベロ毒素はボツリヌストキシン(ボツリヌス毒素)や
テタヌストキシン(破傷風毒素)に匹敵する
大変強い毒性を持っています。


が、しかし!!


O157にも弱点があります!それは熱に弱い。

熱に弱いので75℃の温度で1分間加熱すると
菌は死滅します。

O157の最良の予防法は食品を内部までしっかり加熱する。
O157の予防法はこれに尽きます。


最後に、1996以降
日本ではそれまであまり馴染みのなかったO157。

なぜ、多発するようになったのか?

除菌・抗菌グッズブや抗生物質を多用による
免疫力低下も原因のひとつかも。

抗生物質を服用すれば悪い菌は確かに死滅しますが
体を守っている良い菌も死滅します。

体を守っている菌が死滅すると
体は当然、無防備な状態になるため感染しやすくなる。


除菌・抗菌グッズや抗生物質を多用することで
自身の体を自身で弱くしているのかもしれません。


抗生物質に限らず他の薬も同じです。
多用すると毒へと変わる。
元は薬も毒なのだから当然と言えば当然のことなんだけど。


最後はちょっぴり話がそれちゃったけど
O157の弱点!?のお話でした。


地球の末路!?




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