映像の遊び - Magic of Love -: Perfume好きな一夫の日々

2017年06月24日

映像の遊び - Magic of Love -

今回はPerfumeの話題です。

先日、WOWWOWで5月28日に放送された「Perfume スペシャルプログラム～collaboration～」（関連記事「アナログなMusic Video ーVOICEー」）の中で、関和亮氏がPerfumeの3人に「どの撮影が大変だったか？」という質問をした際に3人とも「Magic of Love」という回答をしました。

原因はダンスの振り付けを逆順に行うというもので、映像ではそれを逆再生します。これは3人もかなり苦労したと語っています。できあがったMVはCGを駆使し、同じ人物が何人も登場したり、画面をめくると違うメンバーが登場したり、逆再生で上から下に落ちるものが昇っていったり、大変、面白い映像となっています。舞台やセットによる工夫とは異なる、CGと逆再生による不思議な動きは見ていて楽しいです。

【動画】[MV] Perfume 「Magic of Love」

これまでのPerfumeのＭＶ撮影で関和亮氏は様々な工夫や取り組みをしてきています。
（関連記事「Perfumeの映像の要「関和亮」）
メジャーデビュー前後は予算もなく、そのために様々な工夫をしたことが後々の映像で生かされているようです。初期の頃で印象的なのは「コンピュータシティ」のＭＶ映像で、文字をプログラムにぶちこんで、手作業ではやらないようなプログラムバグみたいな出し方をしたいと意図的にやったそうです。プログラムのバグなど偶然の産物を映像化したところが映像ディレクターとしてのセンスなんでしょう。また「コンピュータシティ」はMV映像のみならず、中田ヤスタカ氏の曲でいけると確信した重要な曲であるとPerfumeのメンバーは語っています。今後もPerfumeの魅力を引き出す映像に期待しています。

【動画】[MV] Perfume「コンピューターシティ」